アンの青春の明日が輝く言葉−第104回                 松本侑子ホームページ

「やがて小道は、まばゆい陽ざしのこぼれるブナの森を通った。ブナは黄緑いろに芽吹いた若葉をまとい、あたりの空気はきらめく金色のワインのよう、森の地面は木もれ日がきらきらとモザイク模様をうつしていた」

                        
『アンの青春』第13章

 いよいよ皐月ですね。若葉が輝やいています。黄緑の葉のいろを映して、空気も金色のワインのようにきらきらしています。地面には、木漏れ日がちらちら踊ってます。
 どうぞ新鮮な空気を胸いっぱいに吸って、良い休暇をおすごし下さいね。

松本侑子 


『アンの青春』(モンゴメリ著、松本侑子訳、集英社)より引用
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