幸せになる『赤毛のアン』の言葉−37                     松本侑子ホームページ

「本音を打ち明けられるような、心底気の合う友だち、心の同類よ。そんな友だちに出逢いたいと、ずっと夢みてきたの。」

                        
『赤毛のアン』第8章

 心から気の合う友だちは、すぐは見つからないかもしれない。
 でも今訳している『アンの青春』に、こう書かれている。「アンは常日頃から、気の合う人がいないかどうか周囲に気を配っていた」と……。
松本侑子


『赤毛のアン』(集英社文庫、松本侑子訳、800円、2000年)より引用。