ORIGINAL LOVE presents《BURST!》

第92回 (2000年12月28日放送)


<オープニング>
T「今日は2000年のミレニアム締め括りとして、ツアー/レコーディング
 とディープにコラボレートしたターンテーブルL?K?Oを迎えてお届け
 したいと思っております。」

M-01.液状チョコレート/オリジナルラヴ

<近況>
 実は今日はツアー最終日12月21日赤坂ブリッツの前々日でありまして。
あとツアー1回残すのみ、ライヴあと1回でビッグクランチツアー終了と
いうシチュエーションであります。で、なんと今日は名古屋のライヴを
終えて新幹線で戻ってきて直でこのスタジオに来ました!それでまあ非
常に疲れてる訳でありますが(笑)。名古屋の2daysはもの凄いいい最高
のライヴでありまして、そのライヴの日は本当にハッピーになれて気持
ちよーくぐっすり眠れたんですけども。ここにきて今一挙に疲れがダー
ン!と出てまったりとした状況でありますが、今日のゲストL?K?Oもどん
よりとしてると思いますが(笑)元気よく世紀末最後のバースト!を行
ってみたいと思います今日も。

<今週のリコメンド>
 ブラジルのアーティストでもうベテラン中のベテラン。トロピカリズ
モの時代からずーっと活動を続けていて、30年ぐらいやってるんですか?
 んで「トン・ゼー」という人の新譜が出るんですね。これが30年ずー
っと音楽をやっていて最高傑作ではなかろうか!と思われる凄くいいア
ルバムらしいです。もう50才超えてるんではないかという感じですけど。
ムタンチスっていうブラジルのサイケバンドありましたけど、あのムタ
ンチスに影響与えてた人だっていう事なんで相当長い事やってますね。
で、これ1曲今この番組のディレクターの二見君に聴かしてもらったん
ですけどホントに素晴らしい曲でありまして、まあ何はともあれ聴いて
みたいと思います。

M-02.パサゲムデソン/トン・ゼー

 カッチョイイですねーこの曲。ちょっとキャプテンビーフハートとか
ザッパとかなんかそういう変態感がありつつ、でもちゃんとブラジルの
リズム、ブラジルのアーティストだなーという事を感じさせる…そうだ
な、カエターノヴェローゾが昔やってた事の今盤といいますか、すごー
くいいですね。このヘンテコな音の入れ方のセンスがサイコーだったり
して。このアルバム俺もチェック入れようと思いました。皆さんも是非
チェック入れてみて下さい。「トン・ゼー」じゃなく「トン・ゼー」と
いう発音らしいです。     ̄              ̄         
              

<談話室バースト!>
ゲスト:L?K?O(以下:L)

T「今日のお客様は、ホントに今年は一緒にいる時間が長かった一緒に
 いろんな事やったターンテーブリストのL?K?O様です。どーも。」
L「はい。どーも。」
T「えーお茶などを飲みつつ…お茶ないんだ?」
L「(笑)お茶。」
T「(笑)お茶入れてぇ〜。まだ終わってませんけどねツアー。」
L「はい(笑)。」
T「いやーあと1回残すのみとなりましたけどね。」
L「はい。」
T「僕は取り敢えず今名古屋から帰ってきた状況。3泊?…2泊だったん
 だよね僕。でもコウ君は10泊?」
L「10連泊(笑)。」
T「そう10連泊ぐらいしてて。僕1回東京に帰ってきてるんですけど、そ
 の前札幌、大阪ですよね?ずーっと行きっぱなしでそっから。」
L「そうなんですよ。」
T「間はDJやったりとかして。で、もう後半どんどんどんどん元気が…
 夜毎に段々帰る時間が早くなってくる。『あ、どーもお疲れ様でした
 ー』とか言って(笑)。」
L「(笑)」
T「珍しい状態になっててね(笑)。」
L「なんか肌と洋服の間になんかまた違う肌が出来ちゃって(笑)。」
T「キタネエな(笑)。」
L「違う層がこうどんどんどんどん(笑)。」
T「洗濯もなかなかできずに。」
L「全然1回もしてない。歩くとねちょねちょって(笑)。」
T「(笑)なるほど。なかなかね今日は脂ギッシュな状態で。あ、お茶
 がはいりました。」
L「あ、すんません。」
T「あ、新たな僕のほうのニューお茶がきました。」

