ORIGINAL LOVE presents 《BURST!》

第126回 (2001年8月23日放送)


<オープニング>
T「今日はこの番組でお馴染み木暮晋也の登場であります。」


M-01.めくれたオレンジ/東京スカパラダイスオーケストラ

 この曲結構ラジオでかかりまして嬉しいですね非常に。よく「オリジナルラヴ
の新曲聴いたよ」と言われるんですけどオリジナルラヴの新曲ではなくスカパラ
の新曲であります。8月9日発売で結構もう経ちましたけど。まあもう8月の後半、
下旬に入りまして、残暑いかがお過ごしでしょうた?…しょうたじゃない、しょ
うか?みなさん。という感じでありますが。

<近況>
 僕の方は、個人的な話ですみませんが、引越が終わって、先週も話ましたけど
も、ちょっと落ち着いてきまして部屋の内装もほぼ完全に仕上げまして、やっと
音楽の仕事がこう再スタートしてきたという感じで、ニューアルバムの曲を今ず
ーっと書いてるんですけども。具体的にそろそろ、来月再来月ぐらいからニュー
アルバムのレコーディングに入れそうだなと、そういう具体的な打ち合わせガン
ガン先週あたりから始まりまして、僕の方もちょっとずつテンション上がってき
てエンジンがかかってきたかなとそういう感じでありますね。

 それから先週はホッチャの小林君のイベントに行きまして。バッファロードー
ターと巡礼を観てきました。バッファロードーター久し振りに観ましたけどやっ
ぱカッコ良かったですね。もの凄い相変わらずテンションが高くてカッコ良くて。
何か噂によると今年の秋かな?バッファロードーターついに新譜が出るかもしれ
んという事で。何かその新譜の曲がまだできないんだとかってうずうずしてると
ムーグさん、シュガーさん言ってましたけどもね。それとあと巡礼ですけども。
あれは巡礼って人だったんですね。アサチャンって人と巡礼って人で『Asa-chang
&巡礼』という事らしいです。で、あの巡礼って人がタブラをずーっと叩いてる、
何君だったっけな?ちょっと名前忘れちゃいました。あの彼がもの凄いですねタ
ブラが。そいでアサチャンと二人でパーカッション叩きまくりという感じのライ
ヴでしたけども。それとコンピューターと同機させてトランシーな世界でしたけ
ど、なかなか暗ーい感じのライヴで味ありました。で、アサチャンの喋りが本当
にこう司会者!って感じの喋りで、全然くだけたところの無い、その辺が淡々と
しててなかなか良かった訳なんですけど。

 それでね、実はね、先週僕ちょっとビッグな人に会いまして。その人と打ち合
わせしてきたんですけど。これ話したいんですけど今ここで。話せません(笑)。
内緒でありまして。まあもうすぐ、オリジナルラヴの次のアルバム、シングルか
わかりませんけれども、そこでちょっと一緒に仕事するやもしれん人とうち合わ
せしてきてですね、結構盛り上がってる今週であったという感じでありますけれ
ども。

<今週のリコメンド>
 僕のニュースタジオも整ってきたところでCDを整理していまして。これちょっ
と売りたいなと思うCDもあったりしてこう見てるうちに、あ、こんなもんもあっ
たんだなーと思って持って来たCDですね今日は。一つが『ジョー・ミーク(Joe
Meek)』です。この人は主に1950年代に活躍した…作曲家なんですかね?1950年
代当時は演奏者と歌手と作曲者と作詞者と全部分かれてましたんで。その作曲者
なんでしょうこのジョー・ミークって人はね。1950年代後半から60年代にかけて
アメリカはアポロ計画で盛り上がっていた訳でありますが、そのアポロ計画を純
粋に音楽的に取り入れたような(笑)人でありまして、世界で最初にモンドな宇
宙モノ、エコーモノというか、そういうアルバムを作った…まあね、どうして19
60年代の頭ぐらいにこのようなサウンドが出来上がったのか、本当に驚くべきア
ルバムである訳なんですが。このジョー・ミークの「I hear a new world」。こ
のタイトルも最高ですけど。「新しい世界を聴いた」という(笑)。このアルバ
ム全編に渡ってP-Funkオールスターズもまっ青な何かオマヌケなスペイシーな世
界が大転回しておりまして、このジョー・ミークはホントにマジだったらしいと
いう。で、ちょっとやっぱりおかしくなっていったらしいですね結局(笑)1960
年代にかけて。

