ぬまづ 通信 第40号 発行人:小澤治子
発行日:01/12/10
住 所 : 沼津市 

「お祝い事」

 実家の父は十月で八十八歳になり十一月に六十一回目の結婚記念日を迎えました。そして今年の秋の叙勲で、勲五等瑞宝章を受章しましたので子、孫、曾孫が下田に集まり、全部まとめてお祝いの席をささやかですが設け会食しました。
 父は歩く時や、食が細くなってきて、それに耳が少し遠くなったことも年齢を感じさせますが、車の運転は続け、買い物や郵便局、理髪店等へ気軽に出かけています。(日中のみで行動範囲は大分狭まりました)家にいる時は本を読んだり、コンピュータで囲碁を楽しんだり、今は年賀状の印刷に励んでいます。
 母(八十四歳)は、入れた入れ歯が合わない悩みを長いこと持ちながら、二人の健康を考えて食事の支度等色々工夫して、食卓に出しているようです。
嬉しいことに休んでいた詩吟の稽古も再開したと言っています。
 次は卆寿そして母の米寿とお祝いは続きます。その頃は家族も増えて、もっともっと賑やかな席になることでしょう。
二人ともその日まで元気でいてほしいと願っています。

私の実家の事ばかり書いていますが、主人の父は九十四歳で母は八十七歳で八年前、九年前に相次ぎ亡くなっています。  
                私達夫婦は長生きの家系のようです。



「万福、百笑いの湯」

 手芸教室の先生を含め七人で日帰り温泉に行きました。お教室から車で小一時間で行ける大仁「万福、百笑いの湯」と言う施設です。
一人二千円の入場料を払って一日ゆっくり出来ます。
ここは数種類の浴槽にサウナ希望すれば砂風呂、あかすり、マッサージも受ける事ができ、その他、無料仮眠室や無料マッサージ機、清潔なタオル等備品が揃っていて至れり尽せりのサービスが嬉しいです。
 私は四十歳の頃から長い間、体が温まると温まったところにジンマシンが出て苦しみました。特に入浴は「ああ〜気持ちがいい!」と感じる前に湯船を出ないと大変です。全身赤くなって痒くて!痒くて!
 その後、沼津に住むようになったのが良かったのか、年齢と共になのか、何時の間にか自然に治り温泉にも行く事が出来て喜んでいたのですが、この頃又、入浴後の痒い!が始まりました。
 温泉大好きですが、カユイ!の苦しみを思い出すと不安だったのでぬるい浴槽を選んで「からすの行水」の後、四十分間コースのマッサージで凝った肩や足腰を揉みほぐしてもらいました。あかすり体験者は「次もこのコースを」と言う程お気に入りのようでした。
休憩室で食べたり、お昼ねをしたり思いのまま過ごした一日でした。

「ポリバルの集い」

石井シュクリシュナ先生の各教室の生徒が一同に集まり今年もハロウィンとクリスマスそして発表会も兼ねて「第五回ポリバルの集い」のパーティが開かれました。
子ども、大人、ゲストを含めると一〇〇人の参加者で会場は華やかで賑やかでした。
 幼児の英語遊び、子どもクラスの「三匹の子豚」の英語劇など先生も子ども達も一生懸命でした。
 私のクラスは歌の披露を、ただ歌うだけではつまらないと仮装する事になり、悩んだ私は、娘の赤い着物を短くして着て、クルクル巻いたバスタオル孫の浴衣を着せて帽子をかぶせて赤ちゃんを作り、それを負ぶって「子守りねえや」に変装。恥ずかしい姿でしたが、皆さんには楽しんでもらえました。
 英語で紙芝居、インド舞踊やベンガル語で詩の朗読、刺繍の展示とお料理の体験報告など楽しい時間でした。
連日準備に追われた先生、お疲れ様でした。



「期待を込めて」

皆様は「年末ジャンボ宝くじ」をお買いになりましたか?
 一昨年末、父から頼まれて横浜で買った券で百万円が当たったことがありました。その後、父も私も夢を持って沼津で買いつづけているのですが、いつも末等ばかりです。夢の実現は、もしかしたら横浜で買ったなら当たるかもしれないと、それを口実に孫に会いながら都会の賑やかさも体験しながら出かけました。
一等とは言いませんが二等イヤ三等でもいいです。アタッテ!
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01.12.10発行