アンの青春の明日が輝く言葉−第130回                 松本侑子ホームページ

 日々の細々(こまごま)とした家事も、仲間づきあいも、アンには親しいものになっていた。そうした日常に情熱をそそぎこむことによって、美しさと喜びのあるものへと高めてきたのだ。

『アンの青春』第26章

 家の用事、人づきあいは、こまごまとして、雑多で、忙しく、面倒なものです。
 しかしアンは、そうした家事、交際に、熱意をこめて取りくむことによって、やり甲斐のある喜ばしいものへ、変えていきます。
 家事も、人づきあいも、生きるのに欠かせないことです。
 だからこそ、楽しみを見出しましょう! ありふれた日常が、幸せなひとときへ変わっていきます。

松本侑子

『アンの青春』(モンゴメリ著、松本侑子訳、集英社)より引用
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