アンの青春の明日が輝く言葉−第99回 松本侑子ホームページ
新年度、新学期の始まる四月は、初めての人の前で挨拶をしたり、話をする機会が増えます。そんなときは、誰でも緊張します。 でも、本人はどんなにあがっていても、他人は、あまり気づかないものです。 人前で話すのは恥ずかしい、アガッテいるのを人に気づかれるのが恥ずかしい、というかたは、ここは一つ、アンのように本当は口から心臓が飛び出そうでも、涼しい顔をして、ゆったりと振る舞ってみてください。すると、人にはわかりません。そればかりか、自分自身も、だんだん落ちついてきます。私も緊張しそうなときは、いつもそのようにしています。 松本侑子
『アンの青春』(モンゴメリ著、松本侑子訳、集英社)より引用 著作権保護のため、無断転載を厳禁します |