2004年2月 今年はうるう年だから一日儲けだね



2/29(日)いつもより2日短いのに

私が月末で忙しいのは12月くらい。
それも年末は私が忙しいんじゃなくて周りが慌ただしいだけなんだけどさ。

まだ月末なのになあと憂うのは25日の給料日に生活費を下ろしたばかりなのにもうお財布にいくらも残っていない月末の時か。
そんな事を思う今月もなにゆえお金がないのだろうか。

私は決して浪費家ではない。
欲しいものは100円ショップのモノでもこれはホントに必要かとか使いやすいだろうかなどとよく考えるし
食料品も安いからと言って料理しないものを買ったりはしない。
洋服選びなんかは一番時間がかかる。
だけど洋服は時間がかかるその割に失敗したりする事もあるんだけどね。
要は物が捨てられない性格なので買う時はよおく考えてしまうのかもしれない。
包装紙や紙箱は取っとかないが腐って捨てなければならない物以外は使いにくくてもどうも思い切って捨てられないのは困ったものだなあ。

なので私はいつも使う物と身につける物は値段的にはちょっと無理をしてでも気に入った物を買うようにしている。
結局それが気分よく使えるという点で気持ち的にもお得感があるからと思ってね。

例えば肌触りがスルっとして裾にレースの可愛いスリップとごわごわのスリップ。
ごわごわしたスリップなんかじきに着なくなるだろう。足にまとわり付いちゃったりなんかしたら更に怒れる。胸からビリビリと破きたくなる。

例えば気に入った2万4千円のサングラスとフレームの形が今いちだけどこれでもいいっかと思った1万5千円のサングラス。
ケチって安い方に妥協したらやっぱりあっちにすればよかったと思い続けるだろうしたかだか9千円の差でだいぶ長い事イヤな思いをしなければならない。

例えば同じデザインのネックレスでプラチナとシルバー両方あったとしたら
迷わずプラチナを買うだろう。
シルバーだとすぐにくすんで身につけなくなるのは目に見えている。
良いもの好きと言うのではなくてお金がないから損したくないんだね。
容易に捨てられない性格、ってのも言ったね。

買うときは買うし買わない時は全然買わない。
払えない物は買わないしローン組むくらいなら買わなくてもいいと思うか我慢する。

だったらお金がない今月末って一体...

ああ〜ん、12月に買ったiBookが2月末の引き落としですよと来てたんだった。
忘れとったのはまずかったが、痛い。
おまけに来月はVitzの車検もある。
年払いの学校費もある。
スキー旅行も計画してたんだっけか。
ああボーナスよ、さようなら〜
家はいつ建つんだろうかなあ。
お家もさようなら〜はイヤだなあ。



2/28(土)下を向いて歩こう

あれは確か今月の15日、東京から帰る新幹線の中で貰ったメールにそれはあった。
「28日、またいつものメンバーで飲むでよー」
ご近所のユリちゃんからのお誘いだった。

4ヶ月ぶりになるだろうか飲むのは。
先回は仕事帰りに行ったからその辺のスーパーで総菜を3つ4つカゴに入れ大慌てで駆け付けたっけ。
だけど今日は休みなのでお昼から買い物に出掛けて食料品を買い
自分ちの分の夕食を多めに作ってそこから取り分けて持っていく事にした。
サニーレタスに豚の味噌焼き肉、砂肝の唐揚げ、マグロとアボカドのタルタル、
あとは買ってきただけのカクテキと最近ハマっているチャンジャ、それにビール。
タルタルに使うオリーブオイルを切らしていたのでユリちゃんとこで貰う事にしてしゅっぱーつ。

しかし、飲むねえ。
5人で何本開けたんだろう。知らん。
ユリちゃんちの片づいていないLDKは何故か妙に落ち着いた。
彼女の性格そのもので細かい事は気にしないというところがまた微笑ましい。
だけど床に転がっている鉛筆で危うく転びそうになっただよ。
そそくさと片づけてあげたが二度目に踏んだものはハンバーグに付いてきたソースだった。あぶね。

いつものように楽しく飲んでまたしようねと約束してから12時頃にはだいぶ眠くなったので帰る。


2/27(金)れろれろ

午前中、歯医者さん。
今日は神経を抜きますからねと言われていた。
先回治療の時に前の歯医者が適当な被せ方をした所を取って治療し直すとの事で行くとすぐに麻酔を2本打たれ30分放置。
放置すんなよー寂しいよー
みるみる間に感覚がなくなって来てほっぺたが腫れてきた。

左下の奥歯にわたくしの中で最大の虫歯があってそこが痛み出したのが2〜3年前。
あまりに痛むので取りあえず今治水を買ってきて塗ってみた。
懐かしいなあ今治水。黄色い液体で綿がキャップに付いてるアレだ。
これで痛みも治まるだろうと仕事中にも関わらず虫歯の部分に付け、
さらに早く治そうと思って歯の周りにもしこたま塗りたくった。
そしたらそしたら、すっごーく痛いのなんのって。
歯の方じゃなくて歯茎があわわわ。
なんでこんなに痛いのだろうと思ってH美にメールしたら
「歯茎に塗ってはいけません。のたうち回ります」みたいな事を言われ
あちゃーと思ったけどもう後の祭り。
仕事中も痛みを堪え早く家に帰らねばと家路を急いでいた車中であまりの痛さに我慢出来ず車を止めてしばらく痛ーい痛ーいと脂汗をかきながら足踏みしてたっけ。

この痛みは陣痛以来の痛さだった。
陣痛は産んでしまえば治まるがこれはいつまで続くんだろうと思ったら計り知れない恐怖すら感じた。
そう言えば小学校の時に自転車で飛び出し車にはねられてぶっ飛んだ時もこれほど大きな痛さはなかった。
私って丈夫、って思ったくらいだったもの。
象に踏まれても大丈夫かもとも思ったし。そりゃ筆箱だ。

次の日に急病人として歯医者へ電話を入れて行ってみたけどその被せたところは取るとやっかいですよと長々と説明され、一時的なものかもしれませんからしばらく様子を見ましょうと痛み止めを出してくれただけで処置なし。
それが不思議とその時は治まったのだった。

今日はそんなイヤーな思いをした部分の治療。
でもこれで治るんだと思うと期待大だった。
しかし今日の治療は痛かった。
神経を取る前にガーガーと削られた時、思わずお腹の上で組んでいた手をピッと上げた。2回ほど。
先回「次は先生に軽口でも叩いてみようかな」なんて言っていたけど麻酔で麻痺した口ではとうてい話す事など出来はしなかった。
帰り際に「あひはとうごしゃいまふた」と言うのが精一杯だった。

