1996年10月1日(火)
府中の森芸術劇場どりーむホール


●セットリスト

  1. 黒猫
  2. ブロンコ
  3. The Rover
  4. ブラック・コーヒー
  5. ガンボ・チャンプルー・ヌードル
  6. Body Fresher
  7. 少年とスプーン
  8. 夢を見る人
  9. プライマル
  10. Masked
  11. フィエスタ
  12. Hum a Tune
  13. Jumpin' Jack Jive
  14. 青空のむこうから
    encore 1
  15. Let's Go!
  16. Words of Love
    encore 2
  17. Blue Talk


鈴木@早大理工さんによるライヴ・レポートです。

生まれて初めてジナラブのライブを見たのですが、噂に違わぬ素晴らしい ステージでした。長い文章は書けそうにありません。よって箇条書き。

・私は中央の通路を挟んで後ろ1列目でした。ステージを客観的に見られて 良かったのは良かったのですが、やはりもっと前の列で躍りたかったなぁ。 音もそれほど良くはなかったし。
#前の列で見るチャンスはあったのですが…

・私の隣には、結構音楽知ってる&演ってそうなカップルがいました。別に会話とかはしなかったのですが、私と盛り上がり方が似ていたので、個人的には気持ち良く盛り上がることができました。 (若干後ろの列だったので、正直盛り上がれるかどうか不安だったのです。)

・田島は頭ボサボサでした。わかる人にはわかると思いますが、「武道館の西村智彦」状態でした。

・田島ダンスも堪能させていただきました。「Body Fresher」のとき、体をくねらせながら「♪Body Fresherrrr〜」と歌う田島をみて、「やっぱこのバカさ加減が田島だよ」と内心つぶやいておりました。

・「夢見」はやはり良かった。最初のギターのイントロが何故か大瀧詠一の「指切り」に聞こえたので、「お、カバーか?」とか思ったのですが、それだけに「♪街中の〜」がより意外に聞こえ、かえって鮮烈な印象が残りました。 #演奏後、不覚にも泣いちった(^^;

・全般的には、盛り上がることよりまずは音楽を聞かせることのほうを重視しているように思えました。MCは"全く"なかったし、曲間も普通の人のライブに比べて長かった(準備とかで)です。
曲順も、もっと予定調和的に盛り上げようと思えばそうできるはずなのに、あえて客が手拍子を打ちにくい曲を挟んだりしていたような気もしました。

・例えば、本編の最後は「青空」だったのですが、最後の曲だというのに会場は誰も手拍子をせず、じっと聴き入っている状況でした。それも、バラードならともかく、ステージでは熱のこもった演奏をしていただけに、なんとも不思議な光景でした。

・本編の演奏が終了すると、まるで総てのエネルギーを使い果たしたかのごとく、メンバーはさっと引き上げてしまいました。私自身も、なんというか「アンコールあってもいいけど、ここで客電がついても許せる」という感じで、拍手や手拍子をする気になれませんでした。会場では当然のようにアンコールを求める手拍子が鳴っていたのですが、正直「おめーらよくこの状況で拍手ができるな」といった気分でした。
この時点で大体1時間半くらいだったのですが、これだけの時間でこれほどライブに充足したのは生まれて初めてです。
#この部分、いくら細かく書いても伝わらない部分だと思います。
#ぜひ会場に足を運んでお確かめください。

・そんな私の気分を裏切るかのごとく(^^;、田島はシャツを着替えて出て 来ました。

・アンコールの1曲目は「Let's go」。確かに現メンバーでのこの曲も悪くはないのですが、もし仮に時間が戻せるのならば、『eyes』当時のメンバーでこれを聞きたかったなぁ。
なんというか、今のメンバーがこういったリズムの曲を演奏すると、どうもノリが前のめりになってしまう印象を受けました。もうちょっとタメの効いたノリというかなんというか(うーん字に表すのは難しい)、まぁそーいったものが欲しかったのですが、悪い意味でなくあのメンバーではそのノリは出せないのだなぁと思いました。


中西さんによるライヴ・レポートです。

私も初のライヴということで、期待と不安がありましたが、行って良かったです!

