実験映画

奥山順市 作品

題 名

「スウイング・ムービー’98」

フォーマット
16ミリ3台・8ミリ3台・70ミリ1台・ビデオカメラ3台・モニター6台・ライヴ
上映時間
ループ(エンドレス)
制作年度
1998年

 

 

・・・・・・作品について・・・・・・

 

この年、恵比寿の東京都写真美術館で

奥山順市展が開催された。

これは、その時の主要展示物である。

 

薄暗い展示室には、

コア巻きフィルムを引き延ばした

卒塔婆の様なフィルムが、

林の様に立ち並んでいる。

 

映写機や映像投射装置類も

点在。

 

その間を、

映像が風の様に

揺らめきながら

吹き抜けて行く。

 

入場者は、

入り口で半紙を受け取り、

展示室を動き回りながら

半紙で、自分だけの映像を

切り取る事が出来る。

 

これは、

【映画の環境を体験する】

映画なのだ。

 

 

 

 

{その他の展示物}
・「光を浴びて」(16ミリ)
・「リュミエールから」(16ミリ)
・「カメラを回す男」(DV)
・「ウエルカム・ゲート」(VTR)
・資料展示
・主要全作品の上映
・実験映画体験教室の開催

 

奥山順市展の詳細は、カタログ

(96ページ)を参照して下さい。

東京都写真美術館

1Fの

ミュージアム・ショップで販売中

 

 

 

この時の様子は

「奥山順市展の記録」

(2000年度・ビデオ作品・25分)

に詳しく収録されています。

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