 で、もう一つが『ジャンゴ・ラインハルト(Django Reinhardt)』ですね。こ
れはもうギタリストでありますが。ジャンゴ・ラインハルト・ステファングラッ
ペリね。ステファングラッペリ楽団にゲストで出てるのかな?このジャンゴ・ラ
インハルト。40年代かな?の偉大な、これジャズと言っていいんでしょうかね?
ジャズギター…何て言ったらいいのかなぁ…何なんだろう?このギターは。わか
んないけど。とにかくもう最高のギタリストがおりまして。ダンヒックス&ヒズ
・ホットリックスはかなり影響受けたという。ダンヒックスが言ってましたけど。
で、ジャンゴ・ラインハルトで「Georgia on my mind」。これ有名な曲ですけど。
2曲続けて聴きます。

M-02.アイヒアアニューワールド/ジョー・ミーク
M-03.ジョージアオンマイマインド/ジャンゴ・ラインハルト

<談話室バースト!>
ゲスト:木暮晋也(以下K)

T「今日のお客さまは木暮晋也さんですね。」
K「はい。ご無沙汰しました。」
T「あ、ご無沙汰しました。どうも。」
K「どーもー。」
T「あれはえー、いつだっけ?最後に会ったの。7月?」
K「この間ラーメン食いに行きましたね。」
T「そう(笑)」
K「一緒にね。(笑)」
T「そうだよ。先月末にラーメンを食いに行って。」
K「美味しかったでしょ?あそこ。」
T「美味しかった。『ザボン』でしょ?」
K「ザボン。高円寺のね。」
T「で、木暮一押しのラーメン屋さん…」
K「あ、行ってきました?」
T「あの後行きましたけど。ハマッてあれから連チャンで3日続けて行った俺。」
K「やっぱり!」
T「ウマイ!」
K「荻窪のあの店はねぇ。」
T「荻窪のあのラーメン屋はウマイ。」
K「これね、あんまり俺教えたくないんですけどね。」
T「そうですね。あれは内緒にしておこう(笑)。」
K「うん。そんなに有名なお店ではないんですけど。」
T「あ、そうなんだ。」
K「ま、駅前にある、とある…」
T「とあるお店。」
K「なんですけど。そこが…もうスープ美味しくなかった?」
T「スープウマイ!」
K「ね。」
T「何か薄味なんだけど…」
K「サッパリしてるんだけど…」
T「基本的には札幌ラーメンだよねあれ。」
K「そうなんだ。あ、そうだね、あの醤油のね。」
T「醤油が札幌ラーメンなんだけど、何て表現したらいいんでしょうねあれ。」
K「何か独特ですよね。」
T「ちょっとほらあの『すみれ』あんじゃん。あのー札幌の。」
K「あ、方角はすみれに近いのかなーもしかしたら。」
T「そう、方角(笑)、方向としてはね。」
K「表現したい事は同じ。すみれもあそこのラーメンもね。」
T「そうそうそう(笑)。そうかもね。で、あそこのラーメンすみれからちょっ
 と外れた違う…」
K「そう、枝分かれしてる感じでね。」
T「枝分かれの感じの。あれはウマかったね。」
K「餃子も美味しいんですよあそこ。」
T「あ、そうなんだ。あの後うちの事務所のスタッフも連れて一緒に(笑)。」
K「あ、ホント。どうだった?評判良かった?」
T「大!評判で。」
K「もう一緒に行くっきゃないねじゃね。」
T「そう。また行きましょうよ。」
K「うん。あそこはブンブンの平井君に教えてもらったんだけどね(笑)。」
T「(笑)。ブンブンサテライツのね。」

