ORIGINAL LOVE presents 《BURST!》

第103回 (2001年3月15日放送)


<オープニング>
T「今日はこの番組でお馴染みイナズマケイが登場します。『2001年の目標は?』
 そうですね!前回出演時に『2001年の目標を宿題だ!』という事で。今日は目
 標をどういう風にどういうモノが見つかったのか聞いてみたいと思います。」


M-01.女を捜せ/オリジナルラヴ
<近況>
 僕の方は相変わらずニューアルバムに向けての作曲期間でありまして、ずーっと
自分の新曲を書いたりしてる毎日。もう自分のプライベートスタジオと自宅とをホ
ント行ったり来たりしてるだけ!というね、非常にストイックな毎日であります。
で、まあ先週も言いましたけれども、そのコンピューターと相変わらず格闘してる
週が続いてまして。最近のコンピューターでできる事っていうのはここ2、3年ぐら
いでホントもの凄い進んじゃってほとんどサンプラーとか楽器の音源がもうコンピ
ューターの中に全部入ってしまうという感じで。ヘタしたらもうパワーブック1台、
ノートブックパソコン1台である程度のデモテープ、本チャンにもいけますけれど
も、そういう音楽ができちゃう!という。外側にサンプラーとか何もいらないとい
うぐらいにまでできるという事で。しかも自分の歌とかドラマーが叩くドラムの音
だったりピアノであったりとか、そういう音もいろいろ自在に変えたりする事がで
きたりとか。今一番面白い楽器、コンピューター、ハードディスクレコーダーって
いうか、そんな感じがする訳なんですが。まあ僕は生ピアノ生ドラムそういった楽
器も大好きですけども、やっぱりね、コンピューターでいろいろそれをエディット
したりする面白さ、何かそういった新しい感触、感覚が新しいイメージを湧き起こ
すものでありまして。そういった事、コンピューターソフトによるイミュレーショ
ン、シンセサイザーっていうのがいろいろあって。そのイミュレーション、シンセ
サイザーも凄いいい音するんですね。そういうの使ったりとか何だかんだいろいろ
格闘してて、そんな事ばっかやってる毎日なんですけどね。


<今週のリコメンド>
 で、ここんとこそれでそういった事やってて、またいろんな人のアルバムも聴い
て。あんまり聴かなかったんですけど、思い起こすと『あ、このアルバムほとんど
コンピューター1台で作ったんだな』と思えるようなアルバムが結構あったりする
訳で。この番組で何回かかけました『ドクターロックイット』ですね、ハーバート
のアルバムですけども。あのアルバムなんていうのは恐らくほとんどマッキントッ
シュ1台で作ったんではないかな。アナログシンセとかあんまり使ってないんじゃ
ないかっちゅー気がして。コンピューターの中で音楽を作っていくっていうのはね、
なんか文章書くのに凄い似てるんですね。小説を原稿用紙に向かってずーっと書い
てるような感覚っていうか、いろいろエディットしたり何かかんだするっていうの
は。だから音楽がデザインとか文章に近づいていってる感覚しますね、コンピュー
ターで曲作ってるのって何か。それでドクターロックイットのニューアルバム。も
う1回聴き直したりするとホントに彼が映画のシナリオをずーっと音楽作りながら
書いてたんじゃないかって何かそういう風にも聴こえてくるんですけど。アルバム
も最初にこのドクターロックイットのアルバム…えーと何だっけ『部屋ん中で花火
ができる』とかいうタイトルのアルバムですけど(笑)。そのアルバム最初の7.8
曲目ぐらいまでしか覚えてなかったんです何回か聴いた感じでは。で、最近聴いて
みるとアルバム後半の曲がね、なかなか良く聴こえてきて。『あーこんないい曲だ
ったんだ』というような感じで気づいたりしてね。で、アルバムの全体像もあのア
ルバムを買って1年ぐらい経ってやっと見えた(笑)『あ、こういう風に面白いア
ルバムなんだ』ってわかってきた所であります。そのドクターロックイットの『ソ
ングウィズワーズ』を聴きたいと思います。