***
T「昨日のライヴ良くなかった?すげー。」
L「良かったですね。」
T「良かったよねー名古屋の。」
L「僕は逆に疲れてて完全に音楽だけに集中したから良かったかなーと
 思って。」
T「そうだね。疲れてるから余計な力が入らないってのもあるし、後は
 …何なんだろうな…まあ名古屋のクアトロ音がいいっていうのもある
 し。」
L「あーそうですね。」
T「あと僕の状態もまた凄い良かった。歌すげー良かったんだよ。」
L「良かったですね。」
T「昨日の名古屋2日目のライヴは自分の…まあ今回のビッグクランチツ
 アーは…いろいろ昨日スタッフの人達と打ち上げあって喋ってたんだ
 けど…昨日はベストかな。なんて話が結構あがったりしたんですけど。
 今まで過去の…このビッグクランチツアーのみならずね、その前から
 比べてみてもかなり濃いライヴだったんではないかなと。なんか音楽
 的だったね凄い。」
L「そうですね。うん。」
T「グルーヴがどんどんアルファー波…ベーター波だっけ?どっちだか忘
 れちゃった…この心地良いフィールグッドな…」
L「(笑)」
T「波長がこうね…バンド全体そしてお客さんもどんどんどんどんライヴ
 が進行していくにしたがってそういう波がこう出来て、なんか最後凄い
 ハッピーだったもんね。」
L「凄い良かったですね。」
T「昨日は良かったなー。名古屋1日目も凄い良かったですけど。1日目は
 凄いアッパーでね。お客さんのノリが凄い良かったねー。」
L「そうですね。」
T「今回のツアーでは、神戸のチキンジョージも良かったし鹿児島も凄い
 良かったしね、名古屋も良かった。まあいいとこ結構ありましたね。」
L「僕の中では横浜が凄い良かったですね。」
T「横浜も良かったねー。」
L「2回目にして。あの感じはかなり凄かったと思いますね(笑)。あれは
 また番外編的に。音楽的じゃないところで(笑)。」
T「(笑)なんかアッパーなんだけどハッピーみたいな。」
L「ハッピーハードコアでしたね。」
T「そうだね。そういう感じだったねあの横浜の時。あれはあれで良かっ
 たし。なんか今回のライヴは凄いドラマチックな感じでねー。」
L「そうですね。その時々ででも全然違いますねホントに。」
T「違う違う。うん。かなりその時々で全然こう…まあ曲は大体同じ事や
 ってんだけど。ま、ツアー行くに従ってやっぱり違う曲もやろうとか
 言っていろいろ付け加えていったりもしたんですけど、それにしても
 なんかその時その時でかなり表情変わりましたね今回はね。」
L「や、羽毛とピストルはやっぱり…あれは凄い良かった…」
T「凄かったねー。昨日の羽毛ヤバくなかった?」
L「ヤバかったですね。僕もうめちゃめちゃ色男的に…(笑)」
T「(笑)もうね俺もね昨日の羽毛は良かった。自分的にもベストだね。
 歌的にも凄い良かったしね。」
L「そうですね。俺もう自分が歌ってるぐらい気持ちいい…(笑)」
T「(笑)」
L「なんでこんな色男っぽくスクラッチしてるんだろう…(笑)」
T「(笑)いやホントそうだったねー。もう完全に頭ん中空っぽになって
 たよあん時は。」
L「いやー酔ってましたね。」
T「酔ったよ。その前のショウマンから結構いい感じになっててさ。ショ
 ウマンでアルファー波が出始めてね。で、その後羽毛で更にまったーり
 して。なんか空っぽになってたな。そしたらお客さんも空っぽになって
 てさ。良かったなー。奇声を発してるヤツとかなんか…」
L「祈ってるヤツが(笑)。」
T「祈ってるヤツとかいろいろいましたけど。」
L「『ライズフロムザデッド』のライヴじゃないっつーの(笑)。」
T「(笑)ライズフロムザデッドってバンドがいるんですけど。」

