2001年の収穫目指して大奮闘
2000年に最初の田起しをするが、天気を気にせず自分勝手に行った罰なのでしょうか、酷い目にあいました。トラクターが泥の中に減り込んでしまいました。一人で何とかしなければと思って頑張ってみましたが、道具が無いのが災いして時間が掛りました。写真を見てどう思いますか。簡単と思いますか?
先ず見ていただくのは耕運の状態です。
どうですか結構捗っているでしょ。この後です大変な事になったのは。次の写真のとおりの状態です。15馬力の小さなトラクターでも泥が詰まっているので、相当の重量が掛っていて人の力では動くはずがありません。小さいながらも大きな力が出るラチェットを買いました。
何とか引き上げた後の状態です。この深さを見てやってください。判ってもらえるでしょうか?水気を含んだ泥がこんなに重いとは思いもしなかったのが本音です。
このままではいつまで経っても耕運機が掛けられないと思うので、水抜の溝を掘り早く乾燥するようにしました。これも山地でお米を作るための一つの欠かせない作業ということを聞いたのです。そこで下の写真のように何とか轍を埋め、排水用の溝を掘ってみました。4月4日に行った作業です。
水抜き作業から4日後の田圃です。何とか耕運が出来る程度に水が無くなっているようです。
ここまでくれば耕運機も埋まることなく安心して動かせます。出来ました。それも以前のような出来ではなく思った以上に綺麗に仕上がりました。仕上がった喜びも一入ですが、それ以上に嬉しかったのは、下の画像の土手に土筆が沢山あり卵とじで食べられたことです。
米作りの原点はアウトドア精神にあると実感しました。田圃を前にガソリンストーブで湯を沸かし定番のラーメンを作っているところです。食後にはコーヒーを飲む。いつものキャンプと変らない生活です。