目次
第1章 せせらぎが河と出逢うところ
第2章 見よ、あの川の夢見るさまを
第3章 河は呼んでいる
第4章 私は思いあこがれる 海のはじまりを 陸地の果てを
第5章 青い波で岸辺を打ちしめよ
第6章 陸にも海にも風が音をたてて吹いている
第7章 この世の潮に流され、あなたを忘れ去っても
第8章 灰色の海 長くのびる黒い陸地
第9章 ただ一人の恋人よ、私は忘れたのでしょうか、あなたへの愛を すべてをさらっていく時の波にへだてられて
第10章 ふときらめく光に、私は感じる 遠い海の輝きを
第11章 潮満ちて 波はしずかに泡もなく
第12章 流れの路は眠るようにとどこおる
第13章 ツバメは夏がくると波をわたって帰ってきます
第14章 人は来て、また往くけれど 私は永遠に流れていく
第15章 時間と空間の境をこえて 潮に遠く運ばれようとも
第16章 帰らざる河
第17章 海と川の恋文
第18章 川よ、清らかであれ! そこに夏がまっさきに訪れ 長くとどまるように
(章タイトルは、『海と川の恋文』という本のタイトルを別にすると、19世紀の英米詩から、それぞれの章の内容にあった一節を選び、筆者が訳したものです。出典は、本の巻末に掲載しています。)
カバーの装画は、イラストレーターの那須香おりさんです。
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