***
T「今回ビッグクランチツアーがありまして『ビッグクランチ』アルバム
 出ましてね。出ないかと思ったねもう(笑)。」
L「(笑)」
T「長くかかりすぎて制作から。かかったねーうん。あれはだから去年の
 1999年の9月ぐらいからだからね。」
L「あ、そうですね。」
T「だからもう1年以上前ですね。まあ最初の2ヶ月ぐらいで大体形が出来
 たけど。いろいろこう変わっていって、日本語が乗ったりとかミックス
 でも変わってきましたけど。とにかく出て良かったなーみたいな(笑)」
L「(笑)」
T「いつ出るんだろみたいな(笑)。まだまだ終わらない終わらない…」
L「(笑)でもやろうと思えばいつまでも出来るっていうか(笑)。」
T「そうだったね。なんかとめどもない怒濤のようなビッグクランチの制
 作でしたけども。今思うとビッグクランチは凄い世紀末っぽいアルバム
 だなと、今そう聴こえるんだよな。作ってる時はなんかさこうパーン!
 とテンション上げて無我夢中で作ってたっていう僕とコウ君と。今思う
 と世紀末っぽいっていうか日本の街のさ…この間渋谷でバットでぶん殴
 ってる少年もいましたけど…なんか今の日本の街があげてる悲鳴とか唸
 りみたいなさ、あーいうもんが映り込んじゃったそういうアルバムだっ
 たのかなぁと思ったりしてね。うーん…今っぽいアルバムだったかなぁ
 なんてね思ってんすけど…どーすか?(笑)」
L「いや、だから結構作ってる当初から田島さんの主張がどんどん面白い
 ようになっていく感じが…もう最近とか『自民党ビッグクランチ!』と
 か言い出して(笑)すーごい政治的にアナーキーな思考まで出てきて。」
T「そう。ビッグクランチってやっぱ破壊性だったのかなっていうさ。なん
 かほら日本もこう破壊され尽くしたほうがいいんだ!っていう。で、ク
 リーンになってキレイな新世紀っていうか21世紀みたいな。なんかそう
 いう意識だったのかよくわかんないけど。いろいろビッグクランチ応用
 できててさ。自民党のこの間の不信任案通んなかった時もね『自民党ビ
 ッグクランチだ!』とか言ってあれからライヴのMCでしばらくね掛け合
 いやって(笑)。」
L「(笑)」
T「日本の何つーの?疲弊感っていうかこのどんよりした感じっていうかさ、
 その中の突破口をどうしたらいいんだ!なんかそういう唸りだったみた
 いな…ビッグクランチって。なのかなーって今思ったりして。そうだな、
 だから1999年2000年っていうのはそういうオリジナルラヴのアルマゲド
 ンみたいな(笑)。」
L「アルマゲっちゃうんですか?(笑)」
T「コウ君は巨大隕石だった(笑)。L?K?Oは僕にとって巨大隕石で、ほい
 で…」
L「なんとかの大魔王みたいな(笑)。」
T「そう(笑)大魔王だった。」
L「えー?(笑)」
T「でもなんかその大魔王、隕石みたいな得体の知れないモノがライヴやる
 事によって凄いピュアになった感じがしてさ。ライヴでビッグクランチ
 の曲やって、全部頭から最後までやると、このどんよりしたものを全部
 焼き尽くしてさ…」
L「なんかまあビッグクランチのアルバム自体の事もあるけど、一番美しい
 と思うのは、例えば僕は田島さんからお金をもらってやっててそれで凄
 い潤ってて助かってるっていう面もあるけど、それ以外にやっぱりバン
 ドのメンバーもみんな凄い共通して音楽好きで凄い仲が良くて。例えば
 僕も僕で凄い今まで極端な音楽の聴き方しか出来なかったのがやっぱ田
 島さんからそういう違うストイックな音楽の聴き方も、それも聴いてた
 ら凄く面白いと思えるようになったし。で、田島さんもゆったら…」
T「そう俺もね、KID606とか聴いてますしね。」
L「壊されて(笑)という部分もあって…」
T「エレクトロニカ俺もかみたいな。昨日パワーブック買ってね(笑)。」
L「で、絶対僕のDJ聴きに来ないような子達がやっぱ聴きに来てくれたり。」
T「(笑)」
L「で、僕の友達もオリジナルラヴを当たり前に観に来るようになったり
 とか。」
T「そうだねー。」
L「なんか凄い相乗効果っていうか、そういうところが凄い美しいなーとか
 ずーっと思ってて。」
T「そうだね。なんか壁がどんどんどんどん崩れていってさ自由な空間って
 いうのが生まれたなーとは思いますね。だからいろんなそういう異人種
 というかさ(笑)混じり合う事が出来てそういうのが面白かったですよ
 ね。」
L「かなり全てこう平均化されたというか(笑)。」
T「そう、なんかぐにょぐにょなって。で、普通の事になっちゃうじゃん結
 局。最初はなんか…」
L「それが当たり前になってる感じがヤバイですもんねそもそも。」
T「そうそうそう。クラナカ君とかも普通に『よー!』とか言って。」
L「(笑)オマエが一番ここで偉そうじゃんみたいな。」
T「なんかそういう感じってのがやっぱ凄い変化でしたよねー。」

