ORIGINAL LOVE presents 《BURST!》

第157回 (2002年3月28日放送)


<オープニング>
T「今日は158回目にして、ナント!最終回!でありますね〜。」


ゲスト:木暮晋也(以下K)


・ナミダナミダナミダ。
K「くぅぅ〜〜。」
T「もうくぅぅ〜〜。ゲストの木暮“腐ったエイモス”晋也と共にですね…」
K「もう泣いてるよ俺は。」
T「泣いてるでしょ?もうホントほらあの〜もうTシャツビッショリだもんね。」
K「ビッショリ。何か脇が…」
T「そう、わ、わきがと…」
K「わきが?(笑)…」
T「オリジナルラヴの曲を聴きつつ、今日は3年間をいろいろ振り返ってみたいと
 いう感じであります。バースト!ね。疾風怒濤!心臓バクバク!若きウェルテ
 ルの悩みの1時間!オリジナルラヴプレゼンツバースト!」


M-01.夜行性/オリジナルラヴ


T「はい。オリジナルラヴで、ニューアルバム『ムーンストーン』。今月の20日、
 3月の20日にですねリリースしたばかりでありますけどもね。やっと出たんで
 すが。アルバムバージョンの『夜行性』聴いて頂きましたけど。ねー!」
K「はい!」
T「最終日はもうせっかくですから『ムーンストーン』のアルバムからたくさん
 今日はかけていこうと思いますけど。」
K「はい。」

***

・滝沢ならなんとか。
T「今日いよいよ最終回!」
K「最終回ですね〜。」
T「3年間!」
K「3年間ですかね。」
T「3年もやってたんだね。」
K「3年ぐらい前から僕も出さして頂いたんですかね?」
T「そう、木暮さんもですね…」
K「割と…」
T「半レギュラーと言いましょうか。」
K「いやいやいやいや。」
T「でね、ダラダラと。」
K「んー!」
T「ね〜あの〜、極、極私的な(笑)…」
K「今ねスタジオの中ですけども、自分らの部屋みたいなね。」
T「部屋みたいな感じでね。途中からゲストコーナーも『談話室バースト!』と
 談話室になってましたね。」
K「そうですね(笑)。あ、最初は談話室じゃなかったんですか?」
T「そう。最初はね、ナントカってカッコイイ…」
K「ちゃんとした『ゲストコーナー』みたいな。」
T「そう、横文字の何かオシャレなタイトル付いてたんですよ。だけど『談話室
 バースト!』に…」
K「『滝沢』状態に。」
T「『滝沢』行ってる?最近。」
K「行きましたねこの間。」
T「ウソ!」
K「はい。」
T「行ったの?何で?打ち合わせ?」
K「小坂忠さんとの打ち合わせで(笑)。」
T「(爆笑)シ〜ブ!」
K「シブイでしょ〜?(笑)」
T「行きそうだね(笑)。」
K「やっぱりね〜忠さん…」
T「滝沢なんだ。」
K「うん。忠さんと行くなら『滝沢』かな?って事で。」
T「滝沢か。な〜るほど。それ何か似合いすぎてる。」
K「ええ。素敵でした。」
T「滝沢とかでさ、パフェとか食ったの?」
K「うん、食べましたよ。」
T「食べた?…滝沢で話すムードで何とかこなせないかという…」
K「うん。何かいっつもここ来るとね、友達と一緒に喫茶店行こうよっつって、
 喫茶店で話してる内容がそのまま放送されてる感じなのかな〜って、いっつも
 思うんですよね。」
T「そうそうそう。でも僕は司会者としてそれはちょっと失礼だと思って…」
K「(笑)」
T「こうエンターテイメントな…」
K「(笑)」
T「考えてはいませんでした(笑)。」
K「でも全然話に没頭してるよねいつもね。」
T「全然普通に話しちゃって(笑)…」
K「それが何かこの番組いいな〜と思ってたんです。」
T「あ、そうですかね〜。」
K「うん。素晴らしい。」
T「ワタクシももうちょっとこうラジオパーソナリティーとしてこれからえ〜と
 …」
K「あ、そういう意識もあるんだ一応。」
T「あるかな〜…」
K「(笑)」
T「あるよ。」
K「ありますか。そうですか。失礼しました。」
T「いやいや、最近ね、俺も。」
K「遅すぎる(笑)。」
T「遅すぎるかな。」
K「もう(笑)…」

