アンの青春の明日が輝く言葉 第122回
「人生は、人をみじめなままにしておかないの。たえず慰(ルビ/なぐさ)めようとしてくれる……。たとえ不幸な気分にひたって感傷的になろうと思っても、人生は、私たちを明るくしてくれるのよ」ミス・ラヴェンダーの言葉──『アンの青春』第23章
落ちこんでいると、元気になる気力さえわかず、このまま憂鬱にひたっていたい、立ち直りたくない、とすら思います。
しかし人生は、あなたをうち沈んだままにしておきません。
元気づけよう、ほがらかにしようと、小さな声で呼びかけています。そのささやきに、耳をすましてください。
傷ついた体が治るように、傷ついた心にも自然に治る力があります。その偉大で不思議な魔法にゆだねてください。(松本侑子)
今日の言葉とコラムは、新刊『アンの青春の明日が輝く言葉』(松本侑子著、ディスカバー21発行、1200円)P.80〜81に掲載しています。またの機会に、ぜひ書店でご覧ください。
この夏、携帯電話のサイト「新潮ケータイ文庫」で、松本侑子の最新小説『優雅なるロマンスグレーの美女遍歴あるいは愛娘物語』の連載が始まりました。月額200円で、松本侑子作品のほか、いろいろな人気作家の小説を読むことができます。詳しくは次のページをご覧ください。
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