***
T「でもまあ今のオリジナルラヴのメンバー仲いいよな(笑)。」
L「いいですねー。っていうかもう余りに仲良すぎてもう喋る事も無いぐら
 い…」
T「そうそうそう(笑)。」
L「飯とか最近、食ってても黙々食うだけ(笑)。桜島の温泉とかみんなで
 一緒に行っちゃったもんだからケツのシワとかの数まで数え合って(笑)」
T「(笑)。こんなに仲いいライヴツアーメンバー初めて。」
L「そうですね。」
T「ホントにね。だってさそれぞれの場所でライヴ終わった後メンバーだけ
 で飯食ってその後ゲーム行って。珍しいね(笑)。」
L「うん。だから俺今までのツアーでそんなにベロンベロンに疲れなかった
 な。多分自分でも適当にぷらぷら行ける時間が…。今回みんな仲良すぎ
 て行くのが恒例(笑)当たり前になっちゃって毎回毎回行ってたから今
 こういう状況に陥ってるんで(笑)。」
T「そうそうそう。もう毎回全部遊んでたじゃない。」
L「もういいっつーぐらい(笑)。」
T「そう(笑)。遊び倒したよね。飯食った後大体ビリヤード行きますか、
 卓球行きますかとかさ。で、温泉行きますかとかもうさ時間があれば…
 だから金凄い使ったよね。」
L「ですね。凄まじいエンゲル係数だと思いますよこれは。」
T「そうそうそう(笑)。何だったんだって感じ。だから修学旅行とツア
 ーが一緒になったみたいな。」
L「だからこの間名古屋でポニーキャニオンが御馳走してくれたらもう胴
 上げ騒ぎ(笑)。」
T「そうそう!キャニオンがあん時今回ツアーで初めてツアーも最後が近
 まったという事でねおごってくれた訳ですけどね。そん時の食いっぷり
 凄かったね。」
L「(笑)」
T「台湾料理屋さんでさ。あれ異常にうまかったじゃない。」
L「『○○○(店名)』」
T「『○○○』そうそうそう。あ、内緒のほうがいいかもしんない。でさ、
 僕ね少なくともここ6.7年で最も食べた!」
L「そうですねー。『うまい!』と『やばい!』しか言ってなかったです
 もんね(笑)。」
T「そうそうそうそう(笑)。うまいとやばいで味覚、鼻の何か…何っつ
 ーの?…あ、お腹いっぱいを脳に伝える神経が完全に麻痺した。」
L「(笑)もう最悪なのはカエルの唐揚とかその手のゲテモノ系がもう…」
T「コウ君が『ゲテモノ系ダメだ〜』とか言って。カエル食べたらさ『あ、
 うまい。』とか言って(笑)。」
L「うん。うまかった…」
T「もう椅子から立てなくて歩けなかったしばらくもうお腹いっぱいで。」
L「あそこで寝そうでしたもんね。」
T「うん。やばかったね。なんか今回おいしいものたくさんいろんなとこ
 で食べましたね。」
L「毎回毎回なんか。」
T「毎回なんかしらいいとこ見っけて行ってたね。凄い充実度(笑)。」
L「しかも必ずあの6人で(笑)。」
T「そうそうそう(笑)。もうあのバンドメンバー6人で。」
L「たまには女の子連れてきれくれって(笑)。」
T「(笑)。もう野郎ばっかりでさ。」
L「うちの奥さんよりいる時間が多かった(笑)。」
T「ホントそうね。なんかこういうのも珍しかったね。」

***
T「はい『わたくし田島貴男とL?K?Oの行く年来る年』でありますけども。」
L「(笑)」
T「で、今日のL?K?OのパワーブックG3-400にMP3ファイルとして入ってた
 曲をここでじゃあ流しますけど(笑)。」
L「(笑)」
T「この曲はまあちなみに、皆さん聴いて電波障害だとか言ってラジオに
 クレーム等入れないように。こういう曲なんで(笑)。」
L「勉強して下さい(笑)。」
T「はい(笑)。という事で…えっと何だっけ?」
L「KID606の、NWA(←?)を勝手にリミックスした『ストレイトアウトザ
 コンプトン』です。訴えられて下さい(笑)。」