***
T「ま、あのラーメン食べて以来ですね。」
K「そうですね。」
T「で、あのラーメン食べた時は引越直前で。」
K「うんうん。大変だー!って。」
T「大変だった時で。今やっと引越も終わって、自分とこのニュースタジオやっ
 と落ち着いてきて。配線も全部完了してですね、音がちょっとライヴだった
 のね、バーン!と響くような音だったんで吸音材を貼らなきゃと思って東急ハ
 ンズで音を吸収するボード、スポンジ売ってるんですけど、あれを買ってきて
 今バーっと貼ってますけど途中まで。」
K「もう日曜大工エブリデイな感じで。」
T「何ですかそれ(笑)。」
K「(笑)」
T「そう、日曜大工エブリデイ。」
K「部屋作りに燃えてると。」
T「燃えてる燃えてる。だからかなり自分のアルバムの仕事の方もやっと復活し
 てきてね。」
K「なるほど。」
T「もう一時はね、ホントにね、自分が音楽歌ってるって完全に忘れてたね。」
K「あー。音楽以外の事で忙しくて。」
T「音楽以外の事しか考えてないっていう状態ずーっと続いてたんだけど、やっ
 とミュージシャンに戻ってきた。」
K「やっと。嬉しい?」
T「嬉しいね。で、サックスもまた吹き始めて。」
K「(笑)。ずーっとサックス吹いてるもんね。事務所に遊びに行くと必ずプヒ
 ーっと聴こえてきてるもんね。」
T「そうそうそう(笑)。」
K「まーた吹いてるよっていつも思って。」
T「そう。それでね、この間サックスの松っちゃんがうちのスタジオに来て、で、
 僕の新曲、今デモテープ上がってきたんですけど、それで自分のサックスソロ
 また吹き放題に吹いてるんですよそのテープで。」
K「ほおー。」
T「で、聴かせたらね、もーの凄い驚いてた。」
K「へえー。」
T「『凄いよこれー!凄いよ!』って(笑)。」
K「(笑)そのサックスプレイに凄いと?」
T「うん。」
K「おー。」
T「曲はあんま聴いてないんだけど、凄いよとか言って。」
K「(笑)」
T「いや、嬉しいなと思って。」
K「プロ絶賛ですかー。」
T「結構絶賛されて。またより調子に乗って(笑)。」
K「(笑)今かなり楽しい時期ですね。」
T「かな〜りまた楽しくなってきちゃった。」
K「じゃあみんなもね、田島が吹き出したら煽るように頑張りましょう。」
T「(笑)」

***
T「木暮はじゃあ最近何してたの?」
K「最近はね、えっとー何だろうな…割とこの夏はここまではゆる〜く。」
T「ゆる〜く?」
K「うん。家で曲作ったり…」
T「曲作ったり。何だろうなぁ後は…そうですね、何か曲作ったりしてる事が多
 いですね。」
T「多いですか。あのマリマリの方は?」
K「あ、そうそう。マリマリのレコーディングもちょっと前までやってて。」
T「最近出たんでしょ?アルバムが。」
K「えとね、シングルが出たんです。」
T「あ、シングル。マリマリ…マシンガン。」
K「マリマリリズムキラーマシンガン。」
T「リズムキラーマシンガンね。」
K「それちょっと今日はシングル持って来たんですけど。」
T「あ、じゃあ。僕もマーキーの広告見ましたよ。」
K「あ、ホントに?俺見てないや。」
T「水辺でこうパッとキメてるマリマリさんが。」
K「写ってましたか。見てない。」
T「ええ。なかなか色っぽい感じで。」
K「へえー。」
T「じゃあその曲を。」
K「先にちょっと聴いて下さい是非。MariMari rhythmkiller machinegunで
 『HIGH SUMMER LINE』」

