ぬまづ 通信 第38号 発行人:小澤治子
発行日:01/10/10
住 所 : 沼津市 

「お彼岸から」
急に涼しくなりました。

皆様、季節の変わり目、お変わりございませんか?
 この頃、ベランダに出ると金木犀の香りがかすかにしています。三年前に買った木に今年初めて花が咲きました。
今年は、月下美人、幸福の木、そして金木犀と我が家にとって嬉しいお花の開花でした。今年も残すところ二ヶ月、良い事が有ると信じているのですが・・・

「生春巻き」と「サクサクビスケット」
 テレビの番組で「生春巻き」を作っているのを見ました。
ピーナツ粉と味噌と唐辛子を使ったつけダレが美味しそうです。番組のホームページで調べて材料と作り方を印刷しておきました。
 一品持ち寄り食事会の時、持って行ったら好評で、気をよくした私は、家で二、三度続けて作ったところ娘から「美味しいけれど忘れた頃、又作ってネ」と言われてしまいました。
 過去に「ピラフ」「アップルパイ」「豚の角煮」「ゴーヤチャンプル」等、数々「美味しいね」と言われると嬉しくて何回も続けて作っては「もう**ブームは終わりにして!」と良く言われていました。
 次の持ち寄り食事会まで材料は残したままになりそうです。

おみやげに五〇〇種類の写真入お菓子の作り方の本をいただきました。
でも・・・困りました。全部英語です。
見ているだけでも楽しむ事ができますが、作ってみたくって、娘に助けてもらって、作り方を日本語にしてみました。
材料にライスフラワーと書いてありました。
小麦粉に上新粉入りの簡単で美味しいサクサクした食感のお菓子が出来ました。
これも「ビスケットブーム」になりそうです。
日本語に訳す事は大変ですが、次はパイナップルを使ったお菓子を作るつもりです。
楽しみはまだまだ長く続けられそうです。
「私の注意不足から」
 娘の家族と伊東温泉に一泊予約して、当日は、午後三時に現地集合と決めていました。主人の毎週末の仕事「熱帯魚の水槽」を掃除した後、昼食を済ませて出発しました。
約二時間弱で目的のホテルに着きました。
孫とお風呂に入った後、夕食です。先に食べ終わった孫が「おしっこ」と言うのでパパもママもまだデザートを食べ終えていないので私が抱っこしてトイレに向かいました。
その時スリッパを履いていた私は、トイレの前の廊下で孫を抱いたまま転んでしまったのです。
孫は頭を「ゴッツーン」と打ってしまいました。ビックリしたのと痛かったと思います。大声を出して泣いてしまいました。泣き声を聞いてパパもママも主人も飛んできました。
 お部屋に戻ってから心配で、心配で、すぐ私は、「ぬまづ通信三十六号」に書いた脳神経外科の西島先生の奥さんに電話をしたところ「主人に連絡しておくから直接聞いたほうがいいでしょう」と先生の電話番号を教えてくださいました。私の話を聞いた先生は「大丈夫でしょう、でも子供はショックから吐いたり熱を出す事があるから何か有ったら何時でもいいよ、電話を下さい」とご親切におっしゃって下さいました。
 電話を切った後、本当に孫は吐いてしまいました。又、すぐ電話をすると「脳内出血はしていないと思うが安心する為にも帰って診察を受けたら、当直医に言っておくよ」との助言、すぐホテルのフロントに事情を話して、お会計を済ませ、西島病院へ直行しました。
 車の中で孫はママの腕の中ですやすや寝息を立てている様子です。私は、もしこのまま・・と考えると胸のつぶれる思いでした。
パパもママも主人も転んだ現場を見ていませんから、きっと私以上に不安で心配だったと思います。
私の不注意から、孫にも皆にも申し訳ない事をしてしまいました。
 病院で頭部の断層写真の結果は「心配ないでしょう、でも一週間位注意してください」との事、皆ホッと胸をなでおろしました。
 痛かった事、初めて吐いて気持ち悪かった事、診察室の恐怖等、何時までも孫の心に嫌な思いが残らない様にと願いました。
 翌朝、「ご飯まだ?おばあちゃんふりかけにしてね」と孫は何時もと変わらず言いました。
孫は、おばあちゃんのこと許してくれていたんだと嬉かったです。
一週間過ぎた今日「元気よ」と連絡がありました。安心しました。

私は何故か若い頃から人より転ぶ事が多いいようです。
「注意不足だ」と言われれば返す言葉がありません。気をつけます。
  
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01.10.10発行