幸せになる『赤毛のアン』の言葉−38                     松本侑子ホームページ

「ソバカスだらけで赤毛だなんて、よくも言ったわね。あんたなんか、無礼で、礼儀知らずで、思いやりがないわ!」

                        
『赤毛のアン』第9章

 アンを見にきた隣人のリンド夫人は、みっともない子だと言う。
 するとアンは、そんなことを面と向かって言うのは失礼だと、はっきりと本人を批判する。アンは強い女の子。絶対に泣き寝入りしない。
松本侑子


『赤毛のアン』(集英社文庫、松本侑子訳、800円、2000年)より引用。