淡々と進行していきましたが、少しずつ少しずつ、田島さんのペースに引きずり込まれていきましたね。曲は手拍子をとるよりも、体をリズムにまかせてゆらゆらと、揺らしている方が合う曲が多かったかな。だから、時々踊れ系の曲がきた時はよけいにうれしくて、手拍子してました。

MCなかったですねー。
「なんちゃって。」
とか聞けるかなぁ?って期待してたのですが。でも今回は
「ひとつ!」
が聞けたからいっか。。。

感動したのは、「夢見」です。
思わず座ってしまってごめんなさい(疲れたのではなくて、自然にそうなっていたのよ)。目をつぶって聴きいってしまいました。
体を声が包んでゆくー!
って感じがたまらなくて、周りを忘れてしまうほどでした。

あと、「Hum a Tune」は、「体の底から血があふれてくー!もう止められないー!」って感じで、最高でした。CDの時だって鳥肌もんだったのに、生なんですもんねー。うぅー。えぇ曲や。ぞくぞくするわ。

アンコールのLet's Go!はやってくれたことがうれしい。
ちょっとイメージが違う気もしたけど、でもオリラヴにはまったきっかけの曲でもあるので、なんかうれしかったんです。

全体的に良かったです。
でもなんかもっともっと歌ってくれー! もっと聴きたいー! って思ってしまいました。
もっとコンサート行きたいよぉ。。。今更ながら、渋公とか他のチケット取らなかったのを後悔しています、とほほ。他の皆さんは楽しんで来て下さいね。


鈴木勝己さんによるライヴ・レポートです。

3回目でしたが、以前に勝るとも劣らないすばらしいステージ&ダンスでした。
はじめに、緞帳(どんちょう)がすでに開いていたのにはびっくり。だって去年のツアー見たときも、ずーっと前のライブをwowowで見たときも演奏が始まってから緞帳開いたし。

田島ダンスも堪能させていただきました。初めてOriginal Loveのライブを見た一緒に行った友人達も笑っていました。「炸裂してる」って。

その友人が言うには「前回(去年)に比べて、踊れない曲が多かったよね。聴かせる曲が多かった」。(もちろん悪い意味で言ってるのではありません)

「青空」と「Hum a Tune」って、出だしは静かなんだけど、気がついたら盛り上がってるっていうような曲だと思うんです。この2曲、ライブでは、曲の後半に入って演奏が盛り上がってる時でも聞き入っちゃいました。


おおつかさんによるライヴ・レポートです。

まず,田島さんはかっこいい!
2曲目の「ブロンコ」で,突然ハープを吹き始めたときには 「うぉー,やる!」と思って,ろくにフレーズも聴いてませんでした. でも,なんでも演奏できるのですね,すごい.

そしてあのダンス.
カッコ良さと可笑しさの間で微妙にバランスを取っているというか.可笑しさというとちょっと語弊があるかなあ,とにかくダンスが見れると嬉しくなってしまいます.

音についてですが,パートによって(ベース,アコーディオン,バンジョーetc)聴こえづらいものがあったのが残念です.格好やステージでのポジションと合いまって,ベースのオクレ‥じゃない沖山さんがほんとに地味でしたね.

6曲目「Body Fresher」,これを演奏してくれたのはとても嬉しかったです.「Blue Talk」もそうだけど,序盤に持ってきたぶん余計に.
そしてアコースティックモードで田島さんの歌に新たに感動して,もうこのへんで大塚は満たされてました.(~-~)
隣の女の子がノリノリだったこともあって,周りの事など気にせず,そのあとも自由に楽しめました.

そういえばこのこと,まだ誰も書いてなかったような.
「シブーヤー」ってありましたが,今回もやってくれました. ミサイルが発射する音のように口早に「フチュ,フチュゥ」って.思い出しても笑ってしまいます.

MCが少ないのが残念でしたけど,とてもいいコンサートでした. 2ヶ月後のBLITZが楽しみです.


[1996年]
[LIVEGRAPHY] [Home Page]

Page Written by Kiku^o^Sakaaki