M-03.ストレイトアウトザコンプトン/KID606

T「このKID606とDJやったんだよね?コウ君ね。」
L「そうです。」
T「これがサンフランシスコの…」
L「『IDM』っていうエレクトロニカのクルーがいてその中のまあ代表格と
 いうか社長みたいな人です。」
T「むちゃくちゃ日本フリークなんだよね?」
L「そうです。大好きですね。」
T「鈴木あみの大ファン。」
L「って言ってましたね(笑)。」
T「『アキラ』とかああいういわゆる日本アニメはクソだとか言って。」
L「そうですね。エロ漫画ばっかりですね(笑)。」
T「そうエロ漫画大好き。で、鈴木あみの写真見たら『これはヤバイ!』
 とか言ったとか(笑)。」
L「オマエがヤバイっつーの(笑)。」
T「感動してた鈴木あみの写真でって(笑)。うーんこの人は何なんだろ
 うな。」
L「最近は結構『ミル・プラトー』っていう海外のレーベルから…ヨーロ
 ッパのほうですけど。」
T「ドイツだよね?あれ。」
L「そうですね。ちょっとキレイめになっちゃってますけどまあだから…」
T「あれでもいいよねだけど。」
L「そうですね。女の子ちゃんが聴きやすいギャル曲(←?)と本人は言
 ってましたけども(笑)。」
T「(笑)ギャル受けしそう。あれも良かったけどこっちのほうもね…」
L「男汁的にはやっぱり。」
T「(笑)。なんかでもホントにプラグインいじるの好きなんだね。」
L「もう大好きみたいですね。」
T「でもここまでやるのは偉いなー。ノイズをうまい事こうやって…。で、
 いろいろもらったんだよね?プラグインをね。」
L「そうですね。あのそれを言っちゃ…大丈夫ですか?」
T「それはじゃあ内緒にしましょう(笑)。」
L「はい(笑)。」
T「という事でね。まあこういった人達はパワーブック…あれ?やっぱKID
 もパワーブックなのかな?」
L「KIDはパワーブック2台でやってましたね。」
T「作る時もパワーブックでやってんのかね?」
L「もう完全にパワーブックみたいです。」
T「あ、そう!デスクトップやってないんだ。」
L「うーん。まあ取り敢えずMP3を要するに某所から引っ張ってきてああい
 う風に変換して…」
T「(笑)」
L「とかいう…やり方みたいですね。」
T「なるほどね。なんかラップトップオーケストラとかあるみたいですけ
 ど、コウ君もG3の中にいろんなもんが入っててね。いろんなファイルが
 切り刻んであって、カレイドスコープとかいろんな訳わかんないソフト
 でコウ君のデスクトップむちゃくちゃなんですけど。」
L「(笑)」
T「ほいで僕のパワーブック2400がついに死にまして。」
L「イエーー。」
T「イエーー。ついに死んで。で、名古屋でG3買って。買いましてねー。」
L「もうとんでもない人だ(笑)。」
T「そうそうそう。やーっと僕もG3で。俺もやっとエレクトロニカできる
 みたいな。メモリもフルに積んだし。」
L「(笑)」
T「ほいで安かったじゃない?あそこ。」
L「ですねー。いやーとんでもないもうあれ盗品市みたいなもんだ(笑)。
 邪道なんじゃないかっていう値段。」
T「そうそう!ヤバイぐらい安かった。で、買って。俺もデスクトップぐ
 しゃぐしゃにしてー!と思って。そいでさっき帰りの新幹線の中でコウ
 君のその訳わかんないソフトウエアをガンガンもらいまして。僕のデス
 クトップも凄いめくるめく…」
L「(笑)。やりすぎて新幹線降りた瞬間2人してげっそり…」
T「そうそうそう!(笑)」
L「もう電車酔い(笑)。」
T「したね(笑)。もうなんか気持ち悪くなっちゃってさすっかり。」

***
T「じゃKIDの曲を。」
L「はい。KIDの…タイトルは忘れました。」
T「はい。」

M-04.???/KID606

T「はい。KID606で曲名は忘れました。」
L「はい。」
T「これも電波障害ではありません。」
L「(笑)勉強して下さい。」
T「そう。これはねーホントに電波障害っぽい曲だな。」
L「(笑)」
T「ヤバイですね。この間の抜けた歌。どうしようもないですね。サンフ
 ランシスコの人だなーみたいな感じですけどね。」
L「(笑)」