M-02.ソングウィズワーズ/ドクターロックイット

 この曲は3部構成みたいになってて。頭の部分がどっか外から車に乗って家に帰
ってきて、家のガレージの戸を開けて車を入れて、それで部屋に帰ってきて。そう
すると彼女か何か知りませんけど、女の子と歌い出すっていう感じの構成。で、そ
の歌が終わってからら同じ曲のピアノの弾き語りみたいなのが始まるという。凄い
いいムードの曲で。この曲最近まで気づきませんでしたよ(笑)。この曲に至るま
でが長すぎてですね、大体その後は聴き流していたという感じで。この曲の良さ最
近やっと気づいた訳です。という事で、曲を作っててシンパシーを得るっていうか
面白いなーって思うのはやっぱこういったドクターロックイットとかっていう感じ
が最近してる訳であります。

<談話室バースト!>
ゲスト:イナズマK 以下:K

T「今日のゲストはイナズマケイです!」
K「こんばんわーーっ!イナズマケイです!」
T「(笑)。今日はフレーズ無いんだ?」
K「今日はフレーズはね。ちょっとそう、理由があるんですね。」
T「何で?」
K「実は年末に怪我をしてしまいまして。」
T「あ、ホントー?」
K「ええ。」
T「何、どどど、どういう状態になったの?」
K「あの、骨が折れた(笑)。」
T「(笑)骨!どこの?」
K「足の。」
T「足の骨。へえー。どーしたんですか?何で折れちゃったの?」
K「DJしてたら折れたんです。」
T「DJしてたら折れた?はあー!」
K「何故?(笑)DJなのに。」
T「うん(笑)。え?何で折れたの?DJなのに。」
K「スピーカーから飛び降りたら。」
T「(爆笑)」
K「ねえ〜。」
T「たまにロックバンドでいるよそういう人。うん。スピーカーから飛び降りて。」
K「そう。相談しましたよ。相談した相手が一応増子君DMBQの。あの人よく折れ慣
 れてるから。」
T「あっそう、折れ慣れてるんだ結構。」
K「『うん。そういうのはね無理矢理歩いちゃえばいいんだよ』とか言って(笑)」
T「(爆笑)いやーそうなんだ。」
K「なるほど、さすがDMBQだなー!っていう(笑)。」
T「(笑)。え?ライヴでしょっちゅう折ってんだ。」
K「ライヴでしょっちゅう折れてる。」
T「あーそうなんだ!」
K「前に会った時とかもギブスで。」
T「うっそー!(笑)」
K「『俺今回はここで前はここで』とか言って(笑)。」
T「あ、ホント。凄いねー。」
K「で、また『複雑骨折だった時もあって』とか何か言ってて『それも家で治した』
 とか(笑)。」
T「(笑)病院行かずに?」
K「『入院しなくちゃダメですか?通院だけじゃダメですか?』って聞いて『入院
 した方がいいですよ』って言われてんですけど『どうしてもダメですか?』みた
 いな(笑)。」
T「へえー。」
K「それで通院だけで。」
T「すーごいねー。」
K「『でも治るよ』とか言って。」
T「(爆笑)」
K「強いなあ!この人達は!」