*** 

・そんなコーナーでしたか?
T「あの〜え〜とあれですよ、もう3年も続いたんで…」
K「うん。」
T「早かった。最初はだからね、弾き語りとかしちゃったんだよ。この番組。」
K「あー。生演奏。」
T「『生演奏コーナー』とかあったよ。」
K「う〜ん。」
T「ゴローさん!ゴローさんとセッションとかして。」
K「うん。その次の回かなんか僕ゲストに出さしてもらった…」
T「あ、そう。あれとか結構ね、あの〜良かったねあれ。あのテープとかまだあ
 んだけどさ。」
K「あーいう事はそん時だけで終わっちゃったんですかね?」
T「あれ最初の頃やってたんだ(笑)。」
K「いろいろそん時はこう…」
T「(笑)最初の頃はいろいろやってたんだけど…」
K「いろんな企画目白押しだった…」
T「企画があったんだけど、段々段々こうゲストと喋るっていう感じに…まあな
 ってった訳でありますけどね〜。」
K「あー。」
T「という事で、なかなかエクスペリメンタルな番組ではなかったろうかという
 ね。」


・30分1曲勝負もあり。
K「ちょっとね。変な曲ばっかりかかってるもんねー。」
T「だって1回30分の曲かけましたから。」
K「(笑)」
T「ディレクターの二見君の意向だよ(笑)。」
K「あー二見さんの意向で?あくまでも。」
T「そうそうそう、あくまでも。で、それは何がかかったかというと『シカダ』
 がかかった訳なんですけど。」
K「シカダの(笑)あれ丸ごとかけちゃったんですか?(笑)」
T「そうそうそう。そん時はシカダの存在知りませんで。『今日はかけるから!
 30分!』って怒った口調で言われちゃって。」
K「(笑)」
T「(笑)。あ?とか思って取り敢えず聴いたんですよ僕も。30分付き合いまし
 た。聴いて。良かったけどね。」
K「うん。カッコイイっすね。」
T「でもその後ハガキ…ハガキだっけな?が来て読んだら『このワタクシ…』…
 何だっけ…東北の方でさ、福島でハイウエイ乗ってバースト!聴き始めたんだ
 って。で、仙台に着いてね、その曲がまだ終わってなかった…」
K「(笑)」
T「(爆笑)」
K「そんくらい長かったと(笑)。」
T「っていう(笑)。」
K「でもその人にとっては、シカダの曲をご機嫌に高速で聴きながら走れたって
 のはいい体験じゃないすか?それ。」
T「そうかねー。でも家でもずーっと聴いてる人もいたんだし。」
K「うーんそっか。」
T「まあ(笑)…」
K「でも高速でああいう曲って気持ちいいですね、きっとね。」
T「高速ではそうですけども。シカダのアルバム今度また出るんだよね。」
K「あ、そうすかー。」
T「僕この間コメント書きましたよ。」
K「そうすか。楽しみですね。」
T「そう。『ヒロシ君料理が上手いよ。』っていうような事書いたりして。」
K「このゲストではね、凄い活躍した人がいっぱい…」
T「そうだよ!ヒロシは来なかったね結局。」
K「あ、ゲストでは来てないんですか。」
T「そうだね。アルバムが出るから呼んでも良かったけど。」

***

・アーバンなブロウにアダルトなパッション。
T「という事で、それではオリジナルラヴのニューアルバム『ムーンストーン』
 からこれをちょっと…何つーんでしょうね、ブラジルっぽいアレンジが施さ
 れた…この曲木暮はね、スルド!」
K「あ、スルド!」
T「デカイ太鼓を叩いてんですけど。もうさ、ドキドキだったよね?木暮。」
K「大丈夫だった?あれ〜。」
T「あのだってさ…」
K「危険な行為ですね、僕にパーカッションやらすの。」
T「そうそうそう。『いえ〜〜?!や、やるの〜〜?!』みたいなさ、すっごい
 嫌な顔して。」
K「半べそかいてた。」
T「そう。でもやるんだよ!っつって。」
K「(笑)」
T「すっごい練習してたんだよだって。」
K「練習した。」
T「いろんなパターンね。」
K「うん。」
T「という木暮の緊張感をホントは聴いて欲しいなという感じでありますけど。
 『GLASS』という曲を聴いて下さい。」