***
T「いよいよ来る…21世紀になる訳ですけどね(笑)。さてここでターン
 テーブリストL?K?Oさんの21世紀の展望なぞを。いかがですかね?」
L「いやーあの…しばらく遠のいていた自分の曲作りをちょっと…」
T「あー。」
L「再開させねばというのがひとつあるんですが。」
T「あーなるほど。ずーっと曲作る作るとか言ってさ(笑)。」
L「もー(笑)。結局なんか…」
T「延びまくってない?なんか。」
L「ですねー。いやー…これもひとえにオリジナルラヴとの楽しい…」
T「(爆笑)」
L「時間が(笑)。」
T「あーそかそかそか(笑)。なるほどなるほど。」
L「あとは『ダブ球児』ですかね久しぶりに。」
T「あーそうだね。『ダブ球児』というのは解説しますと、わたくし&
 L?K?O&松本健一サックスね、のですね、そのトリオ…」
L「トリオ(笑)。」
T「何つったらいいんでしょう…インプロビゼーションバンドな訳ですが
 (笑)。エレクトロニク…」
L「(笑)。MPCとターンテーブルと尺八っていう何にも一個もまともな
 楽器がない…(笑)」
T「そうそうそう。MPC2000…」
L「木暮さんと神田君と平井さんが3人で対抗しなきゃって言ってました
 よね?」
T「そうそうそう。」
L「でもそれギターとベースとドラムだから普通のスリーピースになっち
 ゃうっていう(笑)。」
T「(笑)そうね。」
L「全然相手になりません。勉強して下さい(笑)。」
T「(笑)。なんかバンド名も言ってたよね?」
L「『ベース山脈』でしたっけ(笑)。」
T「そうそう(笑)。もうちょっとだなとか言って。『ダブ球児』っての
 も一体何なんだ。球児ってのはまあ要するに野球の球児。まあそうです
 ね、新世紀…そうですね、そういった事をコウ君はやると。」
L「うーん…ですね。後はオリジナルラヴワールドツアー。」
T「そうですねーーーーっ!そうだねーーーーーーっっ!!」
L「(笑)」
T「ヒズんだ?今(笑)大丈夫? そうですねぇ…ワールドツアー。」
L「世界中の女の子ちゃんをチェックかぁー?」
T「うん。チェキラッチョ!…チェケラッチョだっけ?」
L「(爆笑)」
T「そう(笑)。世界中の女の子ちゃんをチェキラッチョ…うーん…いい
 ですねー。ツアーってやっぱ僕好きなんだよなー。ツアー楽しいよね?」
L「楽しいですねー。」
T「これでさ、このままずっと世界中うろうろしててもいいなーそういう
 人生も。みたいなさ感じもする訳で。それこそビートニク(Beat nik)
 じゃないですけどね、そういう放浪してまわるのもいいなー。」
L「いいですねー。うちの奥さんも帰ってこなくていいって(笑)。」
T「言ってる?(笑)オッケー?!」
L「何処までもついて行きます(笑)。」
T「(笑)そうだよな。俺もなんかね東京帰りたくなくなる時あるもん。」
L「(笑)」
T「しょっちゅうなんつって。感じですけどね。あのーそうだな、2000年
 は…じゃねーや、21世紀はそういった放浪またどんどんするぞ!みたい
 な感じですかね。そしてなんか明るい未来、明るい21世紀、皆さん作り
 ましょう!」
L「(笑)。ハッピーハードコアで。」
T「はい。」

<エンディング>
T「今日は僕とL?K?Oの21世紀の展望も見えたところで、放浪そして明るい
 未来!という21世紀像…皆さんどう思うか。感想、インフォメーション、
 『俺の21世紀』を書いてこの番組バースト!へハガキを送って下さい。」
L「(笑)」
T「(笑)。えー、良かったハガキはこの番組で紹介して…誉めます!」
L「(笑)」
T「(笑)。という事でね、宛先は今お聞きの放送局『オリジナルラヴバ
 ースト!係り』まで。ファックスは03-3288-8955、3288-8955でありま
 す。」
L「ギリギリですねもう(笑)。」
T「そうそうそう(笑)。今日もなんか温泉入ってるみたいな気がする…
 という事で、21世紀最後のバースト!…いや21世紀じゃない!20世紀
 でしたっ!」
L「(笑)」
T「20世紀最後のバースト!お客様はL?K?O様でした!どもありがとうござ
 いました!」
L「イエーイ。」
T「イエーイ。それではまた来週。田島でした。バースト!」




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Listening & Reported by Jun Arai
Page Written by Kiku^o^Sakamaki