T「へえーそうなんだ。足の骨を?」
K「足の骨。左足の。未だに足引きずって歩いてます。」
T「あ、そうなの?へえー。」
K「なかなか治んないもんですねこれね。気をつけた方がいいですよ(笑)。」
T「(笑)。え?何もう下に降りた瞬間に『折れたー!』と思った?」
K「もうだからホント、勢いよくポイって行けばもうちょっと良かったのかもしれ
 ないですけど、人がわんさかいたから『ストン』っていうタテの落下で多分力が
 逃げなかったのかな。」
T「あー!痛いねーそれ!」
K「そう。そしたら着いた瞬間に、見た目は普通にこうやってピョンって降りてる
 んですけど、自分内だけで『行ってる!』」
T「(爆笑)これは行ったと!」
K「捻挫ぐらいかなと思ってたんですけど、翌日朝起きたら歩けませんでした。」
T「(笑)あ、翌日気づいたんだそれ。折れてるって。」
K「そう。12月の30日ぐらいだったんですけど(笑)。」
T「へえー。病院開いてた?」
K「病院なんてねー…」
T「うん。まあでも救急病院は開いてるよね?」
K「救急病院は開いてたんですけどね。『何やったの?君は』って。」
T「怒られちゃって?(笑)」
K「『腫れてるよー。お酒飲んでたでしょー。いるんだよねー』』とか言って。」
T「(爆笑)先生に?」
K「先生に。『あ〜』とか言って(笑)。」
T「そうかー。嫌な先生だなあ。」
K「(笑)」
T「『いーだろーが!』とね。」
K「そう。で、ジーパンはいてて痛くて脱げなかったんですよ。『こんなねージー
 パンねー細い…』、別に細くなかったんですけどね。『こんなんはいてたらねー
 ダメだ、ギブス巻けないから』とか言われて。」
T「(笑)」
K「『脱いで』って言われても脱いだらパンツで家まで帰る事になっちゃうから。
 『いや大丈夫。家で無理矢理脱ぎます。大丈夫です』って。」
T「へえー。先生に小言言われて。結構小姑みたいな先生だったんだ。」
K「結構ね。若いのに(笑)。」
T「若いのに(笑)へえー。」
K「言いたがるんですよねー。」
T「言いたがるのか。なるほどねー。ムカツクねそれ。」
K「ええ。お世話になりました!(笑)」
T「(笑)そうかへえー。で、それでもう標語無し?」
K「標語無しです。だからね、言われてた宿題も全然考えられなかった。」
T「(爆笑)そう逃げたか〜〜!」
K「もう(笑)ダメ!治すのに集中!」
T「なるほど。そんな考えればいいのに治す間に(笑)。」
K「そうですねー(笑)。」
T「じゃあ今年の目標まだか(笑)。」
K「まだ定まらず。瞑想中。」
T「瞑想中ね。オッケーです。3月になっても。はい。という事で骨を折ったりとか
 他は何してたんですか?」
K「他は何してましたかね?俺は(笑)。俺は何してたんだろーなー…。」
T「(笑)でもライヴとか行ってたんでしょ?」
K「あんまり行ってない。1月中はほとんど行ってないな。2月に入ってからぼちぼ
 ちと。」
T「ぼちぼちと。ふーんそんなような。」

