リンク
尾瀬の花図鑑 尾瀬の花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
ニリンソウ キンポウゲ科  イチリンソウ属 二輪草
九州〜北海道の平地・低山・亜高山の日陰・湿地・湿原・沢沿いなどに分布する多年草。

多くが二輪の花をつけることからニリンソウと名づけられたが、実際には一輪の場合も三輪の場合もある。花弁に見える物は萼片で、多くは5枚あるが、中には6枚・7枚の花もある。

ニリンソウは思いのほか分布範囲が広く、板橋区の区花となっているほど関東平野部にも多いが、上高地・尾瀬にも大群落があるほど亜高山地帯にも多い。


サンリンソウも似たような環境に生えているので、間違えないようにしたい。
尾瀬では、尾瀬ヶ原林道のイヨドマリ沢の尾瀬沼側、その先のダンゴヤ坂付近、平滑ノ滝近く、赤田代、冬路沢橋の一ノ瀬側の下、山ノ鼻の研究見本園などの山道・湿原で、5月下旬〜6月上旬のミズバショウ最盛期に白いニリンソウの花の群落が見られる。