M-04.ハイサマーライン/マリマリリズムキラーマシンガン

T「はい。マリマリ…えー何だっけ?」
K「リズムキラーマシンガン。」
T「リズムキラーマシンガンで…」
K「ハイサマーライン。」
T「ハイサマーラインでしたけど。」
K「覚えてね。」
T「おーわかった(笑)。」
K「(笑)」
T「これ木暮の曲でしょ?」
K「はい。僕作曲の…」
T「これ聴いたもんだって木暮できたてホヤホヤで僕の所に持ってきてこれ聴い
 てくれって珍しく。」
K「そうそうそううん。」
T「そん時より何か、マスタリング後だからか知らんが、音が良くなってる気が
 するね。」
K「あ、ホントですか。嬉しいっす。あの何か製品になったんでねやっとあれか
 ら(笑)。」
T「(笑)」
K「もう2ヶ月ぐらい前ですかね?あれもね。」
T「そうですね。あれ2ヶ月ぐらい前で。」
K「大夫経っちゃいましたね。」
T「で、発売されたんですね?7月の…」
K「うん。7月25日かな?発売になって。」
T「25日。」
K「ええ。絶賛発売中で。良かったなと。」
T「絶賛発売中で。ね。木暮のこう微妙なこの…」
K「微妙なコーラスが(笑)。」
T「(爆笑)」
K「何かヘタなんだか何だかわかんないようなね。」
T「(笑)。レコードでは良く歌うね木暮。」
K「コーラスはやりますね最近は。」
T「最近やってるね。ライヴではやんないの?」
K「うん。オリジナルラヴでもやらしてよもっと。だって(笑)。」
T「え?だってさ歌わないじゃん。やってっつっても(笑)。」
K「いや、できなかったりしてんだね結局ね(笑)。」
T「(笑)」
K「弾きながらね(笑)。」
T「そうそうそう。わかった!やる!とか言っていつまでも歌わないとかさ。」
K「本番になるとヴォリュームゼロ唱法じゃないけど何っちゅーか(笑)。」
T「そうそう(笑)。本番なってあのー…」
K「口だけ開いてるけど、マイクに口は行ってるが声が出てない唱法とかになっ
 てるからね。」
T「そうそうそう。やってるよね(笑)。」
K「すいません。」
T「ちゃーんと歌わないとさ。」
K「やりたいんだけどねーなかなかほら慣れてないもんでね。」
T「(笑)」
K「段々慣れてきたでしょ?でも。」
T「段々ねちょっとずつね。」
K「やってると段々こうわかってくると思うね。」
T「(笑)」
K「勉強さしてもらってますよホントね(笑)。」
T「いやいやいや(笑)。はい、という事で今日は木暮晋也氏をお迎えしており
 ます。」