そんな事になるとは知らずに今日は午後から実家の両親を姉のところへ連れて行く約束をしていた。
痛みはないし不自由なのは口だけなので運転くらいは問題ないだろう。

実家へ行くとそんな私の様子を見て父が不安がった。
「らいひょうぶらよ」
どこが大丈夫なのか。

口に出しては言わないが実は彼は私の運転が恐いらしい。
無事に病院を往復し実家の玄関に入ると父はああ生きて帰ってきたとホッとしたのか
「おまえ運転上手になったな」と心にもない事を言ってくれた。

その後夕方に約束通り会社へ行き、新人の側で口出し手出し。
側にずっとつきっきりで居るとどこがいけないのかがはっきり判ってよかった。
こんな事ならもっと早く来てやるべきだったと少し反省しちゃった。
ごめんね、新人。


2/26(木)頼むで

2月ももう終わろうとしている。
今月もいろんな事があったなあ。

仕事の方はこの前入った新人が相変わらずイージーミスをどどどんとするのでもっと落ち着いてやってねと言うのだけど正確さが欠けている割に何故かいつも慌てながらしようとするのでなかなか一人前にならないで困っている。

今日も彼女が早番で私が遅番だったので色々とその都度見てやって指示を出す。
時間内に早く帰りたいのかどうかは知らないが焦ったってミスをしてればやり直しなので結局は時間がかかるって事が判ってんのだろうか。
最近も小さいながらミスを連発してるので明日私は休みだけど彼女が遅番勤務なので見てあげる事にした。

ミスは勘弁してくれ。
って言うかミスするのはそりゃー人間のする事、ベテランでもある事なのだから仕方ないけど
どうしてミスをしたのか、原因はなんなのか
それを自分で意識して直そうとしない限りミスはし続ける訳なのでそこんとこよろしくぅだ。
今のところは小さいミスでもマニュアルに添って基本に忠実にやらなければいつか会社全体に迷惑がかかる大きいミスを引き起こしかねない。
失敗して初めて判る。そりゃそうだ。
だけどね、連続してやる同じミスを「私、おっちょこちょいなんですよー」で片づけられてしまっては困るのだ。
明日はみっちりやるからなー覚悟しといてよー


2/25(水)イキテイル

ふきのとうを食べた。
旦那や子供は苦手みたいだけど私は結構好き。
だけど天ぷらは油っこいのが嫌いなので食べてもせいぜい2つ3つ。
苦みが感じられるふき味噌やおひたしの方が好きかな。

これを食べるともうすぐ春なんだなあと感じる以前に
地球の、大地の、生物の、それら全ての生命を感じると言うか
どう言ったらいいのかよく判らないけどもふきのとうの香りを嗅いだり味わったりするととても大きいものが自分にも周りにも押し寄せてくるように感じて感動もしたり逆に心穏やかにもなったり。
自分でも「そんな風に思うのはちょっとおおげさなんじゃない?」と我に返って思わず苦笑いしてしまうもの、それがふきのとうなのである。
またさらに元気をもらった。


2/24(火)2年後の宴会部長

午前中は日記も少し更新し
午後から今年度最後の授業参観に行ってきた。
息子は国語で類義語、娘は算数でそろばんをやっていてそれを半分ずつ見てまわる。
ま、どってことなかったわね。
その後の懇談会で来年度私は地域の方の役員をするのでクラス役員は免れ問題なし。
と思いきや今度4年になる娘の方の6年生の時はあなたねと言われ、
なんで私がーと文句を言う。
それもどうして皆してそんな楽しそうに言うかね。
娘の役員は1年の時にやったのに何故?
うーん、まだ2年あるのでそれまでになんとか誤魔化そう。

春になると息子は小学6年生、娘は4年生になる。
息子は勉強はそこそこ出来るみたいだが根性なしだ。
娘の方も根性なしなのは同じだが恐いモノ知らずなので何でもトライする性格。
なので彼女は春から私も小学校の頃から入っていたとある健康的な団体に入る事にした。
たくさんの人達と飯ごう炊さんやらロープワークやらカヌーやらスキーやらをする団体で
私がそこへ入るのを推奨したのは団体生活を通してその甘えた根性を叩き直してもらいたかったからだ。

しかしそうそう私の思惑通りになるだろうか?
ならなかった良い例がここにいるってのに。ええ、私のこと。


2/23(月)Lovin' you

私、外国の歌で唄えるのが限られているんだけども
先日会社の同僚とカラオケ屋さんに行った時に初めてクイーンの月9で流れてる曲を唄ってみた。
意外と簡単で誰にでも唄えるので次回は是非唄っていただきたい。
旬だし。
だけど私クイーンのボーカルの人ってゲイに見えてしょうがないのよね。
ちょっとそういうの鳥肌立ってダメなんだけど想像しないで唄えば大丈夫みたい。

あとはBilly Joelの New York State Of Mind、ALLENTOWN
Irving BerlinのGod Bless America 
Hank Hunter & Jack KellerのOne Way Ticket
John Lennonのimagine 
綾戸智絵のEverybody Everywhere
ABBAのDancing Queenあたりが定番だろうか。
New York State Of MindやimagineはKeiko.Leeの唄い方も大好き。
ああ、あとノーランズも唄えるっていうと年がバレバレですな。

前も今も洋楽は好きなのでよく聴くには聴いてるんだけど
自然に口ずさむように唄い始めたのはやっぱり綾戸智絵を聞くようになってからだろうか。

でも私が今一番覚えて唄いたい曲は何と言っても「Lovin' you」
どこかに歌詞ないかなあ。
色んな人がカバーしてるから本来は誰の曲なのかも判らないのだけど
どこからか流れてくると作業を中断してまでも聴き入ってしまう。
シャララララ〜って唄いたいな。


2/22(日)借りてきた猫のよう

朝起きたら不思議と二日酔いはなかった。
午後から友達と遊ぶという息子を残し旦那と娘と出掛ける。
こういう3人のシチュエーションはかなり珍しく、
構う相手がいない娘はとても良い子だった。
お昼にラーメンを食べに入ると髪の毛をまとめるゴムを忘れてきた娘に私のバレッタを貸してあげた。
美味しそうに食べる娘を横から見ていると幸せな気分になった。

