はじめて、BLITZの2階席で観た。音がまとまらない、半分くらい座っている、柵に近付くとすぐに警備員が飛んでくる(そんなに危ない柵を作るんじゃない!)と、盛り上がるにはよくない席ということを勉強してきた。
ステージには、巨大なブラインドがかかっている。SE はピヤーンという笙の音からはじまった。ドラムの変拍子が刻む中を、田島がいきなり包帯マンの格好で現れた。これまでとはまったく違う仕掛けだ。これは何だ!?と思っていたら、これまたアレンジをまったく変えてきた「インソムニア」でスタートした。
そこからの流れはいつもどおり。「羽毛」が、前の渋谷でのような、遠く宇宙の果てから鳴っているような感じになっていなかったのが残念。あれは実はマイクアクシデントだったのかな?
特筆は「青空のむこうから」をやってくれたこと。あぁやっぱり特別な1曲なんだ。ちょっとうれしくなった。
「ハニー」では、「泣くのはやめて!」と同時にクラッカーよろしく花火が上がり、銀色テープが会場中に乱れ飛んだ。ちょっと早い、メリークリスマス。女子高生ダンサーズも登場し、大パーティ状態。
本編は短めに終了。ところがアンコールが長い。「サンシャイン」はもちろんだが、「ディア・ベイビー」での熱狂は最高だった。最後はオールキャスト総登場。
オーラスで、田島ひとり登場。ギター弾き語りの「フィエスタ」。歌詞を見ながらというのはアレだったが、しんみりぶりがよかった。