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尾瀬の花図鑑 尾瀬の花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
マムシグサ サトイモ科 テンナンショウ属 蝮草
九州〜北海道の低山・山地・亜高山のやや湿った場所に分布する多年草。

仲間のヒロハテンナンショウとの見分けは、ヒロハテンナンショウは茎にマムシ模様がなく、5裂した葉が一枚だけで、背丈が低くて柔らかい感じがするに対して、マムシグサは茎にマムシ模様がクッキリとあり、葉が何枚もついていて、背丈が高くて立派な感じがする、です。
マムシグサ 広葉テンナンショウ
尾瀬ではヒロハテンナンショウはアチコチで生育していますが、マムシグサは多くありません。

道行沢(バス停:沼山峠から七入に向かう旧沼田街道)の抱返ノ滝の入口付近、一ノ瀬休憩所〜冬路沢の林縁にもありますが、判りやすい場所は中田代:竜宮小屋付近です。

竜宮十字路から竜宮沼尻川橋に向かい、竜宮小屋を右に見送り直ぐ先の公衆トイレへの分岐路と竜宮沼尻川橋への木道が造るY字型の付け根:竜宮A地点にマムシグサはあり、7月中旬に花を咲かせ、9月中旬には真っ赤な実をつけております。