それからVitzの車検の件でディーラーに行くと担当者が接客中とかで待たされ
結局帰るまでに飲み物を3杯も出してもらいお腹がカポカポ。

それから住宅フェアに行きIHクッキングヒーターを見たり省エネ住宅の講演を聞いたり担当者と話をしたりして最後に抽選会。見事にはずれた。
築3年のどでかい二世帯仕様のモデルハウスを880万円で譲るという条件で
間取りはかなり私の理想と近かったので当たればいいなと思いながらもう住んでる自分を想像してみたりしたんだけど世の中そうそう甘いもんではない事がよーく判った。
次回に期待、っつーか、他探そうっと。

それから姉のお見舞いに行く。
今日から点滴なのと右腕に針を刺され固定されていた。おお恐い。
これからの薬が身体によく効くようにというプレ点滴だそうな。なんじゃそりゃ。
1時間ほど話をして帰る。

しかし今日の娘はホントになんていい子だったのでしょう。
こんな娘今まで一度も見たことがないと言うのは決して言い過ぎではなくて。

一人っ子だとこんな感じなのかな。
いや、きっともっとわがままだな。
甘やかすだろうからな。
特に父親がな。
今も充分そうだからな。


2/21(土)元気でね

今日は家族全員が休みでおまけにとてもよいお天気だった。
ゆっくり起きて「知っとこ」見て掃除と洗濯して「建物探訪」見ていつも通りの土曜午前を過ごす。

しかし今日は午後からスキーに行く、らしい。
私は夕方から職場の歓送迎会だしその前に夕食作って行かなければならないから遠慮する事にした。
お昼を食べさせて午後券を目一杯使って遊ぶぞーと張り切っていた。
だが飲み会は5時からだから4時半には帰ってきてねと言うと「えー」と言うので渋々うんと言い、会社の人にはちょっと遅れますと電話した。

5時に帰って来るとスキーウエアを着たままの旦那と車の中で寝てしまった娘をそのまま乗せて中華料理屋さんへ送ってもらった。
5人集まり青椒牛肉絲やバンバンジーや餃子や春巻きなどを頼み
ご主人の転勤で退職する同僚と例の47歳新人を構いながら生ビールを4杯飲み
用事のある他2人を先に帰して上の2人とカラオケ屋に行く。
47歳新人はわたし歌なんか歌えませんと言うのでいいんだよカラオケ屋さんの方が落ち着いて話も出来るし歌も歌わなくていいからさと引っ張って行く。

そこでも結局生ビールを4杯飲み帰ってきてから「おおー、私のタイ記録」とビール8杯に感心。
調子のいい時はまだまだ飲めるんだなともう若い頃とは違うんだから本能に任せてばかりで飲んではいけないし飲めないと半ば落ち込んでいた私はまた自信を取り戻した。
おいおいそんな自信を取り戻してどうする。
もっと大人にならねばならんのではないだろうか。

退職する同僚とは2年半一緒に働いた。
最初の頃はミスをすると「私辞めます。同じ事何度も間違えて私ってバカです」なんて言って私を困らせていたのに今では47歳新人の事もよく教えてくれて助かっていた。
辞めるのはどうしようもない理由からなので引き留める訳にも行かず
ただ残念だけど元気でねと言う他になかった。
判ってはいたけどそれが何だかどこか悔しかった。

明るくてキレイで前向きな人だった。
大変お世話になりましたと言ってたけどこちらこそおかげで楽しく仕事が出来ましたありがとう。
赴任先はまだ決まらないらしいけど彼女なら新しい土地に早く慣れるだろうなとも思った。

さて、彼女の代わりに入った新人を一人前にするべく頑張るか。
月日は誰の上にも流れてゆく。



2/20(金)今日もダメ

昨夜はとてもホッとしてたくさん飲んだ。
2月に入ってからは1月に引き続き職場の新人研修、
そして東京行き、姉の入院、健康診断と忙しいようなそうでもないような
でも落ち着かないそんな日々を過ごしてきた。
ここにきてやっと一段落着いたので何だかとっても安心したのだ。
そんなわけで飲みまくった。

最近の私の酒の「あて」はチャンジャという鱈の腸のキムチで
これが意外とどんな酒類でもイケルのでこれさえあれば鱈ゆえにたらたらといつまでも飲んでいられるという代物ものなのだ。
キムチ売り場かお総菜売り場にあると思う。

私がいつまでもそれを食べながら次々と飲んでいるので旦那からチャンジャ禁止令が出た。
でも昨夜の私は機嫌がよかったので「いいじゃあ〜ん」と甘えてみたら
私が嬉しそうにしているのを見てもう仕方ないなあと許してもらえた。
しかし何か下心があるのかもしれないと一瞬疑った私は先に釘を刺しておいた。

「今日のバリウム、出きってないからね」

「んな事思ってねーよ」

そうだろうか?
生理が近づくと焦るらしいのは知っているんだが。


2/19(木)うそついてないってばよ

あ、ヤバイ。後悔ってこういう事を言うのだろか。

今日は健康診断日だから朝から飲まず喰わずで腹減ったーなんて事を言うてる場合ではない。
昨日の朝とても気持ちよくしちゃったもんな。んこ。
いつも朝に一回しか出ないのに今日持っていく検便どーすんの。

毎朝子供を送り出してご飯を食べ一服してからおもむろにトイレに行くのが常なんだけど今日は子供と同じ頃に家を出なければならないのに肝心のモノは出ないまま刻々と時間は迫っている。
仕方ないので化粧や支度を先にしてからいってらっしゃーいと言うが早いが一服しに行ったら何とかもよおしてくれたのですかさず摂取。
それからはダッシュで車に乗り受付時間を5分過ぎてゴール。
受付のお姉さん、私のは今日の誰のものよりもフレッシュですわ。

健診は一通りいつものようにバリウムも飲み、1時間ほどで終わった。
それから姉のところへ行く前にマクドナルドで朝食を摂るもバリウム時の下剤が効いてきたのか2度ほどトイレを拝借しその後ジャスコへ寄り桜と菜の花とガーベラの花束を買った。
うーん、春らしい。
よしこれで準備OKと駐車場に向かおうとすると出口で赤い紙袋を手に持った兄ちゃんが声をかけてきた。

