◇3/13(土)アン、ミス・バリーのベッドに飛び乗る〜第19章「演芸会、悲劇、そして告白」
アンは生まれて初めて夜の演芸会へ出かけ、ダイアナの家に泊まり、お客さま用のベッドに寝かせてもらうことになりました。嬉しさいっぱいのアンはベットに飛び乗ったところ、なかには、ダイアナの気むずかしい大伯母さんが……。その後の騒動と、アンが老嬢ミス・バリーの心をつかんでいく気持ちのいいシーンも読んでいきます。
この章でアンは演芸会へ行き、友人たちが詩を朗読するのを聴きます。同級生のギルバート少年は、英国の女性詩人ノートン作の詩「ライン河畔のビンゲン」を朗読しながら、ある方法で、アンへの特別な好意を示します。引用元の詩を知っている人だけが、ギルバートの愛情表現のサインを理解できます。それは何でしょうか……?
ノートン作の詩をご紹介しながら、一歩深い読解を楽しみましょう。
舞台となったドイツ、ライン河畔のビンゲンの町に行ってきた時の模様も、お話しします。
◇3/20(土)アン、赤毛を染めたら緑になった!〜第27章「虚栄心、そして苦悩」
アンは悩みの赤毛を黒くしようと髪を染めます。しかし結果は、気持ちの悪い緑色に……。マリラとアンの大いに笑える会話のやりとりを読んでいきます。
この章でアンが語る引用は、スコットランドを代表する作家サー・ウォルター・スコットの長編詩「マーミオン」の一節です。『赤毛のアン』にはスコットの作品がかなり引用されていますので、スコットの文学とスコットランドを旅した文学紀行について資料を配付してお話いたします。
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