M-02.GLASS/オリジナルラヴ

T「これはもう…どうですか?木暮のこのアダルトパッションね。」
K「あ〜もうアーバンな大人。」
T「俺ね、今の松っちゃんの松本健一さんのサックス聴いてたら、このアルバム
 のタイトル『アダルトパッション』でも良かった!」
K「(笑)イケタね、あの曲だったらね。」
T「かも!なんてね思ったんですけど。って事で『夜のお菓子』もしくは『アダ
 ルトパッション』ね。で、オリジナルラヴの『ムーンストーン』いかがでしょ
 うかという事ですけど。」
K「う〜ん!」
T「(笑)。オリジナルラヴのニューアルバム『ムーンストーン』から『GLASS』
 でした。」

***

・ゼッタイカタカナデ!!!
T「はい。オリジナルラヴプレゼンツバースト!。引き続き最終回特集ですね、
 『オリジナルラヴのニューアルバム『ムーンストーン』からしつこく聴いてみ
 よう!』という感じのタイトル今付きましたけど。」
K「はい。」
T「今手元にですね、ニューアルバムのジャケットが届きまして。」
K「手元あります。」
T「この表1ですね。これがね何処のビルなんでし…あの、渋谷近郊のビルらしい
 んですよ。」
K「ふ〜ん。」
T「そのビルの凄い高い所から渋谷の街を撮った写真です。」
K「ナント!いい写真ですねこれ。」
T「これよ〜く見ると女の子が写ってるんですけど。」
K「ね、横に女の子…これ訳ありな感じで。」
T「訳ありな感じでそうそうそう。で、これが朝焼けなのか夕焼けなのかどっち
 かわかんないんですけど。で、この写真を常盤君から何パターンかジャケット
 にどうかな〜ってもらったんですけど、この写真見た時に『絶対これ!』と僕
 思って。」
K「あー。」
T「で、これにしてもらって。字体も…最初その表1にタイトルをどういう風に入
 れようかとか言って。で、僕は絶対カタカナで入れてくれ!っつって。」
K「あ、英語ではなくてね?」
T「英語じゃなくてカタカナで。最初常盤君の本の装丁みたいに…あの〜本の装
 丁であるじゃない?思いっきりこう日本語でバーンと書いてある…」
K「バーンとね。」
T「あれとかどうかなとか言ってたんだけど、結局この形になりましたね。」
K「はははー。」
T「割と映画の字幕みたいに、字幕っぽく下にカタカナで『ムーンストーン』っ
 て書いてある感じ。で、中パッと開けると、ひと言ちっちゃく書いてある…」
K「あーホントだ。」
T「見える?」
K「うん。」
T「あの〜『〜ぼくらの欲望に』って書いてある。これね、最初サブタイトルで僕入
 れようかと思ったんですよ『ムーンストーン』の後に。」
K「あー。」
T「でもちょっと辞めまして(笑)。ジャケットのここにちっちゃく…」
K「中ジャケにね。」
T「うん。入れてとか言って入れてもらったんだけど。で、このジャケット仕様
 ね、これ形としてはオープンセサミ仕様と言われてるんですけど(笑)…」
K「うん、凄いいっぱい開く感じがね。」
T「えーと何だっけ、クール&ザ・ギャングのオープンセサミってあるじゃん?」
K「あーー開けゴマな感じのあの…」
T「そうそうそう、開けゴマな感じでこう…」
K「観音開きパターンですね。」
T「観音開きでここがこういう風になってる訳。」
K「うん。」
T「オープンセサミ仕様。常盤君のアイデアなんですけど。で、中ジャケ。これ
 ね、だから曲毎に僕と常盤君とコラボレートするって感じですよね。」
K「あー。」
T「『夜行性』なら『夜行性』の常盤君のイメージ+僕の詞と。って感じで曲毎
 にそういう風になってんですね。『GLASS』なら何かホテルの一室の…この写
 真とかもうホントに常盤君!って感じの写真ですけどね。」
K「う〜んこのホテル…ぼんやりした感じで。」
T「何とも言えないこのさ、ちょっといやらしい空気が漂ってるっていうかね、
 感じの。『GLASS』ってまあモーテルが舞台だったりもするんで。これイント
 ロ、さっき聴きましたけど、あの〜コップがカチャカチャって鳴るでしょ?」
K「うん。」
T「あれはうちのスタジオにあるさ、ティーカップで…」
K「あ、自分で作って。」
T「そうそう。で、この歌詞と合わせて聴くとコップの音が何かこう…コーヒー
 飲みながら何か思い出してる…みたいなね。」
K「あー。」
T「で、『悪い種』。この中ジャケはあれですね、マーキーって雑誌があるんで
 すけど、雑誌のセッション…フォトセッションして、それに常盤君がペイント
 してったって感じの。」
K「あ、ペイントされてるんですかそれも。」