「こんにちはー私はヤフーBBと申しますー」
あー、はいはい見れば判るよ。それに私じゃなくて会社がヤフーだろが。

「あああのね家、ADSL来てないから」
本当の事を言う。

「ええー、今はどこでも範囲に入ってますよー」
入ってねえんだってば。その他少数で悪かったな。

「いや、ホントに入ってないのよ」
何度も言わすな。

「入ってるはずですよ。だからこうして今日は東京からわざわざ来てるんです」
あっそ。ご苦労さん。でもそれはあなたがたの方の都合でしょが。

「それじゃあ調べますのでお電話番号教えていただけますか?」
首から下げてる携帯電話をもうすでに手に持って入力準備完了だ。
確かめなけれが気が済まないらしい。全く勝手な兄ちゃんだな。

私が電話番号を言うと
「はい、ちょっとお待ちくださいね」
待つこと10秒

「ああ、あー、お客様のところはまだ来てないですねえ」
セールスを断る為にウソを言っていた訳じゃない事が判ったか?このぼんくら。

「でしょ?じゃあね」
と、私はスタスタと歩き去る。

それにしても人の足を止めたくせにあのヤロー謝りもしなかったなと後で思った。
しかし何だか妙に清々しい気分だったのは何故だろう。
自分の言い分が通ったから?正しかったから?
あああ、虚しい。

それから姉の見舞いへ
病室に入るとベッドにいないのでどうしたのかと思ったら向かいの人がお姉さんは今お風呂に入ってますよと教えてくれた。
お礼を言ってから勝手にあちこち探して花瓶を見つけ持ってきた花を生ける。
元気そうだった。2時間ほど雑談して帰る。

それにしても今日は健診、大型スーパー、ジャスコ、と3カ所において
ご丁寧にもそれぞれの場所でVitzを見失って探し回った。


2/18(水)はっかんととうまる

家の子は私が帰ると学校であった事などを私が聞く前にたくさん話してくれる。
今日の話は「はっかん」がいなくなってしまったという内容。
「今日学校へ行ったらね、はっかんがタヌキかイタチに食べられちゃったんだって先生が教えてくれた」
「え、どうやって?だってはっかんは囲いの中にいたんでしょう?」
「うん、タヌキかイタチが外から穴を掘って中に入って食べちゃったんだってさ」
娘の話は何だかよくわからん。
側にいた息子に聞き直してもよくわからんかったが。

はっかんとは学校で飼っている2羽の鳥でたぶんチャボやニワトリの仲間なんだろうけどその他に「とうまる」という私にははっかんと同じように見える鳥も4羽いる。
その鳥の世話は毎年2年生の役目で娘は去年エサや水やりをしてかわいがっていた鳥である。
いくら田舎だと言ってもそんなアホな話あるのかな?と怪しがっていると更に
「だからとうまるもその内に貰ってきたところに返すんだってさ」
ぐふっげほっ、ますます怪しい。

なので息子を近くに呼んで二人でひそひそと協議した。
「きっと鳥インフルエンザ関係で処分ってことになったんだよ」
「んだ。んだ。おまえもそう思っていたか」
「うん」とニヤ。

いたいけな娘は「あああかわいそうだなあ」と嘆いていた。
世の中知らない事があってもいいだろう。その方が幸せって事もあるのだから。
先生も上手に言うもんだなと感心しながらも実のところ真実のほどは判っていない。


2/17(火)誕生日in病室

午前は予約しといた歯医者さんへ行く。
治療が終わって待合室をぼーっと見ていると先生自身の紹介があって
「新潟大学歯学部、昭和60年度卒業」とあった。
計算してみると私の2つ上か。
そろそろ慣れてきたので次回は軽口でも叩いてみようかと思った。
ノッてくるかどうかは今のところの感触では五分五分ってところだが
相手にされない、に、20円。

終わってから実家へ行き、母は出掛けていたので昨日の姉の様子を父に話す。
人生いろいろあるもんだからなと説得力ある言葉で私をうんうんと頷かせる。

午後から仕事に行き、暇を見つけて姉にメールを送る。
携帯からカードが送れるというもので適当に絵を選んでメッセージを付け、送信。
これは相手がそのメールを開けると送った側にすぐ「相手の方が開封しましたよ」と判るようになっているもの。
病室ではもちろん携帯は使えないので朝昼晩と一日3回くらいはメールチェックしなさいよと言っておいたので遅くとも今夜には見るだろうな。
と思っていたけどなかなか開封通知が来ない。
ははーん、さては怪しいメールだと思ってクリックしてないなヤツめ。
ホントに姉の機械音痴は私以上で携帯電話と言えば「話す」と「メール」しか出来ないんである。
それも最初の頃は「話す」は掛かってくる時だけ、
「メール」は送られてくる時だけ使用と決まっていた。

結局この日はメールを開けてもらえなかった。
お誕生日おめでとうの動画を付けてやったのに。


2/16(月)神様がくれた休暇

昨夜はあまりに疲れていてお風呂に入らずに寝てしまったので
今朝シャワーを浴びた。さぶ。

今日は姉が入院する日。
約束の時間までに姉の家へ行きお義兄さんの車で一緒に病院に行った。
今日は入院するだけで検査も何もないので気分的には
「なぜか他人も同じ部屋のホテルに宿泊」みたいな感じであった。

姉の荷物は大小3つのバッグとラジカセ。
取りあえず持ってきたものを使いやすいように片づける事から始めた。
そしたらこんなにたくさんいらんだろという程タオル類の山。おいおい。
持ってきた荷物の3分の1はタオルなんじゃないだろうかと思ったくらいに多い。
あまりにも暇で雑巾でも縫うのだろうか。
だったら家の分も作ってくれよ。

それからこれまたごっそりと下着類。
もう何も言わない。好きなよーにすればいいさ。

気が付くと私がずっと抱いていたバッグがあったのでこれは何が入ってるんだと聞くと「趣味のお道具」と。
中をごそごそするとパッチワークの布と裁縫道具が入っていた。
それからその「趣味のお道具」バッグの中にはクロスワードパズルと筆記用具も入っていた。
探るとまだ他にも出てきそうだったけど楽しそうに次々と物を格納していく姉を見ていると入っているものは大体想像出来るので止めておいた。
入院かあ。やけに楽しそうですねえ。

