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尾瀬の花図鑑 尾瀬と花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
オオニガナ キク科  フクオウソウ属 大苦菜
近畿〜東北の山地・亜高山の湿地・湿原に分布する多年草。

名前の通りニガナの中では大型なニガナで、高さは1mほどになりますが、特徴は高さではなく、直径が2cmほどになる花のボリュームです。ボリュームがあるせいでもないでしょうが、花は上を向くことはなく、横向き・下向きに咲いています。
尾瀬でもありふれた花ではなく、訪れる時期と場所を選ばないと、偶然でしか見られません。

尾瀬ヶ原でも山ノ鼻田代と上田代では木道近くでは見られず、研究見本園、中田代の一部、東電尾瀬橋のたもとの尾瀬川田代、下田代の赤田代分岐(東電小屋分岐)〜見晴(下田代十字路)では或る程度の株数がありますから、8月下旬〜9月中旬に通る時には探してみて下さい。

研究見本園では、小回りコースのアチコチに、

中田代では、牛首三叉から竜宮に向かって、下ノ大堀橋を渡った先:10mほどの左手付近、

尾瀬川田代(東電尾瀬橋左岸側)では、主に山側(東電小屋から東電尾瀬橋に進む左側)

下田代では、下田代A地点下田代B地点の間の主に燧ヶ岳側