幸せになる『赤毛のアン』の言葉−16                     松本侑子ホームページ

「一目見た時から、私たち、心の同類だと思ったわ」

                        
『赤毛のアン』第4章

 アンが、マシューとの出会いについて語った言葉。
 初めて顔を合わせたときから、時には、まだ言葉もかわさないうちから、永遠の友だと思える人がいる。なぜかしら不思議とひかれあう気持ち……。
 長い歳月をかけてつちかっていく友情もステキだけれど、一目惚れの恋のように、最初に感じたときめきも大切にして、友だちを作っていこう。
松本侑子


『赤毛のアン』(集英社文庫、松本侑子訳、800円、2000年)より引用。