一通り落ち着いたら担当の看護婦さんが入院に関する説明をしたいとの事なので別室に行き色々と聞かれている姉の横でお義兄さんと一緒に姉の問答を聞いていた。
その時に感じた事なんだけどなかなか心のケアまで充分に気遣ってくれる人なんだなと私もその看護婦さんの事がすぐに好きになった。
その看護婦さんの質問の中で家族関係の話になった時、
「一番悩みを相談しやすい人は誰でしょうね」との質問に姉はちらっと見渡し何だか言いにくそうにしている。
私はそりゃあ旦那だろと思っていたのだけど勘のいい看護婦さんが
「妹さんでしょうかね」と口火を切る。あー?
姉の反応はどうだろう。ここはひとつ仮にそう思っていたとしても旦那を立てるべきだろうと私が目くばせしようとする前にコクンと「そうですね」うがー。
このモノ、後先考えんヤツなのか。

この夫婦は妻の入院を期に破局へと向かっていくようである。
つってね。
でも義兄さん、落ち込まないで。
姉妹とは親子よりもつれあいよりもお互いの気持ちが判るものなのよね。

しかし私としては最初思いも寄らない姉の言葉に戸惑いながらも
後になってじわじわと嬉しい気持ちがこみ上げてきた。
そうか。いつものように何でも言ってくれな。
早く直りますように。


2/15(日)ちょっとだけ東京

今日は所用でちょっくら東京へ行って来た。

だけども実は昨日旦那を送って帰って来てからお腹の具合が悪くなり部屋の中でごろごろと休んでいたのだけどなかなかよくならない。
夕食の準備もお義母さんにお願いしひたすら横になっていた。
なんだろなあ。お腹を壊す心当たりはないしな。
ただの風邪かなと12月最初の頃に苦しい思いをした下痢事件を思い出しながら
一時的なものであって欲しいと切に切に。

お風呂に入ってから夕食を食べて一応体温なぞを計ってみたら37℃超えていた。あらら。
悪いけどごめんねと言って子供より先に7時半に寝た。
ともすると明日は行けないかもなと半分諦めながらひたすら寝る事に徹する。

夜中に何度も目を覚ましたので寝坊はせずに済んだけど心配なのは体調。
どうかなと体温を計ったらこれまたえらく微妙な36.8℃。
うーん、迷わすなよな。
しばらく考えてもう一度計ってから起きだして準備をする。
何だか大丈夫なようなのでバッグに体温計と風邪薬3回分入れ5時20分に家を出る。

昨日のぶっ飛ばしの一件があったからか今日は早朝にも関わらず元気なVitz。
っつか私の中に何か焦りのようなものがあったのかもしれない。
具合が悪くならない内に行きたいという焦りが。

道路に雪もないので予定より早く駅に着いてしまって
同じ電車で乗る友人をだいぶ長い事待つ事になってしまった。
私、待つのって苦手。
だからいつもギリギリな行動になってしまうのか。そっかそっか。妙に納得だよ。

東京で用事を済ませ、私が上京すると言ったら来てくれたY子と共に夕方
新幹線の時間まで八重洲地下街で軽く飲む事にした。
キリンビールのなんたらってお店でグラスに3回に分けてビールを注いで出すんだと。
その最初の一杯目がすっごく美味しかったことと言ったらまあまあまあ。
水より身体にスーッと入っていくって感じ?あんなビールはホントに久しぶり。
びっくりして何度もY子に美味しいねとくどいくらいに言っていたと思う。
お腹をいたわってガブ飲みしないようにと思っていた私はどこ行った?って感じで飲んでしまった。
あまりに身体に浸透するので生理食塩水かと思ってしもたぐらい。

Y子と別れて新幹線ホームへ行くと割と混んでいた。
先発、後発の列を間違えて並び直し、新幹線がホームに着いたらその電車は禁煙席だということに気が付きまた並び直し
おまけに時間を10分間違えたので寒いホームでしこたま待たなければならなかった。
昼間あんなに暖かかった東京はこの地を後にする田舎者を容赦なく冷たい風で送り出しますぜーみたいに思えるほど寒かった。
寒くて風に背を向けながら腕組みしながらたまに足踏みしながら新幹線のドアが開くのを待つもなかなか来ない。
こんなに時間あるんだったらもう一杯飲んどくんだった。くそー。
ビールを飲んだ後はフォアローゼズのストレートを飲んだのだけど
この寒さで一気に酔いが醒めてしまったではないか。
昼間は脱いでいたコートの襟を立てる。

列のだいぶ後ろに並んでいたので座れるだろうかと思ったけど何とか窓際の席を確保出来た。
MAXじゃない上越新幹線に乗るのは久しぶり。やっぱ古い感じがするなあ。
隣の席に荷物を置くとその隣におじさんが座って早速一服を始めた。
ああ、トイレに行きたくなったなあ。
でもテーブルまで出してるしすいませーんと謝って行こうかと思っていたらさっさとどこかへ行ってしまった。しめしめ。

結局身体の具合は悪くならず、あとは帰るだけだわと安心して新潟駅まで眠る。
最寄り駅に着いたら止めてあった車にはうっすら雪が被っていた。寒いわけだ。
11時に帰宅。
やっぱり日帰りは疲れるわ。ふー。
でも今日は充実した一日だった。
よい一日だった。

2/14(土)ぶっ飛ばす

午前11時の電車に乗る旦那を駅まで送る為、少し早めに家を出る。
今回彼は珍しく新幹線の指定席を取っていた為乗り遅れる事は出来ないので
少し余裕を持って10時半にVitzにて家を出発。
家から最寄り駅までは10kmで12分だ。田舎道をくねくねしながら進む。
鹿やクマは飛び出して来ないがたまにタヌキやイタチは横切るようなところを
私は鼻歌まじりでアクセルを踏む。

しかし旦那のクセと言えるかどうかは判らないけど
旅行やスキーなどに行く時彼は車に乗って出発してから荷物の中を頭の中で確認するのだ。
あれは持った、あれも入れた、うーん、あれは?よしっ みたいな感じ。
ちょっとー、今頃確認してどうすんのよといつも言うのだけど
今まで忘れ物をした事は皆無なのでああまた始まった
と私は相変わらずご機嫌で運転する。

だけど今回はどうも様子がいつもと違う。
旦那が「あー、大事なものを忘れた」と言ってバッグの中に本当に入ってない事を確認してからこちらをチラっと見た時点ですでに私はギアをリバースに入れていた。

その後の事は言えない。

Vitzよごめん。だけどホントによく踏ん張ってくれたよ。
おかげで間に合った。



2/13(金)ハルウララ

ハルウララと言っても現在104連敗中の大人気サラブレッドの事ではない。
今の私の気分である。
とても暖かい1日で空のヤツめ一ヶ月勘違いしたなと思うほど春らしさを感じさせる陽気でうきうきしてくる。
姉の事の不安もなくなったしやっぱり顔を見て話をするってのはいいものだなと思った。

