2001年雪の立山黒部アルペンルート簡易旅行記・1日目

4月22日


 京都8:59発の新快速に乗ろうと実家を出発するが,家を出るのが遅くまた丹波橋での近鉄の接続が悪く,京都に着くと9時を回っていた.

 仕方なく新幹線で米原まで先回りしなくては...

 駅の窓口で行程表のメモを見せながら「米原まで新幹線自由席,岐阜から高山線で富山経由黒部までと岐阜11:02発富山までひだ号指定席特急券」と頼むと素早く発券されて購入した.が,新幹線改札機を通ろうとしたらひだ号の指定席が富山まででは無く高山までとなっているのに気付き慌てて変更を申し出た.富山高山は漢字が非常に似通っていて紛らわしい.さっきの係員はすばやく再発券してくれたが,きっちり差額を請求した.
▲乗車券,特急券


 新幹線こだま号もギリギリ間にあったという感じで,家を出るのがもう5分遅かったら間に合っていなかっただろう.新幹線車内では買い込んだスポーツ新聞で阪神サヨナラ勝ちの記事を見ながらあっという間に米原到着,普通列車,快速列車を乗り継ぎ岐阜到着.ここで特急ひだ号に乗り換える.

 なぜ高山線経由で行こうとしたかと言うと...サンダーバードは指定が満席だったし,たまには高山線経由もいいかなぁ〜っと思ったから.高山以北は初乗車だし...

 ひだ号は日曜日なのに比較的空いている.自由席でも余裕で席が取れそうだった.私の乗った指定席号車はなぜか前の方は誰も乗っていないのに後ろ5列程度に客がかたまっており,私の隣もすでに他の乗客が乗っていたので私はあいている席に座ることにした.おそらく途中から大量の団体客が乗ってくるのだろう.

 下呂で私の指定席の隣の客が降りたので私は指定の席に戻った.ところが,下呂からの別の客が私の隣に座ってきた.前の方はがら空きなのに...やはり高山から大量の団体客が乗ってくるのだろうか.

 高山に着いたが,結局ほとんど乗客は乗ってこない...私はまた空いている座席へ移動した.結局終点富山までがら空きの席には,誰も乗ってこなかった.どういう指定券の発行の仕方をしてんねん.

 富山で普通列車に乗り換え,魚津着.魚津ではヨーロッパ旅行記でお馴染みK口くんがお出迎え.今日は特に行くところを決めていなかったがとりあえず親不知へ行こうということになった.天下の険と言われた難所も今は高速道路であっというまである.今回は高速では無く一般道で行ったがトンネルで貫いており難所という雰囲気は無い.

富山湾に沈む夕日
▲富山湾に沈む夕日
 親不知から再び魚津へ戻る途中,富山湾に沈む夕日が美しい.おそらく明日は晴天になることだろう.(今日は立山頂上付近雲ばかりでおそらく室堂での眺望は期待できなかったであろう)

 帰り道新しくできたという寿司屋で夕食にすることにしたが,満員で待ち行列.10人くらいかと思ったら,よ〜く店の中を覗いてみると店を一周するように待っている人,人,人.総勢50人は越えているようだ.これはとても待てないと判断し,K口くんの寮へいったん引き上げた.

荷物を整理してから今度は別の海鮮丼店へ向かう.予想以上にうまく,あたりの店だった.ちょっと注文し過ぎて満腹.

 再び寮へ戻り,明日のプランを決める.今日市民マラソン大会に参加したというK口くんは疲れもあろうかということで,アルペンルート通り抜けはあきらめ室堂折り返しにすることに決定,朝は早起きはせず,車で立山駅まで向かうことに.


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