2005年の収穫

 10月10日体育の日で世間は賑わっていました。そのような中せっせと稲刈りです。

 今年の稲刈りの特徴は、バインダーを使いハセ掛けを行うところです。今までに見ていたハセは、細い雑木を足にしてその上に長い竹など里山の自然を利用していたものでした。

 現在では、里山に入ることも侭ならないのが現状です。そこで、現代風に作ることにしました。小口径単管をクランプで固定し、それに掛けて干しています。初めてのことでも非常に簡単に組めて、丈夫に仕上がりました。次は、いつ脱穀するか?見極めが難しいでしょう。(古代米のみ)

  

 ヒノヒカリは10月13日に雑草が少ないところ全てを刈り取りました。その日の夜に乾燥をお願いし、14日には玄米として手元に来ています。減農薬のため少ない収穫でしたが、これで1年間食べることができそうです。

 猪の被害も少なく後半は天気にも恵まれたため、非常に美味しいお米となりました。

 一部残っている圃場の赤米の収穫です。この作業のためにバインダーが故障をし、修理に時間が相当掛かりました。何せ修理工場までの往復だけで2時間近くが必要で、その間何もできません。田舎の辛い所です。それでもここまでできました。この作業で感じた一番のことは、狭い田圃での稲ですが、ハセ掛けとなると非常に沢山の稲ができていることです。刈っても刈っても減りませんでした。

 

  早速赤米を炊飯して食してみました。写真の混合比は1:4(赤米1に対しうるち米4)です。少し色が赤くなっている程度で、赤飯とまではいきませんでした。でも、味は普通の精米したご飯のようで、特に玄米の匂いがするということでもありません。美味しくいただけました。

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