***
T「はい。談話室バースト!次、木暮晋也氏が…」
K「ですねー。夏だね!もう。」
T「夏だね。なーにその売り(笑)。」
K「夏。」
T「夏だねー。プールとか行ったんですか?」
K「プール行けてないんだよ。夏らしい事してないわ。」
T「あー。」
K「この間花火行ったけどね。」
T「あ、そう。あ!僕も花火行きました。」
K「隅田川の。」
T「隅田川の?へえー。」
K「うん。この間。」
T「何?あのー…凄い混んでなかった?だって。」
K「凄かった。もう全然花火が遠くの方でしか見れないの。」
T「へえー、あ、そう(笑)。」
K「うーん。車で行ったんすけどね、交通規制がしかれちゃってもう。」
T「あーそうだよね。」
K「全然もう近づけなくてね。」
T「僕の所もね、新事務所からですね…」
K「あー近くのとこね。」
T「近くにね、見えるんすよ花火。」
K「結構いい場所じゃない?」
T「めちゃくちゃいい場所。それで屋上があるんすけど、屋上はそのビルの…」
K「あ、事務所の屋上から見えるんだ。」
T「そう、事務所の人しか、そこのビルを借りてる人しか上がれないんですよそ
 の屋上へは。」
K「あ、それはいいね。」
T「で、屋上上がったらね、みんなビール飲んで…」
K「盛り上がってた?」
T「もう盛り上がって。そいで見ましたよ。」
K「へえー。あそこの花火もキレイだからね。」
T「なかなかキレイで。それでね、僕の新事務所でね、普段は凄い淋しい感じの
 あのー(笑)…」
K「ん?」
T「何つーの?あのーあんまり人のいないようなこう割とね、所なんですけども、
 その時だけはもの凄い…」
K「あー人がいっぱい集まっちゃって。」
T「もう大晦日の明治神宮みたいな感じで。」
K「おー大盛り上がりね。」
T「事務所のビルの窓から下見たらね、もう人がグワー!っと。地べたにビール
 置いてそんで作ってきた飯を広げて…普通の道路ですよ?!」
K「あー。隅田川もいたよそういう人。すんごい混んでるのにヘタしたらその食
 べ物踏まれちゃうよっつーぐらい混んでる所で広げちゃって。」
T「そう!広げちゃってさ。何人もいるのよそれが。なんだこれ!とか思って。」
K「凄いねー。」
T「凄いですよ。みんな酔っぱらっちゃってんの。それで僕はそん時ずっと仕事
 夜中まであったんで、そいで夜中の大夫遅くまあ明け方、事務所のドアをじゃ
 あ帰ろうかってパッと開けて、ほいで一歩踏み出した途端隣にねゲロがありま
 した。」
K「(笑)」
T「(笑)」
K「なんだかねー。」
T「カットかな?これ(笑)。」
K「イヤーな話だねー。その後だって俺なんかもんじゃ食いに行った(笑)。」
T「(爆笑)もんじゃ食いに行ったの?あーそう(笑)。」
K「(笑)。丁度隅田川…」
T「あーあの辺ね。あの辺たくさんありますよね。」
K「月島の方かな。」
T「月島はもんじゃ。僕もそう!初めてもんじゃ焼き食ったのが今から5.6年ぐら
 い前なんですよ。」
K「ほおー。東京?」
T「東京で。で、スタジオあそこにあるじゃないですか、あのー…幸宏さんとか
 よくやってるスタジオ。」
K「あー、コンシピオ?」
T「コンシピオ。」
K「あ、そう近いよね。」
T「近いんですよね。で、腹減ったなーと思って昼間ちょっと飯食いに行ってき
 ますって言って。で、もんじゃ焼きの存在を知らなかったんですよ僕。」
K「あ、ホント?へえー。」
T「何だ?もんじゃ焼きっつーのはって。たくさんあるじゃない?あの辺。」
K「うん。いっぱいある。」
T「それでね、もんじゃ焼きのお店に取り敢えず入ってみようって事で入ったら
 さ、鉄板が置いてあって。あれ1人で入るとこじゃないんだなあれ。」
K「そうだね。囲むモノだからね。」
T「(笑)」
K「まあでも1人でも別に。」
T「いい?大丈夫かな〜。みーんな…1人で食ってんの俺だけでさ。」
K「うん。あんま見ないね1人で。カウンターとかじゃ無いからね。テーブルに鉄
 板がある。焼き肉屋さんみたいに。」
T「そうそうそう。だから俺1人の所の鉄板にドカーン!とか来ちゃってしょうが
 なく何か(笑)。」
K「あまり食べれないよね1人だとね。」
T「そうそうそう(笑)。」
K「まあでも食べた事ないんだったら仕方ないよね。」
T「食べましたよそれでもんじゃ焼き。」
K「美味しいですよね。」
T「まあまあ美味しいですね。はい。」
K「なるほど。という事で。」
T「(笑)」

***
K「で。」
T「次の曲が。」
K「次の曲が久し振りにちょっと…」
T「ね、これがもうね、僕らの間では超メジャーな。」
K「ね、これ青春のナンバー。」
T「青春のナンバーなんですけど。これちょっとね。」
K「これ初めて聴いた時は燃えたねー。」
T「燃えたー!うーん。」
K「確か田島んちで初めて聴いたような気がするんだよね。」
T「俺んちだったっけ?」
K「うん。何かそういう。」
T「そいでこれがもう10年以上前ですね。15年とか経っちゃう…」
K「ヘタしたら。」
T「ヘタしたら。で、僕らの間では超メジャー曲。一般的にはもう超マイナーな
 『モーズ・アリスン(Mose Allison)』という。誰も知らないだろうな。」
K「うん。どうでしょうね。まあ聴いてみますか?」
T「聴いてみましょう。」
K「モーズ・アリスンで『Seventh Son』」