***
T「今日1曲目は何ですか?」
K「も〜(笑)大変ですよ。」
T「大変?」
K「『AC/DC』!」
T「1曲目からもうAC/DC!」
K「もうね、僕曲紹介ですかね?これね。」
T「うん。曲紹介はい。」
K「行っちゃいますねもう。じゃあね、AC/DCの!ハイボルテーージ!!」

M-03.ハイボルテージ/AC/DC

T「ねー、カッコイイねー。」
K「どうですか!このスカスカっぷり!」
T「薄いねー!音が!(笑)」
K「♪ハ〜〜イ!ボルテ〜〜〜ジ!」
T「♪ロックンローール!(笑)。これは1stアルバムですね?」
K「1stですよね。欧米の1stになるらしいんですけどね。」
T「はーはー。」
K「オーストラリアのあれだから。」
T「そうですね。オーストラリアのバンドなんだよね。」
K「ね。それでらしいですね。」
T「なるほど。こんなに薄かったかなー?と思いましたけどね今聴くと。」
K「ねー。凄いですよー。」
T「(笑)」
K「何故AC/DCか?っていうのはね、先日19年振りの来日公演!」
T「行きたかったなーそれ!」
K「ええ。行きました。」
T「行ってきました?(笑)お客さんどうだった?満員?」
K「満員。」
T「へえー。」
K「も〜〜満員ですよ!」
T「も〜〜大盛り上がり?」
K「みんな『待ってたぞー!』」
T「待ってたぞー!でオジサンばっかり?」
K「『アンガス!アンガス!アンガス!』(笑)。オッサンももちろんいるんです
 けど。アンガスの格好ってあのアメリカのスクールボーイの…」
T「ランドセル。」
K「ランドセル背負って半ズボンでネクタイしめるっていう。あれの格好してなん
 とかで選ばれると、アンガスにバックステージで会えるっていう企画あったらし
 くて。」
T「(爆笑)」
K「ステージにモニターがあるんですけど、そこの集団がモニターに映ったりする
 と、オッサンが『おーーー!』っつって(笑)。」
T「(笑)」
K「オッサンでも普通にスーツ着てる…『うわーー!』って。凄かったですよ。」
T「へえーあー。」
K「あの横浜アリーナのね…俺1人で行ったんですよねー(笑)。」
T「(爆笑)」
K「みんなねー『行きたいなー』って言うんですけどねー。行く人はいないんです
 よねあれね(笑)。」
T「(笑)なるほどなるほど。わかるその感じ(笑)。」
K「そーなんですよ(笑)。よくあるじゃないですか何か。『俺も行きたいなー』
 って言うんだけど。」
T「うんうん。実際行く人…」
K「いざここから『DO IT!』っていうね、このね…」
T「うん(笑)なるほどなるほど。」
K「そうそう。行って来ましたよ。でもねホント凄い。」
T「へえー。」
K「こんなエンターテイメントっていうのはずーっと飽きさせない。もうオッサン
 なんだけど。」
T「ふーん。」
K「何才ぐらいだろ?45.46.もう50前の人達が…」
T「あー。だってハゲてんでしょ?あの人。」
K「もうハゲ、アンガス、ハゲちゃった。」
T「(爆笑)」
K「アンガスハゲちゃって。で、ヴォーカルのハンチング被った人いるじゃないで
 すか。」
T「はいはいはい。」
K「あの人も取るともうハゲです。」
T「あ、そうなんだ(笑)。」
K「キンキンみたいに(笑)。」
T「へえー(笑)。」
K「そうそう。だからアンガスハゲちゃってスーツ短パンでやってるからもう…
 ちょっと…」
T「(笑)変なヤツだよなあ。」
K「『イカレ部長』みたいな。」
T「(笑)」
K「『イカレ部長』と『現役炭鉱夫』みたいな2人が(笑)。」
T「あ、そうなんだ。」
K「それでもずーっと動き回ってて。」
T「あー。もうヘッドバンキングずっと?」
K「もうヘッドバンキングでずーっとやって。」
T「凄いっすねー!」
K「凄い。」
T「よく死なないねー。」
K「死なないですね(笑)。昔死んだとかありましたもんね。」
T「そう、よく死ぬじゃないあれ。ヘッドバンキングやると。」
K「(笑)。ヘッドバンキングやると死にますからね!」
T「(笑)」
K「ちゅ、注意しないといけない。」
T「そう。メタルの人で死んじゃったりとかさー。」
K「そうそう死んじゃったり。ステージもね凄い。」
T「へえー。」
K「もう『欧米のツアーのセット持って来ないとやんない!』っていう条件があっ
 たらしくてね。」
T「へえー(笑)。」
K「もう全部フルセットで。」
T「え?セットってどんなセットなの?」
K「もう巨大なアンガスの像がニョキーン!」
T「(爆笑)何だそれ!」
K「目がピカピカ光ったり、ボ〜〜ってこうやって煙吐いたり。」
