動けなくなった8ミリ映画



2006年度 奥山順市 作品

 ライブの実験映画

 題名動けなくなった8ミリ映画
 
       

2006年9月16日 日本科学未来館で上演中(初演)の奥山順市


フォーマット シングル8映写機 
上映時間 5分


<作品コメント>


切れ


ベルト切れ!!


モーターへたり!!!


よって、

このシングル8映写機は、

使い物にならんのじゃ。


普通なら絶対ゴミ


でも一箇所だけ、元気ビンビンの所があるんじゃよ。


それは、

音声再生機能!!!!



そうなんじゃ。

この作品は、映写機小さなを使った

フィルム使わないライブ作品なのじゃ。

奥山は、映写機を 優しく抱っこして

動き回りながら

演奏開始!!!!!


映写機で奏でる音楽 ?!

映写機本体が楽器となる。

「FILMUSICA」同様

皮膚で感じ、聴覚でミル?映画なのだ。


シングル8映写機は、トーキーシステムの映写機だ。


我々が、録音できるシングル8フィルムを撮影する場合、
音声は磁気で録音され、映写機でトーキーとして再生することができる。


販売されていた劇映画等のシングル8ミリフィルムのソフトは、
ほとんどが光学で記録されているため、光学再生機能を利用することになる。


奥山は、8ミリミリ映写機の光学サウンド再生システムを利用し
小さな光をコントロールさせながら、ライブで演奏?するのだ。








奥山順市のマイフレーム表紙

フィルモグラフィー