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ペイントショップの一角。 これが見本。1959年とある。これがレスポールの「原型」なのだ。 |
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ギター工場の取材の後、いよいよボクのヴィンテージ・ギター捜しがはじまった。ギブソンの広報担当者も付き合ってくれることになった。彼もヴィンテージ・ギターには目がないようだ。 最初は、世界的にも有名なダウンタウンにあるグルーンギターズを訪ねる。日本からのオーダーもかなりあるらしい。最近はエレキのヴィンテージよりもマーティンなどのアコースティックに力を入れているようだ。店の奥にヴィンテージが30本ほど展示されていた。60年代のES335、355がほとんどで、値段は 程度と年式にもよるが、2000〜4000ドル程度。残念なことに気に入ったギターとは出会えなかった。正直言うと、東京でもヴィンテージを捜すことは可能だ。ただ目利きじゃないと失敗するのもヴィンテージなのだが。 ボクの友人に筌尾正というギタリストがいる。彼のヴィンテージ・ギターのコレクションは有名だ。ある時、彼に「ヴィンテージ買いたいと思ってさぁ」と言うと、「ギターは出会いも大切だからなぁ」と言う。ナッシュビルでギターを買いたいと思ったのは、彼の言葉を聞いたからだった。憧れのギブソンの聖地でギターと出会えたらなぁ、と思ってわけだ。見つからなくても「今回は出会いがなかった」と諦める心の準備はできていた。 ボクよりも編集長やギブソンの人のほうが心配してくれていた。「ヨシフミさん、次ぎの店行きましょうよ」と編集長が次ぎの店へサターンを走らせる。 次ぎの店は「チェンバーズギター」だ。ギブソンの人が紹介してくれた。彼は以前この店でギターを買ったそうだ。グルーンギターよりも新しい店だ。こぎれいな店内には新しいギターやアンプが展示されていた。店内の奥にブィンテージが展示されていた。本数は15本ほど。やはりES335が多い。程度も値段もグルーンギターと同レベル。多分、アメリカではヴィンテージ・ギターの売買は専門誌やコレクター、バイヤーをとおして買うのが普通のやり方らしい。いいヴィンテージは店頭に出る前に売れてしまうらしい。なるほど。 ギターとの出会いは、いつ訪れるかわからない。気長に捜すことにすることにした。でも、大人3人でギターを捜しに行ったのは楽しかったなぁ。編集長もギブソンの人も子供みたいな顔だった。 NEXT>>> |
塗装工程前のレスポール。 一切の妥協を許さないのが、ギブソンの姿勢だ。 (拡大写真) ギブソンのラッカー塗装は最高に美しい風合いと、 トーンを引き出すためのものだ。(拡大写真) |
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