・試みの地平線、田島仕様。
T「そう。これペイントですね。まあいろいろあとありますけど。まあやっとね、
 こうジャケが出来て。それでこのジャケのCDを取ると、あの〜CDを取ると…」
K「盤面を取ったとこには何か風景…」
T「羊がいるんです。」
K「羊が…」
T「ここポイント。」
K「あ、ポイントですか。それはどういう?」
T「ここに羊を…入れたい!」
K「はははー…」
T(笑)」
K「それはあの、ご自身の意向ですか?」
T「いや、僕じゃなくて常盤君の意向なんだけど。常盤君のアイデア。『羊いい
 よね。』とか言って。で、最後羊が入ってる訳。で、これよーく見ると、ジャ
 ケットこう入るでしょ?これ、こうなってるでしょ?」
K「はい。」
T「全部真ん中に…」
K「あーー。」
T「あの一直線にこう…」
K「地平線?」
T「地平線っていうか線が入ってるんですよ。これもそうですけど。」
K「あ、繋がってる訳。」
T「全部線が入ってるっていう。」
K「あ、なるほど。素晴らしい。」
T「ね、いろいろ。ジャケットも常盤君、なかなかいいの作ってくれたなという
 感じがする訳でありますけど。」

***

・二人静かの部屋。
T「という事で、続けてじゃオリジナルラヴニューアルバム『ムーンストーン』
 から…」
K「行きましょう。」
T「今回はムーンストーンで『月』にまつわる言葉いろいろ出てきてるんですけ
 ど、えー『月に静かの海』という曲を聴いて下さい。」

M-03.月に静かの海/オリジナルラヴ

T「この曲はさ、だから歌を何回か録ったんですけど、で、まあこの完成版には
 このテイクが入りましたけども。このテイクの後にさ、もう1テイク実は歌録
 ったんですよね。」
K「ね。」
T「で、その歌があの〜曰く付きの…えーと『僕と木暮ホモ説』っていうか…」
K「(爆笑)そんなのあったの?」
T「(爆笑)だからあの、この曲の歌入れの時に、木暮を僕のスタジオに呼んで
 ですね…」
K「遊びに行ったんだよね。」
T「そう。来てよ!とか言って。もう一人で歌うの飽きたから。とか言って。で、
 来てもらって。最初は木暮を僕のプライベートスタジオのブースの外にちょっ
 と居てもらって…」
K「うん。」
T「で、歌入れを始めた訳ですが、イマイチあんま変わんないなと思って。じゃ
 ちょっと木暮中に入って!っつって。」
K「うん。」
T「ついにこのブースに一緒に!木暮と僕がこう入ってね。」
K「多分俺の鼻息も録音されてると思いますけどね。よーく聴くと。」
T「そうだね。で、一緒にこう入って、木暮がこうヘッドホンして。じゃ歌うよ
 とか言って、歌ったテイクがあるんだけど。で、電気も暗くしてね(笑)。」
K「(笑)何かね〜凄いムードを考えてるんですよこの男。」
T「(爆笑)そうそうそうそう。」
K「何か歌い始めると電気消してしまうからね。」
T「そう電気消してさ。それで何かこう暗い訳。それで野郎二人がいてね。何と
 も気持ち悪い。」
K「怪しい雰囲気。」
T「でしたけど。でもすーごい良かったよねあのテイク。」
K「良かったですよ。」
T「あの〜だから木暮といた時に歌ったテイクもすんごい良くて。物凄く迷った
 のだから。」
K「うーん!」
T「あの後そっちのテイクにするか…あれもワンテイクだったじゃない?」
K「うん、そうですね。」
T「だから木暮入ってっつって入って、じゃあ歌おうかっつって一発目に歌った
 テイク。あれがもうホントにどこを直すんでもなく…直しちゃったらもう雰囲
 気壊れちゃうなみたいな…凄いいいテイクだったんだけど。ま、結局その前の
 元のテイクがオッケーという事になったっていう感じですけどもね。」
K「うん。」
T「いろいろそういう事を聴きながら思い出したりもしましたけどね。はい。」

