2004年 田 植 完 了 !

 

 ここまで来れば今年の野良仕事も大半が終了したことになります。でも、米作りに関わらず、物作りというのは毎年同じようにはいきません。それがまた楽しみの一つになっているのかもしれません。大半が終了と言っても、自然現象によっては、これが始まりになるかもしれないのです。今年はどの様な年になるのか?不安と期待で・・・・・・!品種は、 ヒノヒカリ です。

今年の田植時間=一人で機械を動かして2時間で完了。失敗箇所は2箇所。まあまあの内容と思っています。

04taue-6.JPG (449628 バイト) 植え終わって1週間が経ちました。6月1日に植えて、写真は、6月8日です。生憎の雨で作業は捗りません。これ以降の作業は、水の管理と草刈だけです。(無農薬の場合は)それ以外に、除草剤を1回と病気と虫の発生状況に応じて薬を散布します。できるだけ量は少なくしているのですが、収穫を考えて、撒かざるを得ません。しかし、いつ見ても水だけは自慢できそうです。雨が降って濁っていてこの色です。一応草刈も済ませました。
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 例年と今年の作業で違いがあります。代掻き時の状態が違うのです。例年ならば、雑草が少なく3回以上の耕運の後に水を入れて代を掻くのですが、今年は、耕運の回数が雨で少なく、また、代を掻く時には未だ雑草が繁殖している最中でした。そのため、一部に成長したノビエが目立ちます。これが大きな違いです。今回散布の除草剤で効力が出るのか?様子を見てみます。

稲を管理するためには、雑草からの虫及び病気を避けなければなりません。そのための草刈は欠かすことができません。ただこのような中山間地域においては、圃場へ行くまでの通路についても草刈をする必要があります。田圃を持っている人達の集団で草刈をするのですが、私のところでは、今現在作っているのが一人なので、草刈も当然一人で行わなくてはなりません。

田圃の畦を刈るのに3時間、それ以外の通路の草を刈るのに6時間も要します。これから益々高齢になることを考えると・・・・・・。

棚田がどんどん減っていくのが判る気がします。

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体が動くうちは楽しく草と付き合っていきたいと思います。

作業が終わると、満足感が味わえ、それが唯一の励みになり、次の週にも作業ができるんです。(2004年6月16日)

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2週間後の元気な姿(2004年6月15日)

この成長を見て収穫を想像しています。

(捕らぬ狸の皮算用!)

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