アンの青春の明日が輝く言葉−第65回 松本侑子ホームページ
「人生とは退屈で、味気なく、生き甲斐がないものだ」とは、もとはシェイクスピアの悲劇『ハムレット』で王子ハムレットが語る厭世の言葉です。モンゴメリはこの一節を『赤毛のアン』にも引用しています。 誰でも、人生が無意味で、生きる価値もない惨めなものに感じられる日があります。あの楽天的なアンですら、そうなのです。 だから落ち込んでも、人生を諦めずに、自分をいたわって、楽しいことをして、のんびりと過ごしてみてください。いつかまた気持ちが明るくなりますよ、きっと。 松本侑子
『アンの青春』(モンゴメリ著、松本侑子訳、集英社)より引用 著作権保護のため、無断転載を厳禁します |