T「くだらねー!(笑)」
K「途中火吹いちゃったりするんですよ。ボ〜〜〜!」
T「へえー。」
K「『ホールロッタロージー』っていう曲で巨大な女の風船がブク〜〜!って。
 こうやって踊ってたり。」
T「はあー。あとストーンズみたいなの?」
K「うん。それで最後は『悪魔の招待状』の大砲のヤツで。大砲がいっぱいニュキ
 ーンって出てきて、ファイヤーーー!」
T/K「ドーーーン!!」
T「やったんだ(爆笑)。」
K「うん。♪ゾーズアバウトゥロック!ファイヤーー!ドーーン!!」
T「あれやるんだ。へえー。もう生の大砲を。」
K「生大砲(笑)。生大砲出てましたよ(笑)。」
T「出てました。へえーなるほどね。それは面白そうだなー。」
K「ええ。面白かったですよ。その後もね、CDいっぱい買いに。昔アナログで持っ
 てたようなモノもね、買い替えっていうか。」
T「買い戻し?」
K「買い戻しを。」
T「たくさんして(笑)。」
K「たくさんして。」
T「思わずね。」
K「そう思わず。家で聴いたり。」
T「へえー。カッコイイもんねやっぱAC/DC。ダントツカッコイイよね。あの辺の中
 でね。」
K「(笑)。存在も良かったですよねアンガスの。」
T「存在も良かった。アンガスも良かったし、あと意外といいのがサイドギターの
 ヤツね。」
K「あー。アニキのマルコム!マルコムヤングが。」
T「そうそう。『コイツ何やってるんだろ?』って(笑)。」
K「そう(笑)。」
T「何かさ、ギターが、カントリージェントルマンなのか古アコなんだよ(笑)。」
K「そう(笑)。古アコでずっと動かないで、こんな、ね(笑)。」
T「そうそうそう(笑)。全然動かないでさ。」
K「シブイなあとか言って。でも動いてるって事が発見されたんですよ。」
T「あ、そうなんだ。」
K「なんと!1曲コーラスをやるんですよ(笑)。」
T「マジ?!(笑)」
K「1曲のコーラスの為にマイクスタンドが用意されてんの(笑)。」
T「へえー(笑)そうなんだ。」
K「そう。いつもドラムの隅にベースと2人で固まってんのがそん時だけ歩いて行っ
 て。で、また戻る(笑)。」
T「(笑)。だってあの人サイドギターの人さ一切ギターソロも弾かないじゃん。」
K「弾かないっすよー。」
T「延々カッティングだけなんだよね1日中。」
K「そう、ずーっと1日中(笑)。1日中ですよ。一生ですよ(笑)。」
T「一生だよね(笑)。あの人かわいそうだよね。」
K「(笑)。やっぱ兄貴。いい兄貴なんです。」
T「いい兄貴なんだよな。『弟のアンガスに全部任した』と(笑)。」
K「ねー。でも何かいろいろそれで僕はサイトとか見て来たんですよ、インターネ
 ットのヤツで。」
T「うんうん。」
K「それで見たら、『RIAA』ってゴールドディスクとか認定する所あるじゃないで
 すか。」
T「あ、そうなの?うん。」
K「それで『アメリカで最高にアルバムが売れてるアーティスト』みたいなヤツが
 あって。その第5位にAC/DCが入ってたんですよ。」
T「あ、そうなんだ。」
K「ビートルズ、ツェッペリン、ピンクフロイド、イーグルス、AC/DC(笑)。」
T「凄いっすねーー!」
K「ストーンズとかよりも売れてんですよね。ブルーススプリングスティーンとか
 よりも(笑)。」
T「へえー!あ、そうなんだ。」
K「アンガスの方が偉いんだ。」
T「(爆笑)そうなんだ!」
K「そう。凄い。」
T「凄いねーー。でもあのノリはやっぱ世界の人を感動させるなんかこうグルーヴ
 があるかもね。」
K「グルーヴあるかもしんないですねー。」
T「うん。何?『バックインブラック』が売れたのかな?そんなに。」
K「ねー。バックインブラックじゃないですかねー。そこら辺とかね。」
T「この辺『ハイウエイトゥヘル』とか?」
K「ハイウエイトゥヘルとかバックインブラックとかみんなヒップホップの人とか
 もネタに使ったりとかね。」
T「ネタに使ってますよねー。」
K「ビースティーとか好きとかそういう感じ。」
T「そうだよねー。グルーヴがやっぱあるんだよね凄く。」
K「ね。」
T「ノリがカッコイイんだよね。♪ダドゥン、ダドゥン」
K「そうなんですよねー。」
T「何かこうデカイノリというかね。AC/DC俺も行きたかったと。」
K「ええ。」
T「行きたいという人はいるけど実際に行く人は…」
K「あんまりいない(笑)。自分のまわりには。」
T「なるほどね(笑)。でもアリーナはいっぱいだったと。」
K「アリーナいっぱいでしたねー。」
T「ふーんなるほどなー。もう1回来ないかなー。」