***

・俺達共学じゃねぇのかよ!!!
T「という感じで、この番組バースト!ですね、今日は最終回という事でね。
 あれだなでも、高校の時さ、卒業式あったじゃない?」
K「あったね。」
T「何つったって、木暮と俺、同じ高校だぜ!」
K「同じ高校だったんすよね(笑)。」
T「同じ高校だもんな。」
K「ねー?だよね。」
T「変だよねー。」
K「うーん。郡山…」
K「チャリンコで通ってましたー。」
T「郡山高校?」
K「郡山高校。はい。」
T「(爆笑)」
K「(笑)男子校ですよしかも。」
T「男子校。福島県立郡山高校。」
K「もう女全然なし。」
T「そう、ギャルいなくて。」
K「男臭い感じで。」
T「で、あの当時は郡山高校出来てまだ5年ぐらいで新設校だったんだよ。」
K「新設校でね。」
T「で、我々が卒業した後に甲子園とか行ったりしたんだよね。」
K「甲子園に出たりとか、その後女子も受け入れて…」
T「あ、そうだよ!」
K「そうなのよ。」
T「そーーなんですよ!!その後共学になったんだよ!」
K「共学になったのがショックでね〜もう。」
T「ショックだねーあれは!何だったんだ?俺達!って。」
K「ねー。」
T「だってさ、あの当時全国で福島県郡山市が一番男子校女子校…公立なのに別
 れてる…」
K「別れてる。だから変な感じだったですね。」
T「一番その教育のシステムっての?が遅れてるんではないか?って言われてた
 よね。」
K「言われてた。」
T「だって普通私立が別れてるじゃない?男子校女子校って。公立別れてんのは
 中学校までだよ?だって。」
K「おー。」
T「あ、中学校違ったか。」
K「中学校はまあ…」
T「中学校は共学だ。ごめんなさい。中学校共学でしたけど、あのー高校がね。」
K「高校がね〜〜。そこで音楽を始め…」
T「始め、ねー。」
K「学祭バンドをやり…」
T「木暮は髪の毛を立て…」
K「田島は化粧をし…」
T「(爆笑)」
K「(爆笑)」
T「さて。」
K「(笑)」
T「うるさいな!木暮だってしてたじゃねーかよおまえ!」
K「まあいいじゃないすか(笑)。」
T「まあいいじゃないすかそんな事はね〜もうホントに(笑)。」

***

・聴いてないよ!
T「この間だってさ、僕が木暮さんに風邪薬を届けたんですよ。」
K「あ、この間ね。うん。何か友情を感じた。」
T「友情感じただろ?」
K「僕がすーごい苦しくてね風邪で。」
T「木暮インフルエンザにかかったっていうから、僕薬もらってたんで、風邪薬
 じゃあ届けてやるよとか言って。」
K「うん。持って来てくれてね。」
T「持ってった。」
K「いや〜いいヤツだなと。」
T「いいヤツだよ俺。」
K「いいヤツじゃんと思いましたよ(笑)。」
T「自分でいいヤツだって言うのもね…ホントはいいヤツじゃないっていう…」
K「(笑)」
T「って事だけど。ほいでさ、持ってった所…」
K「クラブでね。」
T「クラブで。80年代特集DJ大会。」
K「ねーDJをやる日でそん時。」
T「それで行ったらさ、木暮ウソばっかついてた。」
K「え?(笑)」
T「自分で80年代の時に聴いてない音楽ばっかりかけてたじゃん。」
K「そんな事ないよ(笑)。」
T「何でラモーンズ『ロックンロールレディオ』とかさ…ウソつけよ!」
K「そんな(笑)いや…」
T「何でバウハウスの『ナーバス』とかさ。」
K「そういうヤツね(笑)。ゴシック系ですか?」
T「そうそうそう。だからダブルデアとかさ。」
K「あー。」
T「何でかけないの?」
K「キュアーとかねー。」
T「そうキュアーとかさ。」
K「ウケないんだもんだって。」
T「フェルトとかさ。」
K「(笑)」
T「何でかけないの?とかさ。」
K「踊れないんだもんフェルトじゃ(笑)。」
T「え〜?」
K「アルバトロスとか(笑)エコバニが…」
T「またマイナーな話になってきたから辞めといて。」
K「(笑)」