今月の不安は残るはあと2つ
15日に東京へ行く時、朝早く起きられるだろうかという事と
19日に健診でバリウムを飲む事。
健診の時の心電図はバリウムを飲んだ後にして欲しい。
どきどきして不整脈を疑われてもいけない。


2/12(木)いつも通りのnoriko

今週の初めに姉から電話があってからずっと気になっていたので
入院前にゆっくり話でもしようかと思って車を飛ばす。

姉の家の玄関入るといつもと変わらないLDK。
そしていつもと変わらずコーヒーを淹れながら話をする姉。
どこも以前と変わっていないのにどこかしら落ち着かないのは私の不安からだろうか。
そんな気持ちを悟られないようにいつも通りを意識。
だけど姉の方はやっぱりいつも通りだった。
私の方がビビリでヘタレだ。

入院が16日に決まった事。息子達の受験の事。留守中の家の事。などなど話する。
入院する日は私も付いて行く事にした。
本当は付いていったりしたらかえって迷惑かもなと思ってたけど
一緒に来てくれて心強いよと言ってくれたのでホッとする。

姉がくよくよ悩む人じゃなくてよかった。
意外と強い人なんだなと40年弱付き合ってきて今日はそれをあらためて強く思った。
医師の事も信頼しているし不安はないと。
留守中の食事はある程度冷凍してもあるし
私が居なければ居ないなりに掃除も洗濯も何とかやってくれるだろうと。

病気は大した事がなくても主婦が家を2〜3ヶ月空けるんだから
その方が心配かと思っていたけどよい意味での開き直り、したんだろうな。

入院の準備で足りないものがあれば買い物に付き合うつもりで行ったのに
全部揃っていると言うのであれは?これは?とチェックしたら私の思うような物はほぼ完璧に揃っていた。
何だか悔しい。
ああそっかー、それもいるねーと言わせたかったのにそれは全然無理だった。
たぶん暇だろうからパズルでもと言ったら「うん、この前買ってきた」
小説は?「持ったよ」
MDやCDは?「持ちすぎても何だからと思ってただいま10枚までに絞り込み中」

負けた。

あと入院するのに何がネックかと言うと「ビールが飲めないー」だと。
はいはい。いってらっしゃい。


2/11(水)ドリームキャッチャー

午後から仕事の祝日。午前中は何の用事もなく、さてどうしようかと思っていたら借りてきたDVDがあるのを思い出した。
「ドリームキャッチャー」
ちなみに私は一度もゲーセンでなんだかキャッチャーをしたことがない。
車いっぱいに訳のわからん戦利品のぬいぐるみを並べて走っている軽自動車を見るとぞーっとする。
後ろから追突したくなる。

んでその映画は予告を観た時にはスタンドバイミーみたいなものかと思っていたけど驚いた事にエイリアンの話だった。
そのエイリアンがまた異常に気持ち悪い。今の言葉で言うとキモイだろうか。
そして私にはそれが子供と一緒に見ているのが恥ずかしいと思えるほどいやらしい形をしたエイリアンで、
どう言ったらよいだろうか、うーん、
あの形なのである。
少なくとも私にはそう見えた。
それも男性のモノと女性のモノを足したような形で動きが素早くベトベトの液を出しながら突進してくるあたり、思わず顔を赤らめて目を覆いたくなるほど。

しかしそんな事を思ったのは私だけのようで子供らは平気で見ていた。
まあね、まだよく知らないんだから当たり前つったら当たり前なんだが。

勝手に1人でどぎまぎしてドッと疲れてから仕事へ向かう。
私の考えすぎかどうかは機会があったら是非見ていただいて
うん、納得!と言われる方は是非ご一報を。
私だけおかしいのではない事を証明したい。


2/10(火)美容院で寝てしまう

午後から美容院に行って髪の毛をカットしてもらってから別室でまつげパーマをしてもらう。
まつげパーマはしてもらう度にやり方が変わっていて面白い。
初めの頃はビューラーの四角いゴムみたいなものを瞼の上に乗せてそれにまつげをノリみたいなもので貼り付けて上げるというものだったし
先回は四角いビューラーみたいなものに睫毛を挟んで上げる方法だったし
今回のはゴムで成形された以前よりもっと形作るには楽っぽい感じのものだった。

前は途中で何度か訳の判らない液を塗り直したりしていて落ち着いて寝ていられなかったが今回は一度貼り付けてしまったらそのまま放置だ。
なのでゆっくりと寝ていられる事が出来てこりゃいいわいと思った。

だけど終わった後に「キレイに根元から上がりましたよ」と美容師さんは言って手鏡を渡して見せてくれたけど劇的な変化はあまりないように感じた。
確かに前はヘタくそな人がやった時には目尻の方がカキっとなってあららーと思ったものだったがそれがない代わりに上げたーって感じがしない。
私は化粧の度にビューラーを使う手間を省きたいからしてもらいに来たのよねえ。やや不満。

その後はパーマの間中ずっと寝ていたら髪の毛がぐしゃぐしゃになったので
もう一度鏡の前に座らされブローしてもらっているとまつげパーマをしてくれた美容師さんが私の嬉しそうな顔が拝められなかったのが不満だったのか「マスカラを付けるとパーマをかけたという実感が出来ますよ」と言って付けてくれた。

おおおー。許す。


2/9(月)一ヶ月ぶりに

昨夜から熱を出した娘は朝起きてから具合を聞いてみるとだるいという。
熱も下がったし学校どうする?と聞くとパパは今日休みだよねと質問に質問で返してからしばらく考えていたが「休むー」と。
あー、1年生から一度も休まず2年9ヶ月続いた皆勤賞も今日で終止符か。
仕方ない。更に具合が悪くなっても困るので休ませた。

旦那もいるので何となく落ち着かない私は少し早めに出て用事を済ますわと10時頃出勤の準備をしていると娘が「やっぱりよくなったから学校へ行きたい」と言うので11時頃3時間目の授業中に教室まで送ってって私はそのまま実家へ。
正月以来1ヶ月ぶりの訪問だった。
急に行ったので母は何から話そうかーと頭の中が整理出来ないようだった。
そんなにみな言わなくとも何か言い残した事があったら電話という手もあるだろが。
私が一ヶ月行かないと話したい事が山積みでパニックになるらしい。

