2008年度活動結果

年月日 活動内容
4月19日(土) ・定期総会記念講演会開催
 演題:「地球温暖化」とはなにかー身近な課題を探るー
 講師: 秋山 光庸氏 宇都宮大学名誉教授

  
参加人員は約30名であったが地球温暖化を環境の考 え方の歴史と時系列的な角度から見た通常の視点と異な った内容と身近な家庭住宅の改善、リフォームの話が
 中心で今後活用の参考になった。
・定期総会
  2007年度活動報告、決算報告ならびに2008年 度の活動方針、予算、役員案が全員一致で承認された

5月18日(日) ・「みんなで考えよう渡良瀬遊水池の賢明な利用」シンポジュウムの開催
  ー日本野鳥の会会長 柳生 博さんを迎えてー
 内容:第1部 柳生 博さんに聞く「コウノトリの舞う里」
    第2部 パネルディスカッション

6月1日(日)
・「小山市環境都市宣言」のクリーン作戦と記念式典に参加
1.クリーン作戦(参加2名)
  場所:市役所から式典会場までの清掃作業

  時間:8:00〜9:00
2.記念式典(参加)7名)
  場所:白鴎大学東キャンパス白鴎ホール
  時間:9:30〜12:35
  内容:白鴎大学ハンドベルクワイア演奏
      エコキッズによる「環境都市」宣言
      エコ・リサイクル推進事業所認定証交付
      エコ・キッズ登録証交付
      ポスターコンクール表彰
      記念講演会 「世界を取り巻く異常気象」
              気象予報士 河合 薫さん
6 月    5 日 (木)
6 月 2 8 日 (土)
「渡良瀬遊水池をラムサール条約登録地にする会」の打ち合わせ会に出席し下記の項目について審議した。
  シンポジュウムの反省
  ・ラムサールCOP10への対応と準備事項
  ・遊水池地元との懇談会開催のための活動
6 月 1 3 日 (金) 小山市グランドワーク事業「環境講演会開催」助成申請が承認された。
6 月 2 0 日 (金) 環境関係の活動をさらに他のグループと連携して実施するため下記の2団体に参加した
 ・容器包装の3Rを進める全国ネットワーク・・・継続参加
 ・「とちの環」県民会議・・・新規参加
7 月 2 0 日 (日)


「環境問題を考える会」(下野市)の総会/シンポジウムに参加
(3名)
した。
  ・ テーマ:レジ袋の削減について考える
  第1部 講演:「レジ袋の削減について」
       講師:服部 美佐子さん 環境ジャーナリスト
  第2部 パネルディスカッション「下野市におけるレジ袋の
       削減について」
  パネリスト      ・下野市環境課長  上野 清一さん
               ・(株)かましん    石島 孝夫さん
               ・下野市在住市民  高橋 佳枝さん
  コーディネーター  ・環境ジャーナリスト 服部 美佐子さん
7 月 2 3 日 (水)

第23回 「渡良瀬遊水池をラムサール登録地にする会」打ち合
わせ会に参加、下記項目について審議した。
   ・ラムサールCOP10への対応と準備事項
 
 ・遊水池地元との懇談会開催のための活動     
7 月 3 1 日 (木) 第5回 「渡良瀬遊水地湿地保全・再生検討委員会」傍聴(2名)
   本検討委員会は学識経験者等14名、行政側7名から構成
   されて首題のテーマについて検討してきたが、ここ3年間未
   開催の空白があり今回再会されたものである。メンバーの
   顔ぶれも変わったため過去4回の結果を再確認し意見交換
   したにとどまった。
   次回から本格的な審議、意見交換が期待される。今後ラム
   サール登録地にするための活動の大きな足がかりとして
   見守りたい。
   なお、午後、第2回目の植生再生実験の結果を現地見学し
   た。



9 月  7 日  (日)
第24回 「渡良瀬遊水池をラムサール登録地にする会」打ち合
わせ会に参加、下記項目について審議した。
   ・ラムサールCOP10への対応と準備事項
   ・今後のラムサール会議、生物多様性会議、鳥獣保護審議
    会議などへの対応スケジュールについて
   ・遊水池地元との懇談会開催のための活動




