kokontei さん
ビッグクランチの広島公演に行ってきたので、早速報告したいと思います。とりあ
えず、2000年11月14日(火)のほうを。曲は、前会場のセットリストと同じ
だったと思います。会場は並木ジャンクションで、客席のスペースだけだと、ほんと学校の教室くらい
だったので、あまりにステージが近くてどきどきしました。わたしは田島氏のマイク
(客席から向かってちょっと左より)のまん前の、前から5列目くらいのとこにいま
した。客席も期待感で(よい感じに)、ざわついていました。開演予定の7時を7,8分まわったころにやっと田島氏登場。なぜかセーラー服に
皮のパンツという格好。「ひろしまー!」とあおりつつ、演奏開始。「ドラキュラ」
は、確かもっと後だったと記憶しています。「ビッグクランチ」からの曲が結構続い
て、最初っから会場も田島氏もハイテンションでした。この日はMCがおかしくっ
て、たとえば「MP」の前は、「つ、つ、つ、次は、盗聴法反対の曲です。と、盗聴
法反対。反対。」という具合に、イカレかけのターンテーブルみたいでした。客席は
和やかに受けていましたけど。「地球独楽」は、「サイケっぽい曲です。」と言っていました。それまではずっと
ぶっ飛ばすような展開で、荒っぽい歌声だったのが、スローになる部分ではちゃんと
聞かせてくれて、さすがでした。客席から、たくさんの手が自然に田島氏を求めるよ
うに伸びて行って、なんだか教祖さまのようでした。途中でマイクの調子が悪くな
り、声が聞こえなくなったのが残念でしたが、ギターのマイクを借りてその場をしの
いでいました。「セックスサファリ〜」では、「渋谷あたり」のかわりに「広島あたり」と歌って
くれ、会場にもマイクを向け、歌詞にあわせたアクションもいっぱいで(「裸にな
る〜」の部分ではセクシーポーズを、「たがいに〜」の部分では手を縛るアクション
もあり)、彼も楽しそうでした。「ORANGE〜」は、ギター一本で聞かせてくれました。「ヤングラバーズたち
にも、オールドラバーズたちにも、ミドルラバーズたちにも」捧げる曲だそうです。
客席は気持ち良さそうに聞き入っていました。歌の途中、ちょっと田島氏がマイクか
ら離れたときになんと生の声が聞けて、わたしはそれに大感激でした。「ショウマン」に入る前、「次はあっち行って歌います。」といったようなことを
言った時、「えー」という声が会場から。彼はおかしそうに「えー」のポーズを取っ
て笑わせてくれました。とてもリラックスした様子で、ナチュラルな笑顔がこぼれた
のが印象的でした。そして自らキーボードを演奏しながらの歌でした。でもこのころ
にはちょっと喉が疲れ気味な感じも。「SEX、SEX」と連発しながら「液状〜」に。「大車輪」は、「労働者に捧げ
る」曲だそうです。このころ、自分がお水飲むときに、会場からの「水ー!」の声に
応えてこっちにもまいてくれました。わたしにも掛かりましたが、その時はなにも考
えずにぬぐってしまいました。しかし、そこで飲んどけば間接キスだったのにー!
と、後で思ったのでした。そのあと、ターンテーブルの人がマイクをにぎり、「もみじまんじゅうー!」、
「(会場)イエー」、「もみまんー(略すとこうなる)!」、「イエー」というコー
ルアンドレスポンス(?)を数度繰り返した後、「あんたらかんたら(よくわからな
かった)MOTHER FUCKERー!」と叫んで、わたしはよく知らない曲に突
入。でも、会場はとても盛り上がっていました。おなじみの曲ではおなじみの盛り上がりで、ジャンプ大会もあり、これだけ盛り上
がれる曲を作る彼はすごいなーと思いつつ気持ちよく踊りました。そして「R&R」
では最高潮の盛り上がり。あのプレスリーのような、作ったハンサムな声もちょこっ
と聞けました。アンコールではオリジナルラブのTシャツに着替えて出てきて、2曲。おなじみの
曲のせいか、2曲とも会場は大合唱でした。全体的に、だれすぎずぴりぴりしすぎもせず、ちょっと余裕のある、いいライブ
だったと思います。今まで行った中で一番楽しかったです、ほんと。なんといってもステージが近いのがいい。汗が光ってるのも、上気したほっぺたも
ほんとに近くに見えて、ステージの彼のテンションがそのまま客席に伝わるような、
一体感のあるライブだったように思います(つまり彼の調子もよかったんだと思いま
す)。あと、この日はギターの人が演奏中に独楽をまわしたりなんかしてました。な
かなか受けていましたが、しかし意外に時間がかかり、翌日のライブではやってませ
んでした。
新しい曲の歌詞はもう間違いだらけで、こっからどこにいっちゃうんだろうという
感じでしたが、そんな細かい(?)ことは気にならないくらいの楽しい時間でした。
今回はこの辺で。ほかにもそこそこ行っているので、覚えている範囲でレポートし
たいと思います。ところで、UMEDA HEAT BEATでの追加公演のチケットを、遅ればせ
ながら11月20日(月)にローソンチケットで購入したところ、なんと1組の67、
68番でした。田島氏のツバが飛んでくるくらい近くで見れるかも知れません。
しかしあんまり人が少ないのは考え物なので、もっと来て欲しいです。