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ぬまづ通信 22号 |
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「母の味」 実家の裏に季節になると蕗がたくさん出てきます。 母が「伽羅蕗」を作って送ってくれていましたが、娘から「おばあちゃんの味覚えておいてね」と言われ、二、三年前から生の蕗を送ってもらって作るようになりました。 先日、実家へ行ったとき、たくさん取って帰り二回目の「伽羅蕗」作りをしました。成長して硬いから皮を剥いた方が良いよ、とアドバイスされ指先を灰汁で黒くさせて作りましたが、あまり軟らかく出来なかったです。母の味に近づいたと思う出来上がりや、まだまだ回数を重ねなければと思ったりと色々です。 ![]() ![]() 伽羅蕗とは蕗の茎を醤油、酒などできゃら色に煮つめたもの(小学館辞典より) きゃら色ってこんな色ですか?もう少し煮つめたほうがきゃら色でしょうか? |
「梅雨入りを前に」 梅雨に入る前に以前から気になっていた押入れの整理を始めました。まず必要な物、捨ててもいい物に分けようと思いとりあえず押入れの中の物を出してみました。こんなに入っていたのかとびっくりする程詰まっていました。 年代別に袋に入れた領収書や手紙類、電気器具の説明書と保証書等、袋の中を整理すればすっきりするのですが時間がありません。又、袋のまま必要な物として仕舞ました。 きれいな包装紙や紙袋、箱類も沢山出てきました。 数年前のカレンダーは刺繍の図案にと思って仕舞ったことを思い出しました。これらも全部捨てきれないのです。 布団類は夏物を出せば冬物を仕舞うことが毎年の事ながら大変です。布団圧縮袋を利用してみようかと思ったりしています。 整理上手は捨て上手と聞きますが難しいですね。二日掛りで何とか片付けました。 六月は梅酒を作ってラッキョも漬けて、雨の日が続いたら雨に似合う紫陽花の花を見にも出かけたいし忙しいです。 ![]() 季節の花で玄関を飾ってみました。 紫陽花は傘立てにすっぽり入りました。 |
「トルコ出身のお友達」 トルコ出身のお友達と三、四年前に「ワンハート孔雀」という会を通してお付き合いが始まりました。知り合った頃、とても正しい日本語を話す彼女にびっくりしました。日本人のご主人と結婚して日本に住むようになって今年で二十年になるそうです。 プロフィールを拝見すれば日本語弁論大会で「日本人と国際性」というテーマで発表したり、日本の風俗施設に母国名が使われていることにショックを受け、廃止要求のため各分野に積極的に働きかけ活動して改変させたり、ラジオやテレビでトルコの事を紹介したり、その他にもここに書ききれないほどの活動をしてきています。 現在は各種の講演会講師やイベントのパネリストとして活動をしながら、トルコ語、英語、トルコフォークダンス、トルコ料理も教え、毎年、数人でツアーを組みトルコ旅行の案内もしています。 今年は六月十三日に出発します。彼女とお仲間はトルコの紺碧の空と海を堪能することでしょう。 遠い国トルコへ私も行ってみたいです。 昨年の八月に母国を襲った大地震で被害を受けた人々の為に、すぐ代表になって「トルコ地震チャリティ公演」も開きました。五月二十八日には第三回目を開催しています。今回の公演の義援金の一部は、有珠山の被災者の方々にも送るそうです。毎回、公演の準備や出演する皆さんはボランティアです。大勢の方々がお手伝いしています。これも彼女のお人柄だと思います。 第三回公演には都合が付かず行けませんでしたが一回、二回公演は楽しみました。 ![]() 第一回「トルコ地震チャリティ公演」で司会をする代表と出演者 E-mail ozall@anet.ne.jp |
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