M-05.セブンスサン/モーズ・アリスン

K「カッコイイっすね。」
T「カッコイイ。もう僕らの間では超有名人、超有名曲なんですけど。」
K「これオリジナルラヴでむかーーしやってたよね?」
T「やってたんですよー!」
K「今思い出したんだけど。」
T「そうなんですよ。思い出しました僕も。これカバーしてましたこの曲。」
K「デビュー前だよね?」
T「デビュー前ですね。全然デビュー前。モーズ・アリスンのセブンスサン。こ
 れとナットキングコールのヒットザットジャイヴジャック。とあとダンヒック
 スとかね。いろいろカバーして…」
K「ウォーキングワンアンドオンリーね。」
T「うん。そう今のね、例えばレイジアゲインストザマシーンとか聴いてる若者
 達にこういう曲聴いてどう思うんだと…」
K「聞いてみたい?(笑)」
T「聞いてみたいな(笑)。」
K「街角インタビュー行ってみる?」
T「そうそうそう。街角…(笑)。」
K「聴かして無理矢理(笑)。」
T「(爆笑)」
K「どうですか?って(笑)」
T「どお?どお?みたいな。だってさこんなフニャフニャの声どう聴こえるんだ
 ろうね?」
K「『喧嘩弱そー』とか言われちゃうのかな(笑)。」
T「言われちゃうかもな(笑)。そうかも知んない。あー…なー…」
K「まあ、聴か…聴く…」
T「今のだって10代、20代の人ってみんなハードコアだろ?」
K「みんなって(笑)…それは言いすぎだよ。」
T「全員そうだよ。」
K「全員は言いすぎだよ(笑)。」
T「どう考えても。」
K「(笑)。このモーズ・アリスンとそっちの方を比べるのもどうかなとは思う
 けどね(笑)。」
T「(笑)。モーズ・アリスン聴いたらどうなんだろうなとかさ。」
K「でもお互い交換してみたいね。」
T「あー。」
K「『じゃ俺モーズ・アリスン貸すからさ、君のじゃあ何かお薦めのハードコア
 かなんか聴かしてくれる?』なんて。」
T「(笑)」
K「感想の言い合いとか。」
T「あー(笑)。モーズ・アリスンと何だろうね…メキシカンハードコアとか。
 でもメキシカンハードコアって感じじゃないんだよな。もうちょいこうメロデ
 ィアスな感じだよね。」
K「あー。歌モノ?」
T「歌モノとか何かメロコアみたいな。」
K「うん。メロディーはしっかりあって。」
T「あってみたいなね。感じなんですけどねー。まあいいや。やっぱり僕らの世
 代的にそうなっちゃうんだよどうしても。」
K「そうだね。変なもんから入っちゃったから。」
T「10代がパンクだったじゃない?」
K「そうだね。」
T「10代パンク・ニューウエーブで20歳ぐらいでもうシブイの聴きたくなっちゃ
 うんだよ。」
K「もう一通り…じゃないけど…」
T「そうそう。だから10代後半とか20歳ぐらいでパンクに目覚めちゃ遅すぎるみ
 たいなさ。」
K「(笑)」
T「感じなくない?」
K「あるある。」
T「あるよね。うーん何か…(笑)。」
K「(笑)」
T「どうでしょう(笑)。」
K「どうなんでしょう(笑)。」
T「わかんないけどね。まあそういう感じで。」

***
T「で、今日は何曲持って来たんですか?」
K「今日はまあもう1曲ぐらいはあるんですけどね。」
T「もう1曲。」
K「ええ。もう行ってみる?そっちの話題に行って大丈夫?レイジ話とかは大丈
 夫なの?」
T「(笑)レイジ話?いいやレイジ話は。」
K「じゃあもう1曲軽く。」
T「軽く。何ですか?」
K「もう1曲はこれもマリマリに薦められて買ってみました。『アバランチーズ
 (Avalanches)』っていう。」
T「うんアバランチーズ。イナズマケイがかけそうな。」
K「何かねーうん。それこの間買って聴いてみたら何かちょっとクショ!って感じ
 だったんで。」
T「クショ?(笑)」
K「うん(笑)苦笑?何かオーストラリア、オージーモノで。」
T「あー!何か言ってたね。」
K「何かちょっとコラージュっぽい。」
T「あー!はいはいはい!」
K「ちょっとヒップホップっぽい。」
T「あー何か得体の知れない人達。」
K「ちょっと掴み所のないような。」
T「なるほど。じゃあそれ行きましょう。」
K「ええ。アバランチーズで『Since I left you』です。」

