新しい年、2000年に

あけましておめでとうございます。
開設以来、たくさんの方々にお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

さて、いつも新年を迎えると、何か新しいことをと思うのですが、さすがに一年前はインターネット上からこうして今年の挨拶をすることになっているとは、思ってもいませんでした。世の中何が起こるかわからないものです。

予想外のことといえば、この水の譜を製作するにあたって思わぬ成果をあげたのが、「立原道造の詩による作曲一覧」でした。一度は完成させ、自分の研究資料にしようと思っていたものが、しばらくそのままになっていたのを思い出し、それならばと、ここに載せるために再調査を始めました。が、今回調べれば調べるほど、たくさんのデータが見つかり、当時の調査の甘さを痛感し、またこの詩人の詩が、いかに愛されてきたかということを目のあたりにしました。

改めて、ご協力いただいた国立音楽大学附属図書館・情報サービス様、日本作曲家協議会様、また直接ご返答いただいた作曲家の皆様に深く御礼申し上げます。

そんなわけで、今年もこんな思いもよらぬ結果となる何かがやってこないものかと、今から期待を膨らませています。

今年もどうぞよろしくお願いします。<2000.01.01 vol.2>

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