2004年度 奥山順市 作品

立体実験映画


題名「OMEGAHEROME





フォーマット    16ミリ 
上映時間
 11分
観賞方法 立体(交差法) 


この作品は、裸眼立体視の3D実験映画である。
ぶっ壊れた16ミリの立体カメラ、僕はどうしても回したい
作者は、そのままで立体観察(交差法)が出来る被写体を探しながら、
ぶっ壊れた16ミリの立体カメラを回すことだけ念じつつ、
立体撮影立体撮影とのコラボレーションを行った。
回れ!立体カメラ!回れ!立体カメラ!回れ!立体カメラ!回れ!・・・・・・・・
最近の作者が夢中になっているのは、街へ出て何でもかんでも交作法で
立体観察をしちゃう事。
例えば、2つ並んだ同じ椅子。2つ並んだ同じ形の自動販売機
2つ並んだ公衆電話。電車の前の席に2つ並んだ顔つり革。 等々。
また、スーパーマーケットでは色々な商品たちを2つ並べて観察。
そして気が向けばこの作品のように、左右の指を目の前に出して交差法の
立体視を行いながら街を彷徨うのだ。
日常生活の中で広がる別世界
この作品は、そんな作者の3Dな日々を綴ったある種の日記映画でもある。
この作品の題名は、映画を見た後の気分をダイレクトに表現した
駄洒落のローマ字風表記である。
           (ヒントは、6時の1時間前を頭の中で3回唱える事。)



       3D観賞の前に>
会場の前に貼られたポスターの
  トレーニング用立体写真で
    練習して下さい。
上のスチール写真でも3DトレーニングOK!
ポイントは、左右の黒点が重なるように見ること。
(実際の上映に黒点はありません。)


裸眼立体視のトレーニング画像はこちら。



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