***

・オラ、ニューウェイヴになるだ。
T「でもあのそうですね…だから何の話してたんだっけな…」
K「や〜いろいろあったね。」
T「そういろいろあったな〜と高校の時の話…そう!卒業式の話だからそうだ。
 で、高校の話になりましたけどもね。」
K「うん、そうだね。」
T「卒業シーズンで新しい季節を迎えて。という感じですけど。まあ同じ高校で
 卒業式したけどさ、あん時泣いた?」
K「いや別に泣かなかった。」
T「泣かなかったよね。」
K「嬉しかったもん。」
T「うん。俺も嬉しかった。」
K「もう高校卒業して大学ももう進路が決まっていて…」
T「そう。やったよ!」
K「やっとこっから抜け出せる…」
T「ついにさ!バンド出来るじゃん!みたいな。」
K「もう俺達は…だってあそこで誓ったよね?」
T「うんうん…何だっけ?」
K「俺達は東京に行って…」
T「(大爆笑)」
K「最高のニューウェイヴ…」
T「誓ってねーよ!誓ってねーー!!」
K「言ったよ絶対(笑)。」
T「俺は断じて誓ってねーからな!!(笑)」
K「いや言った言った(笑)。」
T「誓ってません!!!(笑)」
K「東京に行って(笑)…」
T「辞めろオマエ!おい!そんな事言ったらあの(爆笑)…」
K「ちょっとこれだけは言わせて(笑)。」
T「言ってねーもん(笑)覚えてねーぞ俺は!(笑)」
K「今ちょっと照れてます(笑)。」
T「そんな事言ったっけ?ホントにマジで。」
K「って言ってた。」
T「言ったっけな〜。」
K「まあでも東京来てから…」
T「はずみで言ったかもな。あの、あの、はずみで、あの…」
K「東京に行って要するに、最高のニューウェイヴバンドをお互いやろうよって
 (笑)。」
T「(大爆笑)」
K「これね、これウソじゃないす(笑)これホント言ってましたよ。」
T「ウソー(笑)言ったっけな。最高のニューウェイヴバンド?(笑)」
K「最高のニューウェイヴバンドをやるんだ俺達は!って言ってた。」
T「ニューウェイヴバンド(爆笑)…」
K「(爆笑)」

・伏せ字に興奮。
T「だってあの当時はだからまだパンク、ニューウェイヴバンドってそういう空
 気が残ってたからねギリギリ。」
K「残ってた。だって残ってたって言うか、そん時リアルタイムでねニューウェ
 イヴ普通に。ね、新譜として。」
T「ナゴムレコードとか…」
K「まだだって…」
T「まだあったっけな?」
K「うん、まだ。ね。インディーブームが来る前ですからね。」
T「インディーブームまだ来てないよね。まだ全然ほとぼり冷めやらず…」
K「まだラフィンノーズも…」
T「ラフィンノーズやってたやってた。で、あと何だっけ日本では…」
K「ガスタンクとか。」
T「ガスタンクね。」
K「盛り上がる前でしたからね高校ん時は。」
T「そう。原爆ハハハーズ(原文ママ)とかね。」
K「(笑)」

#青少年への影響を考慮した発言でしょうか。「ハハハ」はもちろん伏せ字ですね。
http://www.chargeguitars.com/GENBAKU/B_GENBAKU.HTM

