1996年11月26日(火)
渋谷公会堂


●セットリスト

  1. 黒猫
  2. ブロンコ
  3. The Rover
  4. ブラック・コーヒー
  5. 朝日のあたる道
  6. Body Fresher
  7. 少年とスプーン
  8. 接吻
  9. プライマル
  10. Masked
  11. フィエスタ
  12. Hum a Tune
  13. Jumpin' Jack Jive
  14. 青空のむこうから
    encore 1
  15. Let's Go!
  16. Words of Love
    encore 2
  17. Blue Talk


かたやまさんによるライヴ・レポートです。

私にとって記念すべき、11/26の渋谷公会堂のレポートをしてみようと思います。
何故この日が私の記念すべきライヴだったのかというと、それはなんと!最前列だったのです。その場所も、マイク正面よりも少しギター・西海さん寄りという、よく、「ブロンコ」や「Jumpin'〜」なんかで田島がせり出して来る、あの位置だったのです。

私はもう、開演前から緊張しまくりで、「どうしよう、ひとり固まってせっかくの雰囲気をぶち壊したら」などど思っていたのですが、そんな心配は無用、前だと体が勝手に動くものなのですね。
私は普段、手拍子なんかも間奏のところくらいしかしない怠け者なのですが、この日に限っては曲の頭からおしりまでパチパチしまくりなことも結構ありました。
それでも、緊張の方はしばらく収まらず、お腹まで痛くなってくる始末でした(途中の弾き語りコーナーで何とか持ちこたえました)。

この日の曲目は10/24と同じ、つまり、初日の曲順のうち、「ガンボ〜」→「朝日〜」に切り替えたものです。

ステージの田島はというと...照明のせいなのか、肌の色がぬけるように白かった。汗で顔や首筋やシャツのちょっとはだけた胸元がキラキラ輝いている様はまるで石膏や陶器のように滑らかに見えて、思わず触れてみたい衝動に駆られました。

この日はもう、序盤からキレまくり。ピックも3枚投げていました。「Let's Go!」(たぶん)では 、ドラムセットの台に登って空のペットボトルを振り回したりして。その時の水滴が2滴私の顔に、1滴がシャツにかかりました。Oh, Let's cool down.

一度、ちょうど私のまん前あたりで田島がちょっと手を伸ばした時があったんですよ。すかさず、私の隣のノリノリおねえちゃんが手を出して、指先に触れられたらしく、「も〜、夢見ちゃうかも」と、興奮状態でした。
私も頑張れば第2関節くらいまで触れたかもしれないのですが、何せトロいもので。 おまけにその時私はそのおねえちゃんに思いっきり足を踏んづけられてました。あ〜痛。

あと、細かいことを。
● ファンクラブの勧誘トーク(?)はアンコールから「少年とスプーン」の前に移動。
● 確か、「Jumpin'〜」でのコール&レスポンスコーナー(?)で、田島が例の如く「しぶや、しぶや 」と叫んだ後、続けて「渋谷系」と叫んでいました(笑)。
● どなたかのレポートで「Let's Go!」のバックで血管みたいのを映すのはきもち悪い、と言われてたと思うのですが、それが変わっていました。う〜ん、何と説明したらいいのでしょう、赤みの強いいちごミルクを思いっきりかき混ぜた or 何かをぶち込んだ瞬間、みたいな感じです。 ぱっと見の印象はあまり変わらないような...
ちなみに、私が納得のいかないのは、「プライマル」で映した花のバックが「Masked」でもチカチカ映していることです。曲のイメージとちが〜う。
● 2回目のアンコールでバックのメンバーが揃った後、リクオがタカオを引っ張りだす「中途半端な」アクションが追加。もっと派手にやってもいいような気が...
● 田島が黒いバンドの時計をしてた。これって、もしかして会場で売っているやつ?確認はできず。

最後に、私がとても印象に残っていることを。
本編の最後、「青空のむこうから」が終わったあと、田島がウードをやさしく、そっとステージに置くところが何だか好きです。


中嶋さんによるライヴ・レポートです。

渋公の帰りの電車の中興奮の冷めない中書いています。

渋公のライブに行ってきました。席は二階席でしたが、ちょうど右側のコの字型の先端で思いのほかよく見えました。下のスタンディング状態のようなことも少なく比較的に落ち着いてじっくりきくことができました。とりあえずオリジナルラブのライブは初めてですので、いきなりテンションの渦の中ではなにがなんだかわからぬのうちに頭がきれてしまいそうだったのでこのくらいの状態よかったです。それでも右側は制服の女子高校生がはしゃいでいました。

単刀直入に感想ですが、今一つ不完全燃焼でした。かっこいいし、気持ちよかったのですが、なんか自分の中で8割程度の感じなんだ。あんまりこういうのに理由はうまく言えないけど、私が初めてでその雰囲気に入れていないのか!?。いまひとつライブ感が足りないのか!?。うまく言葉が出てこないです。とりあえずミックスがだめなのかなぜかベースがきこえない。上物が結構目立ってしまい、なんかバランスがいまいち。

弾き語りの接吻は結構よかったです。となりで高校生がきゃーきゃーいっていて黄色い声が飛ぶのねという世界でしたけどね。

***

なんだかんだで今日まで(12/2)書き上げていないような状態でした。もうすでに落ち着いているんだけど、最初にいいなって思ったとライブに行っておけばよかったと思ってしまいます。自分の中で一番旬なときに行くべきだったちょっと後悔しています。

でも、また機会があったらいくと思います。



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Page Written by Kiku^o^Sakaaki