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湿原29:横田代


燧裏林道 横田代
横田代には棚田のような池塘があり、5月中旬には厚い氷が張っています。 横田代には背の低い針葉樹が割りと目に付きます。
10月ともなると見事に紅葉してきます。 尾瀬ヶ原方面から進むと「」の字型に木道が曲がっています。
横田代という名の湿原は尾瀬には2ヶ所あり、1つは鳩待通りの鳩待峠〜アヤメ平の間にあり、もう1つは燧裏林道にありますが、両方とも名前のように傾斜しています。横田代の「横」とは傾いているとの意味があるとのことです。

御池から2km・尾瀬ヶ原見晴(下田代十字路)から7.4kmにある横田代の中を通るコースは、中間地点近くで大きく曲がっていて、尾瀬ヶ原側にはハイイヌツゲが垣根のように木道に沿ってあり、御池側には幾つもの池塘があり、傾斜した湿原に棚田のような感じで並んでいます。

横田代の花はネバリノギランの他は、燧裏林道・尾瀬ヶ原・尾瀬沼沿岸湿原でも多く見られる花で、ここ燧裏林道での撮影対象は池塘を絡めた風景、それも秋の紅葉時だと思っております。

横田代にはベンチは設置されておりません。