1996年12月6日(金)
赤坂BLITZ


●セットリスト

  1. 黒猫
  2. ブロンコ
  3. The Rover
  4. ブラック・コーヒー
  5. 朝日のあたる道
  6. Body Fresher
  7. 少年とスプーン
  8. 夢を見る人
  9. 接吻
  10. プライマル
  11. No.9(Instrumental)
  12. Masked
  13. フィエスタ
  14. Hum a Tune
  15. Jumpin' Jack Jive
  16. 青空のむこうから
    encore 1
  17. Let's Go!
  18. Words of Love
    encore 2
  19. Blue Talk
    encore 3
  20. 夜をぶっとばせ


なかにしさんによるライヴ・レポートです。

職場を16:30で逃げ出して、会場20分前にBLITZ到着。すぐに木南@ソニー%座間Bros(弟)さんと三宅@九大さんに遭遇。
しばらく話してたら、前方に坂巻さんと星川さん発見。何か当然のようにビール(しかも「冬物語」)とシャンペン持ってるし。で、我々も当り前のようにシャンペンで祝杯。我々はこのライブが始まる前から大成功かつ印象的なものになることを確信していたのだ。
そうこうしてたら、夏着^H薄着のかなざわさんと三浦さんがこちらへ。入場してからロッカーに預けてたのでは良い場所がキープできないので駅のロッカーに全部預けてきたのだそう。さすが気合いが違う(^_^)
その後秦野を15:30に出てきたという吉田@日立さんとも接触し、そろそろ入場時の列が出来るのでその中へ。

入場してみて思ったのは、意外と前(に見える)ということ。以前がEブロックとかBブロックでも外タレのライブでイカツいニーチャン達が一杯だったのに比べ、今回は凄く女性の多さが目立つ。だから見通しが利くのだ。
会場内では更に小松さん村上さん川辺さん、そして「2枚」でBをゲットしたコンノさんと遭遇。しかし何て知り合いが多いのだろうか。以前なら周りに曲はおろかオリジナルラヴという名前すら聴いたことのある人もいなかったってのに。何かBTに入って今日くらい感動できたことってないと痛感。まだライブは始まってないのだけど。
見渡すとAにはこにくまご夫妻、Cには坂巻/星川ご両人を中心に何やら人が集まってる、既にファン感謝デー状態か。でも空気は緊迫してる。

数分遅れて暗転、テクノのようなブリープ音の中メンバ登場。曲順やアレンジ(構成)も若干変更、というか、ツアーの流れで自然とうまい具合に練り上げられけきた結果がそこにはあったように思う。

細かい内容はその時点でフッ飛んでしまっている(^^;ので書けないが、客のノリもさることながら、田島のテンションがやはり異常に高い。
仙台の時も思ったのだけど、観客のテンションが彼のテンションに合算されているような、まるで笑えば笑う程ゲージが上がる「お笑いスター誕生」の審査システムのような。例の田島ダンスも後半とりつかれたかのように炸裂。お札を勘定するような手の仕草から清水アキラのつり人形のものまねをソウルに解釈したような機械的な動き、それに手をひらひらさせながら観客に向かって「手かざし」する様は、まるで教祖様(^^;のようだ。まあ、当然今日田島に「何か」を求めて赤坂に来た客は、ある 意味「信者」なのかも知れない。

特筆すべきは、観客の「ヘイ!」とか「ホッ!(ウッ!)」とかいうシャウト(掛け声)に同調するかのように(もしかしたらまず田島が煽ってたかも知れない)「糸の切れた東八郎」のような屈伸ジャンプで応えてたところ。客観視すれば格好よくも何ともないのだけど、本能むき出しで客の思いに応える、というか客の思いこそがこのハイテンションの源であるかのような動作は、今回のライブの凄さを如実に物語っているようで思わず笑いながら泣きそうになった。私だけか?そんなこと思うのは。
まさに田島は「頑張れ強いぞ僕らのなまか(仲間)」(By 東八郎)である。

本編、アンコールも終わるが、皆「何か」を求めて場所を離れない。でも客電もつきはじめ、そろそろ出口に向かう人も出てきてた矢先に田島が我々にもたらしたのは、ギター弾き語りの「夜をぶっとばせ」!!!

私はそこに何かを感じ取るように思わずAブロックまで来てしまっていた。
そこでの田島は歌詞もおぼろげなのだけど、客の歌声と一体化したその演奏は、これからも一生涯忘れることのない心に残る名演だと思う。

田島が引っ込んでからも、かなり長い間アンコールを求める歓声は鳴り止まない。こんなライブ久々、いや、もしかしたら初めてかも知れない。
2度目の奇蹟は訪れなかったけど、それでも皆それぞれに何らかの感動を味わっているのか、後味はそんなに悪くないようだ(少なくとも自分は)。

気が付けば総勢20名以上(観客の約1%(^^;)のBTerが集結。その後も田島教祖様の「お告げ」通り「夜をぶっとば」したのは言うまでもない。


吉田@日立さんによるライヴ・レポートです。

|  細かい内容はその時点でフッ飛んでしまっている(^^;ので書けないが、
|  客のノリもさることながら、田島のテンションがやはり異常に高い。

凄かったっすねー。田島切れて、トランスしてましたぜ。あちらの世界へ行ってしまい、ウードもフレーズがねじ5、6本切れてて、仙台の時みたいにきちっと弾いてなくて、弾けてんだか弾けてないんだか分かんないけど怪しく動きまくり。
途中で携帯の酸素吸入ボンベ使ってやってたけど、ほんとあの叫びっぷりは本人が失神するんじゃないかはらはらして見てました。
あらぁ酸欠で脳細胞の1億や2億は死んでまっせ。

|  本編、アンコールも終わるが、皆「何か」を求めて場所を離れない。
|  でも客電もつきはじめ、そろそろ出口に向かう人も出てきてた矢先に
|  田島が我々にもたらしたのは、ギター弾き語りの「夜をぶっとせ」!!!

