奥山順市の
「映画発掘計画(2014〜 )」について。
フィルムの灯が消えかかっている今、あらためて襟を正し、
フィルム映画の特徴や魅力、知らなかった事などを掘り起こして、作品化することにした。
奥山順市のライフワークは、既存の映画をぶっ壊して作品化した「映画解体計画(1968〜1972)」*注@、
破壊の後の創造に精進した「映画組成計画(1975〜2015)」*注A、
“映画フィルム考古学” という切り口でスタートした「映画発掘計画(2014〜 )」*注Bに分類される。
ライフワーク以外の作品は「その他(1964〜1974)」。作品未満は「番外(1962〜 )」。
*注@「映画解体計画(1968〜1972)」<全7作品 『Frameless 35』、『切断』、『わっか』、『手ごめ』、『No Perforations』、『Frameless 16』、『紙映画』>
*注A「映画組成計画(1975〜2015)」<『Le cinema・映画』に始まり、『我が映画旋律』、『浸透画』、『時の流れに乗せて』、そして『皮のフィルム』までの多くの作品群>
*注B「映画発掘計画(2014〜 )」<『W8光学トーキー』、『未現ゾーン浸蝕』、『未現ゾーン浸蝕 反射像・透過像』、『生ヒルム裏』、そして次回作>

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