さんざんあちこちに飛ぶ話をはいはいふんふんと聞いたあと仕事へ。
そして夕方、携帯に電話があった。姉からだった。
珍しいなと思って出てみたら声が少し沈んでいる。
「実はね」と話始め、右顎に腫瘍が見つかったから入院して検査と治療を行う事になったと言う。それも2〜3ヶ月間。

姉の家は消防士の旦那と高校3年、中学3年の二人の息子がいる。
息子達は揃いも揃ってちょうど卒業、入試と忙しい時期。
そのヤローどもは家事なんか手伝った事がないという典型的な母親依存の家で
姉も姉で家の事は全部自分がしてきた人だから
これから4月か5月までは主婦の全くいない中で受験も迎えなければならない家庭になるわけだ。
恐ろしい。
だから子供は早くから自分で出来る事は自分でするクセを付けさせておきなさいよと口を酸っぱくしていつもいつも言っていたのに。
身体は大きいくせに旦那、息子共々赤ちゃんで困る。
姉が入院している間、ヤツらは死なないだろうか。

電話を切ってから少し考えて
何でも言ってくれ、何でもしてあげるから
とメールを打つ。


2/8(日)浮気もしておけばよかったな

日曜で休みなのに母子家庭な日。
子供に昨日から「日曜に天気がよかったら雪合戦しよう」と言われていたけどあいにくの雪。
途中で止むって事を知らんのかーと言いたくなるほど降り続いていた。
でもでもあああ、骨休め骨休め。
だって雪合戦疲れるし

おまけに日曜日は除雪車も休みだってんでしょうか
こんなに降ってるのに全然来ません。
サボってはいけませんよ。
除雪しないとこの辺ではヘリで救援物資を投下してもらわないと息が絶えてしまうかもしれませんわ。
幸い右足の人差し指がカユイけどそれはしもやけで凍傷ではありませんし
停滞温床 いや、低体温症の人もいませんけど私は寒くなると途端にパニックになるし。

それに携帯の電波が届かない我が家で電話線が切れてしまったらどうやって助けを求めればいいのでしょうか。
家には夏に残った花火くらいしかありません。
ああ、のろしという手もありましたね。
でもそんなんで街の人は気が付いてくれるでしょうか。
それよりその花火を打ち上げる時に家の外へ出られるでしょうか。
たぶん無理ね、こんなひどく降っているんだもの。

それに明日は仕事なんです。
旦那は今日の飲み会で二日酔いになる事を想定して初めから明日は有給取ってますので構わなくていいです。
子供も強いものです。何とか学校へ行くでしょう。
だけど私は非力です。長靴も持っていません。
Vitzは2WDです。雪道弱いです。

あと、大きい道路まで5kmあるんです。
こんな雪では車が走れませんので歩いてく事になりますがどれくらい時間がかかるか判ったものではありません。

ホントにこんなところに住んでいて何の利点があるのでしょうか
冬になるとそんな事まで考えてしまいます。
あ、ヘリっぽい音。早くも助けが来たのかしら
なんだテレビか。

生きたいよ。
このまま春まで誰も探しに来なかったらどうしようかな。
まだやりたい事たくさんあったのに。
こんな事なら貯金を全部使ってしまうんだったな。
家出なんかを一度くらいしてみておけばよかったな。
ホストクラブにも行ってみたかったな。
悔しい。

今日の積雪:膝下10cm


2/7(土)した事だけ書くと短いな

寝坊して朝食食べてヘアカラーしてもらって建物探訪見て化粧して歯医者行ってバーミヤンでランチ喰って家帰ってきてごろごろして夕ご飯食べて風呂入って寝て
今日はそんな一日だった。


2/6(金)あなたは二番

どうも家に居るとやる事が細々とあって日記が書けない。
なので暇な金曜日には会社で書こうかと仕事場にiBookを持っていった。
持っていくのはもちろん古い方のiBook
新しい方は運ぶ入れ物がないのんだ。
それにぶつけたら泣かねばならんだろうから絶対外には持っていかない事にしているわけでー今のとこは。

古いiBookの方は本体と同じタンジェリン色のバッグというかカバーがある。
ちゃんとハンドル部分も出る形なのでスイスイ運べるし
家の中でもカバーを掛けたまんまで置いといてその状態でいつも使っている。
横着と言えば横着だなあ。今気が付いたよ。

しかし。
iBookG4を買ってから2ヶ月くらい経つけど日常はどうしても先にG3の方を立ち上げてしまうのは何故なんだろう。
キーボードのちょうどいい固さとクリックのしやすさ、あとは慣れから来るものだろうけども
G3を使っていてふと気が付いて右を見ると白い四角いものが静かにこちらを睨んでいるような気がしてくる。

「私、ここに来て本当によかったのでしょうか?」
「いつ触れてくださるのかしら?」
「私のどこがいけなくて放っておかれてるのです?」

聞こえる。
今日も彼女の拗ねた声が右耳の方から聞こえてくる。

iBookG3がなければイヤでもG4を使うのだろうなと思ったら思い切って処分してしまうのも手だなと思った。
しかしそんな事出来るか?と考えてみた
が、今のところは無理っぽいようなのでキミにはもうしばらく二番でいてもらうよ。
でも大丈夫よ心配しないで。
男とmacは新しい方がいいって言うじゃない。


2/5(木)シェイク

お昼の12時過ぎ、旦那から電話。
朝にちょっと下痢気味ではあったのだけど
会社行ったら熱が出てきたのでこれから帰るとのこと。
おやおや困ったねえ。
滅多に行かない内科の診察券を出して見てみると午後の診察は4時からとの事で
1時半頃帰ってきた旦那にお粥を出し彼は2時から3時半まで寝て医者へ行った。

もしかしてインフルエンザ? と、頭をよぎる。
軽く済んでくれればいいけど。

しかしそれよりもびっくりした事がひとつ。
旦那がお粥を食べている時の話なんだけども

「腹が痛くてとても弁当を食べられる状態じゃなかったよ」
と言って私が朝作ったお弁当をそのまま持ち帰ってきて
「よかったらおまえ喰うか」とも言われたけど
「私さっき食べましたのでいくらなんでもそんなに続けて2食も食べられません」と答える。

そして旦那はただのお粥に梅干しを混ぜながら食べていたけど
何だか物足りなさそうな感じがしたのでランチジャーからおかず部分を
取り出し蓋を開けて出してあげようとしたらなんとそこには

これ、、なに?

