実験映画

奥山順市 作品

題 名

「INGAの世界」

フォーマット
16ミリ
上映時間
11分
制作年度
1996年

・・・・・・作品について・・・・・・

 

ネガの持つ意味合いを

多面的に捉えた作品。

 

陰画、印画、因果等の意味を踏んで

制作した。

 

気重で陰鬱な男の動き。

単調な男の動きが、

ネガとポジとの重なり、

陰と陽と相まって、

踏み込む足音の背後に感じる

聞こえぬロシア民謡に乗って

リズミカルにひとり動きを始める。

 

生フィルムの製造以外は

現像から上映プリントの作製まで、

総て自家処理。

 

因みに、この映画の上映プリントは

ネガフィルムにプリントしている。

 

 

16ミリの上映、可能。
 

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