アンの青春の明日が輝く言葉−第105回
松本侑子ホームページ
鶏肉、フルーツケーキ、砂糖煮を、いかにも優雅でしとやかな仕草で口に運ぶので、まるで神々の食べ物(アムブロージア)か甘い蜜でも食べているようだった。
『アンの青春』第20章
グリーン・ゲイブルズに来たお客さんが、とても優雅に食べ物を口にはこび、アンは、うっとりと見とれます。ごく当たり前のお献立でも、きれいに、美味しそうにたべることのできる人は、男の人でも、女の人でも、すてきですね。
あなたも今日は、エレガントな食べ方に気をつけてみてください。
アロブロージアは、ギリシア神話の神々の食べ物で、これを口にすると、不老不死になるといういわれがあります。
松本侑子
『アンの青春』(モンゴメリ著、松本侑子訳、集英社)より引用
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