私は今日は確かチキンナゲットとウインナーとエビのタルタルソースかけと
もやし炒めと甘い卵焼きをキレイにちゃんと入れたはず、なんだけど。

並べて入れたはず。ええ、絶対入れたはずなのよ。
ウインナーなんか斜め半分に切って焼いたものを角度まで揃えて
もやし炒めの側に置いたし
エビは潰れないようにそっと置いてあげたのに。

しかしそれらはものの見事に混ざっていた。完全に。

その光景を見た瞬間、私はとてもショックで絶句してしまった。
おかずが少ないと隙間が出来て寄ってしまうって事はあるけど
今日はキツキツに入れたはず。
どうしてこうなっちゃったの?

私が固まったままの状態でそのおかずを見ていると横から旦那、お粥を食いながら不思議そうに

「いつもそうだよ」

ぐがーん。
ショックから立ち直れない事その直後から1分間。


2/4(水)どうしてかな

昨夜あんなにたくさんお豆を食べたのに今日は全然マメじゃなかった。
おかしいなあ。



2/3(火)結構イケる

今日?今日は美容院が休みの日だよ。

いや、節分ですた。

毎年この辺りでは節分には落花生をまくんだけど
今年はなんと我が家では大豆をまいたのだよ。
ダ・イ・ズ
これで今年は世間一般の人達と同じだーやたー

子供がワーワー言いながら家中にまいた後、私に向かって「オニはーそと〜」
と言って豆をぶつけるのはまあね、お約束って事で許す。
許す って、そういう私もナニなんだが。

その後にまた楽しそうにまいた豆を集めて回り、
それを升に入っていたものと混ってしまったけどその中から私も一掴みいただいた。
炒った大豆。
見た目はよくないくせにうんまかった。

とっても固いんだけど噛むと「おぬしなかなか香ばしくて何ともいい味出しとるでねえか」
と言いたくなるほどだったのでウイスキーの「あて」にして喰うわ喰うわ。
手がね、この手が止まらないのよね、ペチン。

結局のところ歳の数くらいは喰ったんではなかろうか。
いや、そんなに少なくはなかったな。...

そして大豆のせいで飲み過ぎた私が寝ようと思って廊下に出たら痛っ
豆が足の裏に効くー。あらま、わたし肝臓悪いのかしら。

ってか、ちゃんと拾っとけ。
布団の中にも一粒入っとったではないか。



2/2(月)月曜定休

あー、髪の毛切りてー
と思ったら今日は月曜日で美容院は休みだし。

だいぶ髪が伸びてきたなあ
って言っても伸ばそう思ってそうしてきた訳なんだけど
どうも最近はうざったくてしょうがなくなってきた。
去年の秋に何を血迷ったか何年かぶりにパーマをかけ
ウェーブヘア用のワックスやクリーム、ムースなどを喜々として揃えたのだけど
今度はどうもストレートにしたくなってきたようだ。

取れかかったパーマヘアってのはちょっとばかし見苦しい。
生活感が丸出しで疲れた感じがしたりもするし
この人、日々の生活だけで精一杯で自分の事なんか構ってられないのかもね
なーんて感じに思われてしまうものである。
今まさに私がそれだ。
家にいてノーメイクで髪の毛を束ねてないと私一体これからどうなるの?
このままへたくそなスキーヤーみたいに真っ直ぐ止まらずおばさんまで一直線?
みたいな感じ。
パーマをかけてから2ヶ月半も経つという事はこの状態で放置しておいたらある意味犯罪ではあるまいか。
社会に迷惑がかかるのではないか。おいおい。

今の私は毛先がパーマ取れかけのボサボサで長さはミディアム
毛が顔にかかるとイヤなので結んだり。
でもこの結ぶという行為はなかなかの曲者でして
そんな事した日にゃ即刻おばさんになってしまうのでネジって上げてバレッタで止めて夜会巻き。
そうすると、あら、まとめとけばなかなかいいんじゃない?って思えてきて
やっぱりこのまま伸ばそうかな、なんてまた考えが二転三転。

やっぱ伸ばそう。
でもそろそろ毛先を揃える為に美容院には行かねばな。
明日は?
明日は第一火曜日で美容院は連休じゃん。


2/1(日)本屋の歩き方

早番で仕事帰りに本屋さんへふらっと寄ってみる。
本屋さんでの歩き方は大体決まっていてまずはmacの雑誌コーナーへ。
macの本って少ねーよなーなどと思いながら興味のある特集の時だけたまに買う。
今日はどうってことなかったのでパラパラめくるだけで雑誌を置く。iPodなんて興味ないしな。
しかしmacのコーナーで立ち読みしている人と逢う事はあまりない。
すいませーんと横から雑誌を取るなんて事も皆無だ。
やっぱユーザーが圧倒的に少ないんだろうなこの辺は。田舎だから。
macの雑誌が置いてあるだけでありがたいと思わなければならない。

はいー次。
次は住宅関係のコーナー。
ここはすごくたくさんの種類があるので見るのが大変。
どれもこれも参考になりそうでならなさそうで
結局だいぶ長い事とっかえひっかえ立ち読みするだけで買わずに終わってしまう。
しかしこういう本はたくさんの住宅メーカーがスポンサーになっているんだろうなと
巻末のはがきのぶ厚さで感じる。
はがきが5分の1くらい占めているんではないだろうか。
だったらなんでこんなに一冊の値段が高いのさ。
おもさま宣伝してるんだからもっとスポンサー料を払わんか。

そんな文句を言いつつも腰が痛くなるほど立ち読みした後は女性誌のコーナーへ。
はっ、まあいいやここは。
ファンデーションが無くなってきたので化粧品の雑誌をちらっと見て本屋さんを出る。

家へ帰ると旦那がビデオテープの整理をしていた。
朝、出がけに頼んでいったのだ。
そしたら子供が「ママも若かったんだね」と言うのでナンの事かと思ったら
デジタルビデオカメラで撮ってVHSに入れておいたものを見たのだと言う。
それは子供が保育園や小学校入学、まあそんな頃の日常を撮っていたもので
その中に私も写っていたらしい。
そりゃまそうだろ。私を撮るつもりは全くなくても少しは入ってしまうだろ許せ。
貞子より恐かったか?と、言われもしない事を想像してひとり被害妄想。

息子がまた更に「5年前くらいだからママも28くらいの時だね」

娘と違ってキミはいい子に育ったよ。


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