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ぬまづ通信 18号 |
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「お茶のお稽古」 三年と少し通ったお茶のお稽古ですが、今回の「初釜」と一月のお稽古で、当分の間お休みすることにしました。 茶道は、お茶碗、棗、掛け軸、花器にお花、その他、お道具のことを勉強するのは大変です。本当に奥が深いです。茶道の入り口を、うろうろと足踏みをして終りましたが、良い先生と出会い娘も、私も、お稽古を通して貴重な体験をする事が出来ました。 時間に余裕が出来たら又、お稽古を再開したいと思っています。 ![]() |
「こいつは春から〜」 伊豆の私の実家は築後百二十九年の古い家です。(町役場に明治四年の記述あり。) 両親は雨戸をサッシに、廊下は板を張替えて、トイレは水洗に、その他、色々手を入れてきました。私の子供時代、そして若い頃と比べるとずいぶん暮らし良くなってきていますが、この三、四年前から床の根太板が傷みはじめ今年が限界かと思われるほどになりました。 お正月に、妹と「直しておかないと皆が集まった時、床が抜けるね。」「見積もりを取ってもらいましょう。」と母に話して帰ったのです。 松飾りも取れたある夜、父が「あんたに頼んで買ってきて貰ったジャンボ宝くじ、忘れていたが、今調べたら百万円当たっていたよ。お駄賃を上げなければね。」と嬉しい話です。 そして、もう一度確認してみると言って電話を切りました。 次の電話で「間違いなさそうだ。床の根太板を直そうと思うよ。」と言ってきたのです。妹も私も大喜びです。 父の宝くじ購入の歴史は長く、だいぶ投資してきているようですが、初めての体験のようです。 私も長い間買いつづけています。だんだん当たる順番が近づいてきているかもしれません。 夢を買うだけに終わるかも・・でも買わないことには始まりません。これからも続けて買うことにしました。 自分のことのように「こいつは春から〜」と喜んだ年の初めでした。 |
「いつか近い内に」 父が台湾で教員をしていたので妹と私は、台湾生まれです。 その頃の、父の教え子の方達は、クラス会を年に一度開き私達親子のことも話題にしてくださっているとのことです。 来日すれば伊豆まで訪ねて来てくださったり、又私達が宿へ出向いたりと、お付き合いを続けています。 お正月になると頂いた、年賀状を見ては、「いつか台湾へ行きたいとね。」と話します。 でも実現しない内に両親とも、年をとりました。 今年も「是非、台湾においでください。」とお手紙を頂きました。 両親は無理としても、「いつか近い内に」妹と一緒に、生まれた国、台湾へ行ってみたいものです。 |
「孫の来沼」 新年を横浜で迎えた後、娘夫婦と孫が沼津に来ました。 パパは、仕事ですぐ和歌山へ帰りましたが、二人は十日ほど沼津にいて私達を楽しませてくれました。 昨年の夏は、ママにべったりで抱っこすることもなかなか出来ませんでしたが、今回はコミュニケーションも取れ、何をしても笑いを誘いました。 長時間のドライブになりましたが、伊豆の大おじいちゃん、大おばあちゃんの所へも行きました。成長したひ孫と一年振りで会った二人はとても喜んでくれました。 子供の成長は早いですね。頭の中へ、どんどん知識が吸い込まれているように色々なことを覚えていくようです。 テレビを見て、絵本を見て何を考えているのでしょうか。初体験のはずなのに、食べる物の好きと嫌いはどう区別しているのでしょうか。煮豆が好きで一粒づつおさじですくって食べていましたが、じゃが芋のおかずはあまりお好みでないようでした。 孫が帰った我が家は、おもちゃ箱やチャイルドシートを、又来る日までと言いながら片付けました。 ![]() E-mail ozall@anet.ne.jp |
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