アンの青春の明日が輝く言葉 第120回

「気位が高くて、おまけに不機嫌(ふきげん)になってむくれる性格だなんて、始末におえないくみあわせなのよ」ミス・ラヴェンダーの言葉──『アンの青春』第23章

ミス・ラヴェンダーは、恋人とケンカしたあと、プライドの高さから素直に謝ることができませんでした。おまけに、彼がおわびにきたときは、ふくれっ面(つら)をしてむくれて、無愛想に接しました。
その結果、恋人は去り、ミス・ラヴェンダーは25年間、孤独な日々をすごします。 気まずくなった人が大切な存在なら、「プライド」、「ふくれっ面」はひとまず置いて、仲直りしましょう!(松本侑子)

今日の言葉とコラムは、新刊『アンの青春の明日が輝く言葉』(松本侑子著、ディスカバー21発行、1200円)P.76〜77に掲載しています。またの機会に、ぜひ書店でご覧ください。

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