幸せになる『赤毛のアン』の言葉−118
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「アンの妖精の対話劇が終わって走って退場したとき、バラが一輪、アンの髪から落ちたの。それをギルバートったら、ひろって胸のポケットにしまったのよ」
『赤毛のアン』第25章 ダイアナの台詞
アンを恋するギルバート少年のふるまい……。そんなシーンを目撃したら、私もドキドキしたでしょう。少年の初々しい恋心を感じます。
松本侑子
『赤毛のアン』（集英社文庫、松本侑子訳、800円、2000年）より引用／2001.6.3