***
T「はい。骨を折ったイナズマケイ君ですけども。」
K「ホネオリ(笑)。」
T「骨折ってAC/DCでハイボルテージという感じなんですけど。」
K「そうですね。あ、そうだ、あとこないだDJやった時、チャーベ君って松田岳二
 君っていうキュビズモグラフィコの人が。」
T「うんうん。」
K「誕生日パーティーつって15人ぐらいDJやって。で、何かけようかな?と思って 
 『あ、これはもうAC/DCしかない!』とマイク奪って歌い続けました。」
T「(爆笑)AC/DCで?歌い続けて。」
K「お客置いてきぼり。」
T「(爆笑)」
K「まあ15分ぐらいの枠だったんで。」
T「あー。気持ち良さそうだね。」
K「ええ。」
T「で、何歌ったの?ハイボルテージ?」
K「ホールロッタロージー(笑)。スカッとしました。」
T「スカッとしてね。なるほど。」
K「カラオケじゃないかって(笑)。」
T「DJがカラオケだという感じがありますけどね。」
K「そうです。」
T「で、えーと次は?」
K「はい。これもまたヒドイですよー。」
T「これはちょっと…」
K「これは今日の『ビンビン大賞!』」
T「何ですか?ビンビン大賞って!(笑)」
K「わかんない(笑)。」
T「(笑)」
K「ハイボルテージって感じ。」
T「今日のハイボルテージ。」
K「『SHINTO』って書いてありますね。」
T「漢字で書いてあるんですか?」
K「神の道ですよね。他に無いですよね?」
T「他無い。これ外人なんでしょ?」
K「ドイツ人らしくて。片っぽのメンバーの人が何かハーフ。」
T「日本人とですか?」
K「ねー。谷中さんみたいな人が。」
T「(笑)スカパラの谷中君。」
K「だから何かどっか日本人らしくて。」
T「あ、そうなんだ。」
K「これサワサキヨシヒロさんこないだ会ったら『ケースケ!これ聴いてや!聴い
 てや!』とか言って。」
T「一押しなんだ(笑)。」
K「何かDJで来てるらしいんですけどね日本に。」
T「あ、そうなんすか。この人が?」
K「ええ。DJっていうかラップチームみたいな感じの。」
T「ラップチーム?ドイツのラップチーム。」
K「ドイツの熱いラップチーム。」
T「熱いドイツのラップチーム。」
K「なんだけれども歌詞がなんと『あれ?』聴いて下さいって感じですけどね。」
T「(笑)」

