幸せになる『赤毛のアン』の言葉−84                     松本侑子ホームページ

「過去は忘却のマントで覆うことにいたします」

                        
『赤毛のアン』第18章

 誤解されても、喧嘩しても、お互いに不幸な過去は忘却のマントでおおって忘れてしまい、また一から仲良くしよう。もともとはイギリスの女性詩人ヘマンズの詩『ジェノヴァの夜の一幕』の一節(くわしくは、新刊『赤毛のアンに隠されたシェイクスピア』ご参照下さい)。
松本侑子


『赤毛のアン』(集英社文庫、松本侑子訳、800円、2000年)より引用/2001.3.15.