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住 所:
2000/3/10
小澤治子
沼津市
E-mail: ozall@anet.ne.jp
願いこめ はやばや仕舞う お雛様
娘の初節句に、実家の母が七段飾りのおひな様を買ってくれました。
その当時は住んでいた家もわりと広く家財道具も余りありませんでしたので私達は季節になると喜 んでおひな様をお飾りしました。
でも、家を引越ししたり、娘達の机やベット等、家具も増え、おひな様を出す空間がありません。そこでおひな様は、私の実家に引越ししてもらいました。二十数年前のことです。
地方によっては旧暦でひな祭りをやりますが実家もそうです。
私は、春休みになるとひな祭りを口実に子供を連れて毎年、実家に帰りました。
娘達は成長して行動が共に出来なくなり春休みの行事も疎遠になってしまいました。
段の組み立てや片付けは大変なことなのに毎年母は、段飾りをしておひな様にお供え物をして「おひな様出しました」「おひな様しまいました」と報告してくれていました。
十数年前からは内裏雛だけですが「おひな様を出しました」と電話をくれます。申し訳なく思うのですが母は 「出来る間はね」と言っています。
片付ける時期などあまり気にしていなかったのですが、この近年、とても気になり出しました。
私の手作りおひな様は、はやばや片付けました。
そして、旧暦のひな祭りには実家に行き、お片づけは心をこめてしまおうと思っています。
ちなみに、孫には横浜にも、沼津にもおひな様が引っ越ししてきたら大変ですから、出すのも、飾るのも、しまうのも、楽な物にしました。

七段飾り 昨年の作品刺繍です 和紙で手作り
実家へ引越ししたお雛様 昨年の作品刺繍です。 和紙を使って手作りです。
赤米
赤米をご存知ですか?
「頂き物ですが、食べ続けると元気になるそうです」とお友達が持ってきてくれました。伊豆の旅館で薬膳料理として使っている所もあると聞いたことがあります。
早速、白米に一割ほど混ぜて普通に炊いてみたら丁度お赤飯のような色合いになり、少し硬めで普段でも硬めのご飯を好む私は、好きです。炊き上がりは香ばしく噛む回数も多くなり元気になると言った言葉が納得できる気がしました。
ちょっと赤米ついて調べてみました。

静岡県の登呂遺跡より出土された種もみをルーツとする古代米で神事の供物として使われていた。
稲は丈が長く倒れやすく栽培も難しい。現在のお赤飯は、赤米の変わりに小豆を入れ赤いご飯にしている。
とありました。
先日、ゆばと豆腐懐石のお店に行ったところコースの最後に出てきたご飯は、もち米に赤米と松の実が入ったお赤飯でした。
少し塩でお味が付いて美味しかったです

家もごま塩を振ったりして頂いています。
赤米の炊き上がり
第十八号「いつか近いうちに」の続き
妹夫婦が我家に来た時、各家の所帯主に「台湾に行きたいのですが・・・・」と妹と二人でお願いしてみました。
オッケーが出ましたので、三月の連休を利用しようと早速ツアーの申し込みをしました。
台湾へ是非御出でください、と何時もお誘いくださる方に手紙で知らせましたところ、「詳しい日程を知らせてください。皆と連絡を取り空港まで出迎えます。そして、先生が住んでいてあなたが赤ちゃん時代過した場所にもご案内します。(妹と私の出生地は高雄です。)その後、お食事をご招待しますので何がお好みか言ってください」とご親切なファックスを直ぐにいただきました。(ファックスは便利ですね。私も急ぎの用件は、ファックスを利用することにします。)
空港までお出迎えとはおおごとになりそうです。
でも、観光旅行では接することの出来ない台湾を知ることができるチャンスですので、御好意に甘え楽しみたいと思います。
ただ私たちは、団体旅行なので時間と行動に制限が有るのが残念です。
次号に続く
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