皆様、沢山の参加ありがとうございました。たった一度だけ、ほんの少しだけ登場しただけなのに、何故か心に残る人、「どうしているかな・・・」と気にかかる人、そんな素敵な人々をアンケートしました。
アンケートトップは「お役者の松吉さん」でした。やはりあの愛すべき人柄のおかげでしょうか、ぜひまた活躍して欲しいものですね。

投稿順(敬称略)
1 2

投稿者 題名 気になる人物 理由
たまこ 冬の月 おふきさん、徳兵衛さん このお話、せっかく心を許せる相手の出来た老人が、再び孤独な嫌われ者に戻ってしまうラストがあまりにも悲しくて、読み返したいのになかなか読み返せないのです。おるいさんと一緒に「なぜ、どうして・・・」とやり場のない気持ちをぶつけたくなってしまいます。
ぜひ、おふきさんの息子たちが考え方を改めるような事件が何か起こり、おふきさんが江戸に戻って機織りの技術を生かして、自分を取り戻した生活をしてほしい。そして徳兵衛さんも、人生の残り少ない時間をおふきさんと一緒に、幸福に過ごしてほしいです。
こでまり 人はみかけに 政吉さん(すぐに思い浮かびました) 女性としてはかわいそうな立場の「おていさん」と、お役目のためだけでなく、一緒になったことでホッとしました。いつ頃から政吉さんは心を決めたのでしょうね。おていさんと幸せな所帯を持っていることだろうと思うのですが、何かの時にもう一度登場してほしい気がします。
たまこ 水郷から来た女 おひろさんと(たぶん、おひろさんと結婚したであろう)小田源太郎さん
おひろさんと源太郎さんは(源さんの息子と同じ名前なんで、記憶に残っていました。前にも話題になりましたが、平岩先生は「源」の字がお好きみたいで)きっとこの二人は故郷に戻って結婚し、二人で剣の道場を継いで幸せに暮らしていると思いますが、何かで江戸に出てきて、かわせみの人々と再会し、また協力して捕り物に活躍する物語などあればいいなぁと思います。二人の間に子供が生まれていれば、源太郎くんや花世ちゃんと同じくらいの年頃だろうし・・・
たまこ 祝言 姫路藩士本田藤七郎さんと、おはつ(と同一人物?の初菊)さん 東吾さんとるいさんの祝言という、かわせみ物語中の最大イベントの脇役としてのこの物語、なぜか心に残るものがあります。初菊さんは、やっぱりおはつさんだったんでしょうか?
管理人 秋の蛍 お糸ちゃんとお父つぁんの長七さん 嘉助さんの孫娘を助けた褒美に罪を許された長七さんは船頭として娘のお糸ちゃんと幸せに暮しているでしょうか。お糸ちゃんはもう誰かいい人と所帯を持って、長七さんは可愛い孫を膝に抱いてのんびり暮しているかも知れませんね。
管理人 錦秋中仙道 宮越屋のおしまさんと木曾の新助さん 木曽の奈良井へ旅立って行った二人は、きっと雪深い里で、漆細工を作りながら仲睦まじく暮していると思います。出来上がった細工物を届けに二人でかわせみに泊りに来て欲しいなぁ。
紫陽花 冬の月 おふきさん “本当にそれでいいのか。その選択に後悔はないのか”と私は問いたい。その後、どうしているのかなぁ。幸せになったのかなぁ。
紫陽花 春の寺 おきぬさん 『冬の月』のおふきさん同様に“本当にそれでいいの?”と問いたい。その後、どうしているのかなぁ。やっぱり気になるなぁ。
ぷー 冬の月 結城紬の織物問屋のお内儀さん。ふきさん。 結局帰ってしまうのですが、その後体を小さくして息を殺してせっせと機を織って暮らすのかと思うととても哀しくて。また、折角話相手が出来て心が落ち着いた酒問屋のご隠居もその後どうなったのかと心配です。何だか昔も今も結局は家に、人情に縛られるのかと切なくなります。 もっと、自由に生きたいと思います。好きな所で好きな仕事をして生きたいと思います。例え一人で死ぬことになってもいいと思います。明日には冷たい骸になれるならそれも結構なんて。
千姫 浮世小路の女 菊花亭秋月
お秋7歳の時、八丁堀に住む医者の後添えの連れ子として東吾と出会う。お秋は新しい父親に馴染めず、ほんの数ヶ月で親類へ養女にやられる。
東吾5歳。
るいは母が亡くなった年で、暫くの間(半年くらい)親類に預けられていた。
「水郷からきた女」
他人でなくなって四年、夏の風邪をこじらせて高い熱を出して床についていたるいを東吾は三日間「かわせみ」に泊まって看病をした。お吉が「実(じつ)があるっていうか、情が深いっていうか、お嬢さんはいい方とめぐり合った」と言い、るいも涙をこぼした。「るいはいくつになっても泣き虫なんだな」と東吾か笑う。るいが「七つか、八つの頃、東吾様がるいの人形をぬかるみに落としてしまった時、そんなに泣くとお嫁にもらってやらないと叱られましたわ」これを東吾は「おぼえていないな」と答えた。

「浮世小路の女」
二人が晴れて祝言をあげ夫婦として暮らし始めたその年の秋・・・。東吾はお秋と出会い、るいの大事にしていた人形をうっかり溝に落とした時「もう、東吾様のお嫁になってあげません」この記憶がるいでなくお秋であったと気付く。

なんと、勝手な結び付けとお笑いください。東吾は惚れているから「お嫁になってあげません」という言葉をおぼえていた。るいは身分違いと言う立場を承知していたから「お嫁にもらってやらない」と言う言葉をおぼえていた。人の記憶ってこんなもんですよね。長い月日が経っても東吾と出合って、直ぐに思い出したお秋。東吾が妻帯したと知って挨拶なしに旅立ったお秋の心は。縦糸と横糸のかわせみに斜めに掛かった糸のようなお秋のその後、幸せならばいいけれど・・・。
畝源三郎
畝源三郎 やっぱこの人柄が気に入って、私のハンドルネームにしたくらいですから (^^) 最新作の設定は、もうおそらく明治まで10年足らずと思いますが、明治になったらどうなるのかなーと、小説のことなのに、よく心配というか気に懸けてしまいます。
zmzm 美人の女中 おきたさん ほんの一時,間に合わせでかわせみにきた女中さんで、嘉助さんにもあばずれと言われ、暗い過去のある人でしたが,ちょっと不思議な魅力がありました。またかわせみで人手が足りなければ、ちょっといやな顔をしながら来てくれそうです。
zmzm 能役者・清太夫 大川紋之助 忠三郎、仁科大助等、一度追い詰められ逃げた犯人は名を変え再び東吾さんたちの前に現れますが、彼は川に飛び込み逃げたまま・・のような気がします。でも記憶違いだったらごめんなさい。


| Home |