T「ありましたけど。あの〜そういうのが…」
K「そういう頃だよまだ。」
T「そういう頃ですからね。でもホント嬉しかったよねだから。卒業できるっつ
 んで。」
K「そうだね。」
T「で、男子校だからってのもあったんだよ多分。」
K「うん、男子校…」
T「だから男女共学とかだったら、いろいろその高校でさ…」
K「ね。楽しい事もあったかもわかんないんだけどねー。」
T「だからいろいろラヴアフェアーと言いましょうか、いろんな高校生にありが
 ちな恋の…」
K「おー。」
T「そういうのあったかもしんないけど、俺等はさ…」
K「そういうの全く無かったからな〜。」
T「全く無いねー。まあ何かこう男くさ〜いさ…」
K「何かね〜。」
T「う〜ん。」
K「何か寮に入れられてるみたいな感じだったね。」
T「そんな感じだったねー。」
K「高校時代はね。」
T「無いねー。」
K「そんなだからうっぷんがこう溜まってたものが東京で爆発したんですね。」
T「爆発したな。」
K「ええ。」
T「で、木暮まずさ、こう髪の毛の両サイド剃ったでしょ?」
K「(笑)そうなんですよ。」
T「パーン!と剃って、もう真っ青だったじゃない。」
K「横を剃っちゃってモヒカンみたいな…プチモヒカンみたいな感じでしたね。」
T「そういう感じで凄かったよね。僕もマッシュルームカットにして。」
K「マッシュルームになってね。」
T「そうそう。まあ…という感じで(笑)出たての学生にありがちなパターンで
 すけどね(笑)。」
K「ありがちなパターンですよ。ええ(笑)。」
T「ええ。卒業すると…大学一年生そういう人これから出て来んのかな?ってい
 う感じですけど。だからそう…卒業ってのは、まあ楽しい。結構嬉しかったけ
 どな。」
K「嬉しかったですね。ハッピーだったですねあの頃は。」
T「物凄いハッピーな感じ…」
K「う〜ん。」
T「しましたけどもね。という感じで、じゃバースト!もね、卒業したいと。」
K「バースト!卒業ですね。」
T「そう、卒業ね。丁度3年経ったし。」
K「3年。う〜ん。」
T「ね。繋がった…繋げたでしょ?話。」
K「う、上手い!(笑)」

***
T「という事で、ニューアルバム『ムーンストーン』から、ここで『Xの絵画』を
 聴いて頂こうと思います。」

M-04.Xの絵画/オリジナルラヴ

T「あの〜XXXXってね、トリプルエックス…」
K「Xづいてますね今回も。」
T「Xづいてるね。最近でもXっぽいじゃん。」
K「う、う〜ん、まあね(笑)。」
T「何だそれ(笑)。だって『X BOX』とかいろいろあるじゃん。」
K「あーX BOXね。」
T「何かと、ね、X…黒人の曲とかよく…」
K「肉体のキーワードですかね?」
T「なんですか?…わかんないけど。X-RATEDっていうのはだからその…何だっけ
 …やっぱあれじゃない?ちょっとほら18禁みたいなさ。」
K「ふ〜ん。」
T「それ英語の先生から聞いて(笑)『Xかあ…』と思って。で、何か伏せ字って
 言うじゃん?伏せ字…チョメチョメ…Xをたくさん言ってる…Xの裏に女の子が
 何か…どういう事言いたいんだ、みたいな…何かわかんないけど(笑)…ね、
 何言ってんでしょう。」

