実験映画
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この作品は、<フィルム上の映画の時間>をテーマにしている。
ふと、僕の部屋の窓に掛かっているスダレに音階を意識し、
改造した16ミリカメラで撮影を行った。
サウンドトラックにまで写し込んだ映像。
フィルム上では画と音は同一
であり、ぴったりシンクロしている。
しかし、映写機の構造上、音の再生部分が画から離れているため、
スクリーン上では画と音がズレてしまう。
だが、音の先行分を一つのフレーズとして編成すると、
スクリーン上のズレがきっちりシンクロしているように見えてしまう。
ネガにプリントした本編、デッサン編、
そして、ポジにプリントした本編という構成になっている。
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