2000年9月17日(日)
岩手・小岩井農場まきば園特設会場
KOIWAI ROCK FARM TILL THE END OF THE SUMMER 2000

●セットリスト

  1. 女を捜せ
  2. ドラキュラ
  3. 地球独楽
  4. 水の音楽
  5. セックスサファリ問題OK
  6. ティラノサウルス
  7. R&R

 #曲順が若干違うかもしれないそうです


荒井さん:

 セット転換の時のドラムが実は次のステージがどのバンドかに最
初に気付くポイントなのだが、グレイプバインの後に配置されたド
ラムは僕が座っていた場所からは見えない。でもすぐ次は田島の番
だと分かった。ドラムを隠していたのは銅鑼。すぐにかぶりつき1m
へ。木暮がステージそでで機材セットを見守る。バンド名が出た瞬
間、歓声が上がった。

<バンドメンバー>
 田島@モズライトギター&ヴォーカル&銅鑼
 L?K?O@ターンテーブル(アフロが大きくなってた)
 木暮@ギター(髪型はオカッパ)
 松本@キーボード&サックス(96年ツアーの花柄Tシャツ?)
 平井@ドラム(銅鑼で見えませんでした)
 神田@ベース(手首まで刺青が)
 
 L?K?Oが一人でステージへ登場。と、ターンテーブルの音が出ない。
苦笑いのL?K?O、スタッフが慌てて何か調整。つまらないミスで音が
出なかったようだ。バグパイプの音に合わせてメンバー登場。田島
は水色のアディダスTシャツに黒の革パン、そしてモズライトを携え
客の声援に応え、ご機嫌。キーボードの松ちゃんに田島が合図。お
い、何か音が二つ出てるぞ。出だし失敗。田島苦笑も、元気に客の
冷やかしに応える。

1.女を捜せ
 気を取り直してスタート。アレンジは変わらないが、演奏は大分こ
なれてきた感じ。この日のこれまでの雰囲気とは全く違ったテンショ
ン。エンディングで田島が銅鑼を思いっきり叩く。いいぞ銅鑼。 

2.ドラキュラ
 意外と言えば意外。ドラムの入らない静かな入りで、途中からテク
ノっぽいアレンジ。

3.地球独楽
 Bメロの「ダ〜リ〜ン〜」のフェイクがたまらなくよかった。田島
の声はよく出ていた。

 「久しぶりにこっちに来れて嬉しいです。」とのMC。
 #岩手は98年LSDツアー、盛岡市民文化ホール以来。

4.水の音楽
 「一個前のアルバムから。」と、「インソムニア」かと思ったところこ
の曲が。アレンジはAメロがオリジナルよりも「宇宙冒険王」的なもの
で、その分Bメロがあまりこれまでと変わらず肩透かしを喰った感じ。
もっと大胆にアレンジを施してもよかったかもしれない。この辺は本
編ツアーに期待。これまでのツアーアレンジのようなアウトロはなし
で、ピタっと終わった。

5.セックスサファリ問題OK
 余程楽しいのだろう、田島銅鑼を叩きまくり。田島吠えまくる。僕
は隣のお姉ちゃんに足踏まれる。
 
6.ティラノサウルス
 これも8月のライヴと同じ、オリジナルに近いアレンジ。

7.R&R
 イントロからものすごく体全体にドカーンと響いてくる。ギターの
リフもドラムも全てまとめて直球で非常によかった。ここでもギター
を捨てて田島銅鑼叩きまくり。マイクスタンドも投げ捨てるし、暴れ
っぱなし。最後に銅鑼を一発叩くとまっすぐステージ袖に行き、椅子
に座り、「イヤー、疲れた疲れた」とでも言うような満足げな顔をし
ていたのが見えた。

 終始気合いが入るも、明るいいい顔をしていた田島。演奏も僕がこ
の前に観た「FACTORY」での演奏よりもこなれており、勢いが感じら
れた。
  
 初めて観たものでは、ガムを咬みながら終始笑みを浮かべて演奏し
ていたベースの神田は、沖山に較べると、若干手数は少ない気がした
が、足を引っ張っているという様子はなかった。今後ツアー本編のス
テージでは「ショウマン」などバラードも何曲かはやるだろうが、そ
ういう時の演奏はどうなんだろうかと思った。

 これまでの出演バンドの中では一番長い、42分の演奏。雨がちらっ
と降っていたが、どうでもいい気分になっていた。


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Page Written by Kiku^o^Sakamaki