映画創世記、映画の撮影機は映写機でもあった。
 
  (リュミエール兄弟(又はLéon Bouly)のcinématographeや、André DebrieのDebrie Sept 35㎜など)
 
  色々出来るということは、ワクワク度も高いのだが、、、、、、、
 
 しかし、 いつしか撮影機は撮影だけ、映写機は映写だけになってしまった。
 
 
 奥山が、この作品で使用する撮影機に、
 
 映写機の機能は、ない。
 
 
 ないなら、あるを観たい。
 
 なら、あるを観たい。
 
 あるを観たい。
 
 観たい。
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2016年度 奥山順市 作品

  
インスタレーションと
フィルムパフォーマンスの実験映画
  
 題名『歩くスクリーンと人力のカメラ映写機』
 



(左)16ミリ撮影機を映写機にする。(右)映写機として使用する16ミリ撮影機。(上)スクリーンに投影された、赤色フィルター・シャッター。




2016年11月5日のパフォーマンス










歩くスクリーンは光を作り、

動きを生み出す。

カメラ映写機 16ミリ
上演時間
約5分


      



<作品コメント>

  スクリーンと一体型の上映形態。


映写機は撮影カメラ。


スクリーンは歩く。


映写技師は、
ハンドクランクの動きで、光を生み出し、


撮影カメラ映写機のシャッターを、
手で回す。


動きを休むと、光は消えてゆく。
シャッターを止めると、光は隠れてしまう。



これは、人力パワーのエコ・ムービーでもある。









奥山順市のマイフレーム表紙

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