9 月 1 2 日 (金)
9月の月例定例会で下記の講演会と勉強会の開催を決定した。
(1)秋の環境講演会
   ・テーマ:現在絞られた2つのテーマについて出来るだけ
    早く講師との交渉を進める。
   ・日時:11月16日(日)13:30〜16:00
   ・場所:小山市中央公民館視聴覚室
(2)月例定例会で下記の勉強会を行う。
   ・ごみ焼却灰溶融スラグを土木・建築材料に利用した場合の
    問題点・・・・10月10日(金)
           ・川上 勝弥氏 小山高専建築科准教授
   ・小山市の温暖化対策について
   ・小山市のごみの分別収集の実態と今後の課題
    上記2項については小山市環境課と講師を交渉する。


9 月 2 8 日 (日)


小山市第1回分野別ボランティア交流会に参加
  (小山市ボランティア支援センター主催)
   ・環境分野の4グループが集まり、相互の勉強会援助や情報
    交換について話し合いを行った。




1 0 月 1 0 日 (金)

10月定例会と特別勉強会を開催
(1)定例会
   ・秋の環境講演会の実施詳細が決定
     演題:小山のまちづくりと景観
     講師:瀧澤雄二氏 小山高専教授
     日時:12月7日(日)13:30〜15:30
     会場::小山市中央公民館視聴覚室
   ・カーボンフットプリント(サッポロビール)で意見交換
     今後ライフサイクルアセスメントとの関連に注目が必要
(2)特別勉強会・・・会員以外の関係団体も参加
   ・ごみ焼却灰溶融スラグを土木・建築材料に利用した場合の
    問題点について
     講師:川上 勝弥氏 小山高専建築科准教授
    土木・建築材料に占める総量は少ないがエコセメントを
    含めて各種情報の収集と解析などが必要
1 1 月 1 5 日 (日) 第25回「渡良瀬遊水池をラムサール条約登録地にする会」打ち合わせ会に出席し下記の事項について審議した。
    ・ラムサールCOP10(韓国)への参加の結果報告
    サイドイベントで[渡良瀬遊水池の紹介」を河地氏(日本野
    鳥の会栃木県支部長)が行い今後の登録地へつなげた
    活動になった。また今回の
水田湿地決議の採択は農業
    湿地としての水田の賢明な利用を強調しているので我々
    の活動に大いに活用できる。
    ・地元に対する活動の進め方を考える上で、小山市がどの
    ような対応を考えているのか調査する必要がある。

1 1 月 1 9 日 (水)
1 2 月 5 日 (金)
渡良瀬遊水池をラムサール登録に関する小山市環境課長との面談結果、我々の3年間かけての運動がようやく実を結び小山市も腰を挙げて活動を開始することが確認された。
    ・市長の公約でもあるのでCOP11の登録されるように積極的
    に推進する。

     ・年内に推進の組織を決め、3月までに地元に検討委員会
    を立ちあげ4月からは活動を開始したい。それと並行して
    周辺の関係自治体に歩調を合わせて活動するよう働きか
    ける。 
 
      

