この作品は、裸眼立体視の3D実験映画である。 |
ぶっ壊れた16ミリの立体カメラ、「僕はどうしても回したい!」 |
作者は、そのままで立体観察(交差法)が出来る被写体を探しながら、
ぶっ壊れた16ミリの立体カメラを回すことだけ念じつつ、
立体撮影と立体風撮影とのコラボレーションを行った。 |
回れ!立体カメラ!回れ!立体カメラ!回れ!立体カメラ!回れ!・・・・・・・・ |
最近の作者が夢中になっているのは、街へ出て何でもかんでも交作法で
立体観察をしちゃう事。
例えば、2つ並んだ同じ椅子。2つ並んだ同じ形の自動販売機。
2つ並んだ公衆電話。電車の前の席に2つ並んだ顔やつり革。 等々。
また、スーパーマーケットでは色々な商品たちを2つ並べて観察。
そして気が向けばこの作品のように、左右の指を目の前に出して交差法の
立体視を行いながら街を彷徨うのだ。 |
日常生活の中で広がる別世界。
この作品は、そんな作者の3Dな日々を綴ったある種の日記映画でもある。 |
この作品の題名は、映画を見た後の気分をダイレクトに表現した
駄洒落のローマ字風表記である。
(ヒントは、6時の1時間前を頭の中で3回唱える事。) |