リンク
尾瀬の花図鑑 尾瀬の花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
シロバナエンレイソウ ユリ科 エンレイソウ属 白花延齢草 別名:ミヤマエンレイソウ
九州〜北海道の山地・亜高山・高山にの湿った林縁に分布する多年草。

葉は3枚、緑色の外花被片が3枚、白い花弁のような内花被片が3枚と、3づくしの花。

仲間のエンレイソウの白花種(アルビノ)と思われ勝ちだが、シロバナエンレイソウには前記したように外花被片と内花被片が3枚づつあるに対して、エンレイソウは外花被片のみ3枚あり内花被片はないので、エンレイソウの白花種(アルビノ)でないことが分かる。
白花延齢草 延齢草
尾瀬ではシロバナエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ)は数が多く、特に鳩待通り〜山ノ鼻の間と、尾瀬ヶ原林道(尾瀬ヶ原:見晴〜尾瀬沼:沼尻)には多い。

皆さんにお教えするのに一番分かり易い所は山ノ鼻で、至仏山荘方向から公衆トイレに行く分岐路の看板の下に生えていて、毎年6月には白い花を咲かせております。

多様性の尾瀬、白い花の中に、色変わりの薄い紫色のシロバナエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ)も稀に見つかります。