1 2 月 7 日 (日)
秋の環境講演会を開催
 講師:瀧澤 雄三氏 小山高等工業専門学校 建築科教授

 演題:小山のまちづくりと景観
  約35名の参加者のもとに下記の内容について講演があった。
(1)まちの高齢化の状況
(2)まちづくりの基本
(3)景観の法律上の位置づけ
 小山市はコンパクトシティとしては丁度いい規模(人口、面積など)であり平成17年に景観行政団体として指定され平成19年に景観計画が作成されたが重点地域の2地区(西口、東口)の景観指針作りが始まった段階である。
 海外の景観先進地域の事例を見ても。海外では伝統的なつながりと住民がまちを作るという意識の差があるが、これは今後、市民の克服しなければならない課題である。
我々のまちの景観は他人が基準を決めてどうぞと言う訳にはいきません。我々自ら自分たちで決めそして作るものであることを強く実感させられました。
1 月 1 9 日 (月)
・当会世話人の岡田太平さんが突然の逝去
 当時の朝も宇都宮のボランティアで山林整備に元気に出かけられたそうですが活動中に急逝されました。ご冥福をお祈りします。
当会の設立以来、世話人を勤められ常に野外活動の先頭に立って活動していただきました。本当に残念です。
・「渡良瀬遊水池をラムサール登録地にする会]が小山市と共催で渡良瀬遊水地のよし焼き見学とラムサール学習会を開催する計画が決定。また活動をさらに促進するために小山市長との懇談会も決定した。

2 月 2 7 日 (金) ・小山市一般廃棄物処理基本計画(素案)のパブリックコメントに応募
 基本計画全体に共通して改善して頂きたいことと基本方針と目標値設定についての5項目の意見を提出した。
3 月 6 日 (金) ・小山広域保健衛生組合議会傍聴
 焼却灰裁判結果と広域設備計画の重要案件の報告があった。いずれも今後フォローしていかなければならない内容である。
3 月 7 日 (土) ・水環境保全研修会の「いのちの水を汚染する化学物質」講演会を受講
 (下野市生活学校やよい会主催・環境問題を考える会協賛)
 我々の生活に関わる化学物質の汚染は主に医薬品・抗生物質、環境ホルモン、合成洗剤とその分解産物の3分類になるが今回は合成洗剤とその分解産物の説明があった。かなり改善はされてきたが、汚染は累積され続けている。影響の有無は不明な点が多いが問題点も多い。後に影響を残さない「予防原則の道」を踏まえた研究が必要である。

3 月 9 日 (月) 1.渡良瀬遊水池をラムサール登録地にするための小山市長との懇談会開催
 小山市の推進活動をさらに促進してもらうために「渡良瀬遊水池をラムサール登録地にする会」の事務局、構成団体代表(当会も2名参加)が市長に12項目の提案を説明した。市側は、これを参考にして計画を具体化して進めることになった。
2.環境活動実践者研修交流会に参加(栃木県小山環境管理事務所主催)
 環境関係の5団体の活動紹介に「環境市民の会」も参加し会の紹介と活動状況を報告しPRした。
3 月 1 3 日 (金) ・3月定例会で4月の総会記念環境講演会を下記の要領で実施することになった。
 テーマ 「小山市一般廃棄物処理基本計画について」
 講師  小山市環境課担当
 日時  4月19日(日) 13:30〜15:30
 会場  小山市中央公民館視聴覚室
 聴講料 無料
3 月 1 8 日 (水) 1.「とちの環県民会議」情報誌の会員紹介欄に当会の記事を投稿した。
2.小山市ボランティア団体交流会に参加
 約20団体と白鴎大学生10名でカフェ方式の情報交換会を行い、他団体との交流を行った。短時間で色々な多くの団体との交流が出来るので今後活用できる良い方法である。
3 月 2 1 日 (土) 渡良瀬遊水池のヨシ焼き見学会開催(写真あり)
(小山市・渡良瀬遊水池をラムサール条約登録地にする会との共催)
 市民の皆さんに、まず渡良瀬遊水池の魅力を是非見てもらいたいのと、それを利用してラムサール条約登録の理解を深めていただきたいとの目的で開催された。
前日の午前中に少し雨が降ったのでちょっと心配したがその後、天気が回復し温度も上がったので予定どうり開催された。募集人員30名が広報発行の3日目で定員になり急遽定員を40名にして締め切った。当日は快晴で風もなくヨシ焼きは最高の燃え具合であった。ほとんどの人が初めて見たので炎と煙の祭典に大感激しておられた。
今後も継続して渡良瀬遊水池の魅力を適宜見てもらえるイベントを開催し、ラムサール登録の必要性を理解してもらうため努力したい。

                             本年度は「かんきょう通信」は33号〜34号まで発行