M-04.肉屋のバラード/神道

T「目の下のクマにファンデーション…(笑)。」
K「凄いですねこれ。」
T「凄いですね。これドイツのグループなの?」
K「ドイツのグループらしいですよ。」
T「はあー。ホントですか?(笑)」
K「ねー(笑)。日本語で普通に歌ってるの。」
T「ホントにドイツのグループなのかなあ。」
K「ねー。何か来日するみたいですよ(笑)。」
T「来日すると。はあー。」
K「サワサキさんがなんか知り合いらしくて。」
T「へえー。」
K「またインチキ臭いルートですねーこれもねー!」
T「(笑)。これでもアー写では確かにドイツ人なのかなーという感じもする訳な
 んですけどねー。」
K「それでもあの人自分でこれカラーコピーしてCD-R焼いて。」
T「くれたの?(笑)」
K「くれたんですよ。」
T「(爆笑)」
K「何か。『いろんな人に配ってるんや!どっかでかけてや!』とか言って(笑)
 かけました。」
T「なるほどー(笑)。凄いでねーこれ。」
K「ねー。」
T「歌詞の内容と歌のこの感じのマッチングがねー。」
K「歌の感じねー!」
T「マジなんでしょ?やっぱり要するに。♪目の下のクマにファンデーショーン〜」
K「じゃないですかね。でも凄いカッコイイ感じだと思ってんじゃないですかね?」
T「思ってるんだろうねー。この日本語でこう『肉屋のバラード』って言う事が。」
K「ねー。面白くてたまんないのに気づいてないんですね。」
T「(笑)」
K「だってこれ『リベラル・ブルシット』ですよ。アルバムタイトルが。」
T「(笑)」
K「ねー。政治的な感じが。」
T「なるほどね、うん。」
K「でもこれ日本で聴いたら普通にロマンポルシェと変わんないかも(笑)。」
T「(笑)ロマンポルシェの方が全然凄いよね。なるほどねーそうですか。こうい
 うのがいるんだね。」
K「ねー。」
T「ドイツ意外とラップグループ多いでしょ?」
K「そうみたいですよ。何か『Gラップ』とか言って(笑)。」
T「Gラップって(笑)ジャーマンのG?(爆笑)」
K「ジャーマンのG!」
T「ジャーマンのGでGラップ。なるほどねー。」
K「僕の友達にも結構集めてる人いますよ。」
T「Gラップを?(笑)」
K「『ドイツは凄い!』とか言って。」
T「へえー(笑)ホントかな。フランスでもたまにあるじゃない?ラップの。」
K「ええありますね。」
T「あの、ダサーイのがさ。」
K「あれオカシイですよね。」
T「うん。だからそれと近い感覚?」
K「近いですねー。」
T「だからドイツも実はテクノとかっていっぱいあるけど、実はやっぱり一部だっ
 たりしてな(笑)。」
K「いっぱいあるけど一部だったり(笑)。」
T「するのか?!とか思えてきますけどね。だってフランスのチャート番組とか見
 てもほとんどフランスだけでしか売れてないラップのグループ…」
K「あー!いっぱいいますよねー。」
T「凄いカッコつけちゃって。フランス語で♪ホニャララハ ホニャララハ…」
K(笑)。またノらないんですよねーあれねー。」
T「全然ノらない(笑)。そうそうそう。」

***
T「と、もう1発行くんですよね?」
K「またドイツ人が。」
T「ドイツのラップ勢。」
K「固いお肉を食べて固いウンチを出さないといけない。」
T「(笑)。ドイツといえば肉だもんね。」
K「ねー。何か友達が行った時とかも『マズくて…』とか言って。」
T「あ、そうなんですか(笑)。」
K「『ソーセージ美味いの?』って聞いたら『うううん、マズイ』とか言って。」
T「へえー(笑)。でも田舎の方に行くとやっぱおいしいらしいよ。」
K「あー。おいしい所はおいしいんですかね。」
T「そう。何だっけ、あのハンバーグとかさステーキみたいなヤツ。美味いらしい
 すよ。」
K「へえー。ジャーマン。つばめグリルとかですよね(笑)。」
T「そうそうそうつばめグリル。そうそうそう!あそこおいしいよね!」
K「ハンブルグステーキ。」
T「そうそうそう!(笑)」
K「あのアルミホイルをこうやってキュキューっと。」
T「そうそうそう!(笑)よく知ってんじゃん。」
K「『熱つつっ!』とか。」
T「そうそう。あれおいしいよね。」
K「おいしいですよ。お腹減ってきちゃった。」
T「(笑)。えーつばめグリル(笑)。」
K「そうそう。よく行きますよー未だに。」
T「僕も行くよ、よく(笑)。大好きあそこ。」
K「はい(笑)。次のこれもね。」
T「Gラップ?」
K「Gラップ。『ジャーマンシーンを斬る』という本日のお題の中で。」
T「そうですね。ええ。」
K「これも読めないんですね。キルメス?カーメス?って言うんですかね?」
T「読めないねドイツ語で。」
K「アルバムがこれ出てるんですけどね『サマーゲームス』。そん中の『ジャズ
 ハリウッド』」
T「ジャズハリウッド。最高。はい。」