きえーーーー。これ、たまんなかったですよね。本人も歌詞が怪しくて客にフォローされて歌ってた。本編も周りは歌ってたのは分かってたんですが、ここは、会場全体が歌ってるのがよく分かって最高に気分よくて、にやつきまくってました。

終わった後もBTは会場内で輪になって、アンコールをしまくってましたが、正直、「夜をぶっとばせ」の時の顔を見て、あぁ、もういいかなと思わせるぐらい、彼は燃え尽きていました。
終わった後に貰ったビールのうまかったこと。


山内 淳さんによるライヴ・レポートです。
Cブロック

今年のツアーは、赤坂BLITZの2DAYSが、初めてでした。演奏のミスが目立つということでしたが、私は、違和感なく堪能致しました。
 両日とも田島の切れ具合が、よく改めてオリジナルラブの偉大さを痛感致しました。

特に12月6日は、アンコール後に田島一人で登場して、「夜をぶっ飛ばせ」をやり、最高のライブででした。
来年もいくぞ!


金野さんによるライヴ・レポートです。
Cブロック

はじめは中西さん達のBの前線グループにいたんだけど、1曲目スタートしたら後ろのお客さんぐわーと押してきたんで、こりゃイカンと、戦線離脱。
踊れなきゃだわ。

サカキク&ほっしーの下に陣取り、踊りまくっていました。
途中で察してくれた近くのみなさんがコンノの回りから距離を置きはじめ、下に荷物を置いていたお嬢さん達も、気前良くどけてスペースをつくってくれました。周囲のみなさんに感謝!
#ただ、嫌がられてるだけ...(^^;;;


サカキクの「一緒に唄う」主義にはソウルを感じた。
ほっしーの「田島」コールには「愛」を感じた。
腕くんでヒソヒソ話しながら「聴く」ようなヤツは家に帰りなよ!ってね。

「ブラックコーヒー」やるあたりで、喉の渇きを感じた俺は、バーに行き、バーボンソーダを3杯頼む。カップ3つも持って混雑の会場内ガンガン移動する俺はやっぱり...。

そして3人で
「Hey!Girl!~Hey!Girl!~Hey!Girl!~~Ah-Hoo!!...カンパーーイ!」(たしか)
これぞ酒飲んでオリジナルラ部の極み。

コンノが一番感動したのは、田島着替えの時の曲かな。
クレモンティーヌに提供した曲っぽいの。あれって、結構昔やっていた曲。

そうそう、会場内で、鈴木%ヒゲ仲間はちょうど対のような地点で踊っていたという事実は後になって知ったのだった。結構笑える。


>まさか「夜をぶっとばせ」とはなぁ…。会場全体が(かどうかは知らな
>いけど少なくとも私は、私の周りは)大合唱状態でした。

4days(だっけ?ともかくクアトロのあの頃)を思い出す曲だった。

> 田島が引っ込んでからも、かなり長い間アンコールを求める歓声は鳴り
> 止まない。こんなライブ久々、いや、もしかしたら初めてかも知れない。

手拍子に合わせて叫んだり笑ったり踊ったり...
ほっしーはいつのまにかCのバーをくぐり抜けBに降りたはいいものの、Cのバーにぶら下がる状態で「田島ー!」と雄叫び。サル状態。
最後、なんかわかんないけど、もう田島でてこないだろうけれども、でもおかしいから手拍子しとこうって雰囲気がとてもフレンドリーで、良かった。ファンは仲間だ!状態...


波間@カシオさんによるライヴ・レポートです。

私も6日のライブに行ってきました。
この日の夕方は中央線の日野駅付近でなんか人身事故があったみたいで、中央線が上下線ともストップしてしまい大変でした。
立川から南武線で分倍河原に出てそこから京王線で新宿に出たのでBLITZについたのは開演ぎりぎりの7時。
すでに私のチケットのBブロックはいっぱいで、整理番号が90番台だったんですが後ろの方になってしまいました。

でもいざライブが始まると、みんながどっと前に出て行ったのでどさくさに紛れてA/Bブロックの境界近くまでなんとかたどり着きました。
Bブロックとはいえ、あんなに近くで田島が見れるとは思ってもみませんでした。
いやぁー、最高でしたね!
あのあやしい踊りが近くで見れたし、なんといっても観客と演奏者が一体してて本当によかったです。
田島もキレまくってたし・・・
あれだけキレた田島を見たのは初めてです。

#私も過去にないくらいキレまくりの、トビまくりでした。
#もっと前にいって田島がまきちらしたミネラルウォーター
#かぶりたかった・・・

コンサートの最終日は特別になんかやってくれるよ、と鈴木@カシオにきいていたんで、一回目のアンコールが終わった後も待っていました。
#この日の客も当然それを知ってて待っているようでした。

本当にやってくれましたね、「夜をぶっとばせ」
ギター1本もって出てきてくれた時は本当にうれしかったです。
弾き語りバージョンは初めて聴きました。
ライブ千秋楽をしめる最高の歌でした。
客も一緒に合唱してたし・・・


[1996年]
[LIVEGRAPHY] [Home Page]

Page Written by Kiku^o^Sakaaki