***
T「で、ニューアルバム『ムーンストーン』から、最後で『ムーンストーン』を
 聴きたいと思います!」
K「はい。」

M-05.ムーンストーン/オリジナルラヴ

<エンディング>

・まず800万枚売ってから。
T「お送りしてきましたオリジナルラヴプレゼンツバースト!ね!いかがでした
 でしょうか!」
K「いや〜もう…」
T「いや〜もう最後アップ枠になっちゃいましたよもう。」
K「淋しいねもう…」
T「淋しいね。」
K「もうあともう…カウントダウン行きますか?」
T「淋しい時に『ムーンストーン』聴いて下さい!みたいな感じなんですけど。
 で、あの〜最後なんで、取り敢えずこれから旅立つ俺達?…」
K「うん、はいはい。旅立つ…」
T「俺達ってかリスナーの皆さんにも目標をじゃあ聞こうかな。」
K「目標ね〜…はい、まあ…」
T「えー木暮さんの目標はまずですね、僕の行ってるジムに来て下さい。」
K「(笑)それ目標でも何でもない、強制的な何かあの…」
T「(笑)」
K「嫌な感じの悪どい勧誘みたいな。」
T「そうそうそう(笑)。絶対引きずり込みますので。」
K「(笑)」
T「何の事かわかんないかな…ジムっていうか、あの〜いろいろ体鍛える事をね
 ちょっといろいろしようかなと思ってる…」
K「まあ音楽は…体力は基本って事だよね。」
T「基本って事でね。木暮さんは絶対来てもらって。絶対木暮ヤダとかって意地
 張って…俺吐いちゃうからとか言って。そんな事じゃダメですよ。」
K「もう(笑)…」
T「引きずり込みますのでね。という感じで…ね、マジだよ絶対。」
K「全然目標(笑)…俺言わしてもらってないじゃん。」
T「あーあーじゃあ言って下さい。自分なりの目標。」
K「あーまあそうですね、どうやってその勧誘を拒否するか(笑)…」
T「(爆笑)」
K「今から考え始める。それですね目標は(笑)。」
T「目標ね。いやいやいや。という感じで。まあ僕の目標はね、取り敢えずあの
 〜そうですね、僕も…まあ宇多田ヒカルさんデフ・ジャム行った事でね…」
K「(笑)」
T「まあ俺もデフ・ジャム…ええ。」
K「ま、世界デビューと。」
T「ええ。男性ボーカルとしてね。」
K「男性R&Bボーカルとして…」
T「男性R&Bボーカルとしてちょっとまあ…その前に800万枚売らないとな。」
K「そうですね、そっからまずね。」
T「(爆笑)」
K「ホントかよ。」
T「いやいやいや(笑)…みたいな感じでありますけど。この間だってさ、ブッ
 シュ大統領が来たじゃない?そしたらさ、何故か宇多田ヒカルがいたよ?」
K「あーニュースでやってましたね。」
T「ニュースで。呼ばれちゃうんだね?あれ。」
K「あれはまあ僕はあの呼ばれてたんですけど…」
T「そうそうそう木暮も呼ばれてたみたいですね。」
K「まあちょっと忙しくて行けなかったんですけどね。」
T「なるほどね。という事でそういう事は流してね。」
K「(笑)」
T「という感じでですね、バースト!もう3年間いろいろホント、どっちかって言
 うとかなり好き放題にこう何かね…」
K「どっちかって言うとっつーか、思いっきりですよ(笑)。」
T「ええ、やらして頂いてホントにありがとうございました。」
K「こんなにいい番組はね。」
T「いい番組と言うか、我々にとっていい番組と言いましょうか。あの〜ホント
 にやらして頂いてホントにもうありがとうございました。リスナーの方にも感
 謝しておりますけどもね。」
K「またやりたいですね。」
T「そうですね〜。関係者共々もうホント感謝しておりますんでね、あの〜ね、
 え〜と、何かもし...、またどっかでお会いしたい!という感じですねー。」
K「そうですね〜。」
T「は〜い。」
K「お耳にかかりたいです。」
T「お耳に。ね。かかりたい。という感じでありますけど。という事でね、バー
 スト!いよいよホントにお終いであります。こういう時ってどうやって締めた
 らいいんだろうね?(笑)」
K「ね。」
T「(笑)…言葉わかんねーよ俺。」
K「うーん難しい。」
T「まああれだね、またどっかでお会いしましょう…」
K「またホントお会いできる事を祈りつつ…」
T「祈りつつっていうか、ま、お会い…お会いしましょうよ。」
K「そうですね。」
T「そうだよ。」
K「強制的にね、お会いしましょうよ。」
T「そうそうそう、明日ジムで。」
K「またそれですか(笑)何か来そうな気がしたんですけども。はい。」
T「いやいやいや(笑)。という感じで、じゃ、卒業おめでとう!って事で。」
K「そうですね。」
T「はい。オリジナルラヴの田島貴男でした。そして…」
K「木暮晋也でした〜。」
T「木暮さんでした。バースト!」


   CLOSING NUMBER
   "BE THANKFUL FOR WHAT YOU GOT"(INST) / UNKNOWN
   original musician : WILLIAM DeVAUGHN
   ( ALBUM from "BE THANKFUL FOR WHAT YOU GOT")


 


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Listening & Reported by Jun Arai
Page Written by Kiku^o^Sakamaki