M-05.ジャズハリウッド/キルメス

T「はい。いやあもう気合い入ったなー俺今!(笑)」
K「ね。『いい旅・夏気分』って感じでしたもんねー。」
T「(笑)。エンディングのメジャーセブンスがね。」
K「『夏はメジャーセブンス!』っていうね(笑)。」
T「(笑)。これホントマジでドラゴンアッシュに似てるね。」
K「ねー(笑)。」
T「だって曲調も似てるじゃない。何か無かった?こういう曲。」
K「ありましたねーヒットしたヤツ。」
T「凄いよねーこれ。どっちが先なんだろうね?アイデア。どっちかが絶対パクっ
 てるよねこれ。」
K「どっちかパクってますねー。」
T「どっちか(笑)。」
K「『オマエだろ!』『オマエだろ!』って言うののしり合いが見たい感じですよ
 ね(笑)。」
T「ホントに。でも片やこっちのドイツのこのさ…」
K「キルメスさんは…」
T「アー写のこの中ジャケの彼らの顔。最高だねこれまた。」
K「顔は曽我部恵一。」
T「曽我部君にちょっと似てる?(笑)」
K「曽我部君ですね。サニーデイの曽我部君。」
T「にちょっと似てるね。」
K「ちょっと昔の細野さんとかにも。」
T「そうかなあ(笑)。」
K「そんなでもないですかね。あと『コーナーショップ』とかが混じったような感
 じですね。」
T「あ、コーナーショップちょっと混じってる!(笑)」
K「この写真の使い方も無いすよねー。」
T「無いねー。このセンス。」
K「『うわー!目だけ』とか思ったら、顔ズレちゃったりして、このままやったら 
 (笑)。」
T「うんそう。だからねドイツ人だからって全員がセンスいい訳じゃないんだよ。」
K「ねー。いやでもこれはいいセンスだと思うんですよね(笑)。」
T「あ、いいセンス、逆にね。」
K「これいいセンス。」
T「なるほどうん。これいいセンスだよ。」
K「だってゲーム付きですよこれ(笑)。」
T「そうだよね!このCDね、ゲームが入ってる。」
K「ねー。」
T「CD-ROMになってて。」
K「これでも画面…絵で見る限りでは凄いローテクな(笑)。」
T「ローテクな。サッカーゲームなのかな?これ。」
K「初期ファミコンみたいな。」
T「うん。」
K「初期ファミコンのオリンピックみたいな感じですね。」
T「オリンピックゲームだ。そうだ。」
K「ねー(笑)。」
T「いやあ素晴らしい。」
K「素晴らしい。」

<エンディング>
T「Gラップについての感想とかね、ちょっと聞きたいですよね。」
K「AC/DCについてとかもね。」
T「AC/DCについての熱い感想とかありそうですね。」
K「『オマエの熱い語りを聞きたい!』って感じ。」
T「『実は本当は俺何が一番好きかっていうとAC/DC』っていうさ、多分多いよね。」
K「オッサンとかでもね。」
T「(笑)」
K「もう今係長ぐらいになってる人ですよね。あと課長とかですね。」
T「『実はAC/DC好きなんだよねー』とか(笑)。」
K「(笑)」
T「部屋に行くとアンガスのポスターとか貼ってある人。」
K「『昔ギターやっててさー』とか『SGが〜』」
T「(笑)。『SGがね』っていうね。じゃあそうだな『AC/DCについての熱い想い』
 をこの番組に寄せて頂ければと。」
K「寄せるとね、何か当たるかもしれないですね。」
T「そうですね。じゃあケイ君がプレゼント考えるそうです。」
K「してたギブスぐらい(笑)。」
T「(笑)。という感じで『ケイ君のギブス』」
K「当たりますね。」
T「はい。という事で、今日のゲストはイナズマケイさんでした。ありがとうござ
 いました。」
K「ありがとうございました。」
T「また来週。バースト!」

 


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[BROADGRAPHY] [Home Page]

Listening & Reported by Jun Arai
Page Written by Kiku^o^Sakamaki