M-06.シンスアイレフトユー/アバランチーズ

T「はい。マリマリじゃなくて…何だっけ?」
K「アバランチーズね。」
T「アバランチーズで『Since I left you』…君が去ってから…みたいな。」
K「あー。さすが英語習ってるだけあるね。」
T「な〜んだよ!(爆笑)」
K「(笑)」
T「アホ(笑)。」
K「今習ってるんだよねー。」
T「習ってる…まーな。会話の方な。」
K「もう言ってるの?」
T「え?言ってない。」
K「なーんだー。習ってるんですよ田島実は今。だから実はもうベラベラなんだ
 よね。」
T「そんな事ないんだよこれが(笑)。」
K「何か言ってよほら。」
T「え?まあ良いとして。」
K「あ、あれ?(笑)」
T「まあ、Since I left youってね。はいはい。という事でね、でした。でした
 じゃないや、あの〜まあ、君が去ってからというね、僕にぴったりの…」
K「ナハハー(笑)」
T「わかんないすけど(笑)。」
K「そうなんだ(笑)。」
T「えー、という今日談話室バースト!もう時間が無いです。」
K「何かね、あっという間にいつも終わっちゃうねー。」
T「もう無くなりましたよ。これから何かいろいろ話そうかなとか考えてたんだ
 けど。」
K「もう頭から俺登場したいなーもう。」
T「あ、いいよじゃあ頭から(笑)。はい。という感じで談話室バースト!でし
 た。」

<エンディング>
T「はい。お送りしてきましたオリジナルラヴプレゼンツバースト!いかがでし
 たでしょうか。」
K「いやー楽しかったです。俺は。」
T「(笑)。えーと、何かね曲がかかってる間もちょっといろいろ先週あったワ
 タクシのビッグな事を木暮と話していた訳なんですが、この話もいずれしたい
 と思いますけども。」
K「ねー。お楽しみ満載だねオリジナルラヴは。」
T「いろいろ満載なんでね。」
K「もうチェキラ!って感じですか?」
T「(笑)そうみたいですね。はい。という感じなんでね、この番組ではハガキ
 を大募集してまして。マリマリの方のライヴもあるんですよね?10月に。」
K「うん。10月に東京であるんで良かったら。」
T「そっちの方も是非是非。で、オリジナルラヴのライヴ明日からですね。」
K「はい。」
T「名古屋クラブクアトロ/大阪クアトロ/そして東京のクアトロと。」
K「ねー。いよいよ。」
T「いよいよ3日間ある訳ですけども。」
K「楽しみだね。」
T「いやーもう久し振りにねー。」
K「久し振りに燃えたいですね。」
T「いやーもー燃えるよホント。」
K「おー。」
T「とか言いつつ、今回トライアルセッションと題しまして、要するにお試し版
 という事で、ニューアルバムのお試し版という事でね、ビッグクランチとはち
 ょっとまたコンセプトの違うですね、リルビー(little bit)ジャジーな…」
K「(笑)英語出ちゃったよね。」
T「ええ今(笑)…」
K「出しちゃったよね(笑)。」
T「出しちゃったって感じですけど(笑)。こちらの方もお楽しみに。名古屋/大
 阪/東京。チケットが東京の方がもう無いという事ですけど。」
K「ソールドアウト。」
T「ね。来て頂きたいなと。24日名古屋クアトロ、25日が大阪クアトロ、28日が
 渋谷クラブクアトロであります。という事で、今日のゲストは木暮晋也さんで
 した。どうも。」
K「はい。どうもお世話さまでした。」
T「また来週。バースト!」


 


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Listening & Reported by Jun Arai
Page Written by Kiku^o^Sakamaki